SACD 輸入盤

交響曲第8番 マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
900166
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ブルックナーの名作「交響曲第8番」
ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団の演奏で登場!


1943年生まれ、2018年に75歳となったヤンソンス。1972年のデビュー以来、様々なオーケストラの首席指揮者を歴任し、数多くの録音もリリースしてきました。
 ドイツ・オーストリア作品とロシア作品を得意としているヤンソンスらしく、バイエルン放送交響楽団とベートーヴェン、ブラームス、ショスタコーヴィチの交響曲録音、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とマーラーの交響曲録音がありますが、ブルックナーの全集はありません。ブルックナーの録音はこれまでに、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との第3,4,6,7,9番、そしてバイエルン放送響とは2007年の第7番があるのみでした。ヤンソンスの指揮でブルックナーの最高傑作「第8番」が聴ける日を心待ちにしていた人も多かったのではないでしょうか?
 ここに満を持して、第8番の演奏が登場いたします。ヤンソンスは1890年稿を使用。全体はおよそ80分と、CDフォーマットでも1枚に収まるすっきりとしたテンポではありながら、第3楽章アダージョを少し早めにし、第1楽章と第2楽章を比較的ゆったりと演奏することでメリハリを持たせています。
 マーラー作品のように、各声部を際立たせることに注力するのではなく、宇宙の創造を思わせる法悦的な高揚感がブルックナー、とりわけ第8番の聴かせどころですが、ヤンソンスはこの点でも文句なし。バイエルン放送交響楽団の持てる力を全て発動して、素晴らしい音の伽藍を組み上げています。ブックレット(ドイツ語&英語):イェルク・ハントシュタイン。(輸入元情報)


【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108(1890年稿)


 バイエルン放送交響楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2017年11月13-18日
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

 Recording Producer: Wilhelm Meister
 Balance Engineer: Winfried Messmer
 Editing: Leonie Wagner
 Mastering Engineer: Christoph Stickel

収録曲   

  • 01. Bruckner Symphony No. 8: I. Allegro moderato [16:38]
  • 02. II. Scherzo. Allegro moderato - Trio. Langsam [15:24]
  • 03. III. Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend [24:50]
  • 04. IV. Finale. Feierlich, nicht schnell [23:16]

ユーザーレビュー

総合評価

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ブルックナーの交響曲はゴツゴツした5番8番...

投稿日:2020/11/16 (月)

ブルックナーの交響曲はゴツゴツした5番8番系が得意な指揮者と流麗な4番7番系が得意な指揮者に偏る印象。ウィーンで演奏された2007年?の7番がとても良い演奏だったので、ヤンソンスさんの場合は流麗系が得意なのかなと思い、はたしてこの8番はどのように料理するのかと気になっていたが、どうやらかなり苦心して流麗系によせた感じだ。そもそも8番がゴツく聞こえるのは旋律が流麗系より音楽的に歌いにくいのと、同じ旋律内で楽器が頻繁に交代することから旋律が一貫して聴こえにくいこと、そもそも金管楽器の出番がめちゃくちゃ多いことからくると思われるため、流麗に聴こえさせるためには超えるべきハードルがたくさんある。にもかかわらず大変にしなやかで自然な演奏。目が覚めるような刺激や驚きは全くないが、耳に入ってきやすい演奏で良いと思う。実際はこの曲をこのように聴かせるのはとてつもなく難しいことで、相当なトレーニングを積んだのではないかな。でもせっかくここまでやってくれたのなら、もっとテンポを速めて前時代的なテンポから脱却してみてほしかったな。スコアを見るにブルックナーの頭の中で鳴っていたであろうこの曲のテンポは今の標準よりかなーり早いと思うのだけど。

わたあめ さん | 北海道 | 不明

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バイエルンRSOのサウンドはブルックナーに...

投稿日:2018/07/14 (土)

バイエルンRSOのサウンドはブルックナーに相応しい 長年月多くの名指揮者とのブルックナー演奏経験の蓄積が生かされている ヤンソンスは造作もなく安心感を持ってこの大曲に望めたのだろう 中庸をいく演奏と言える 決して個性や特徴がないという意味ではない 万人に受け入れられるだろう 第一と第二両楽章はAllegro moderatoと同じ指示記号で始まる ヤンソンスは第二楽章3/4をこのテンポで三つ降りしている これは一つ振りにすべきだが 問題は第一楽章2/2を四つ振りしていること これは二つ振りのAlla breveだが 百歩譲って4/4で通したとしても 四分音符が第二楽章のそれより長い(遅い) 第二楽章のTrioが遅すぎることを含め 第一・二楽章で聴き疲れてしまう その後にAdagioが来るのだから 音楽が肥大化して感動の焦点が定まらない 演奏時間80分のどこが遅いのかと反論もあろうが もうこうした大時代の亡霊を追うのはやめよう スコアに戻って音楽に奉仕しよう ピリオドの精神をブルックナーにも反映した時 真の姿を見せてくれる 誰よりもブルックナーが130年待っている

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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