CD 輸入盤

交響曲第8番 シャイー / コンセルトヘボウ管

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
466653
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

第4楽章(フィナーレ)再現部に仰天!
ブルックナー:交響曲第8番
シャイー / コンセルトヘボウ
シャイーのブルックナー交響曲サイクル完結編は、色彩的で入念に歌いこまれた美しい演奏。名門オーケストラのサウンド・クオリティの高さが、作品の音素材の豊富さを引き立てていてなかなかの聴きごたえです。
 驚かされるのは第4楽章の再現部(13分2秒〜)。ただでさえ壮麗なこの部分で、シャイーはなんとエコー音型を思いっきり強調し、面白い立体感を付与することに成功しているのです。楽章冒頭の呈示部がダブルで戻ってきたという感じで、これはこれでけっこうやみつきになる方も多いのではないでしょうか。
 もちろん聴きどころは第4楽章再現部だけにとどまるものではなく、たとえば同じ楽章の終結部では前半のえぐりの効いたティンパニと後半の深みのある響きが織り成すコントラストが強烈ですし、また、第1楽章では再現部第2主題部での絶妙なルバートを伴うカンタービレが満喫できます。とはいえ、さらに素晴らしいのはやはり第3楽章アダージョでしょう。
 ここでのシャイーの演奏は見事なもので、第1主題部ではリズム動機を強めに出して立体感を巧みに演出し、天上的な第2主題部とのコントラストもくっきり鮮やかに決めてくれます。クライマックスの強大さもさすがですが、すごいのはむしろそのあとで(20分37秒〜)、力強くしかも繊細、豊かな表情に彩られ深い感動に満たされた作品の特質をパーフェクトに示し得ているのです。
 単なる歌に終始することなく、構成素材のひとつひとつに濃やかに配慮した非常に優れた演奏だと言えるでしょう。
 録音はいつもながらのハイ・グレードなもので、各パートがきちんと識別できる透明度の高さとトゥッティの迫力というふたつのポイントを難なくクリア。ソロ・ヴァイオリンやハープの美しさも印象に残りますし、低弦やホルン・セクションの深々とした響き、重量感のあるティンパニ、しっとりした木管セクション、ビロードのような弦はこのオーケストラならではの見事なものです。
 コンセルトヘボウ大ホールの良質でたっぷりした残響も大きなプラス要因で、潤い豊かなサウンドがとても魅力的です。
ノヴァーク版第2稿に基本的に準拠。

Track List
I Allegro moderato 16.04
II Scherzo. Allegro moderato 14.58
III Adagio. Feierlich langsam; doch nicht schleppend 25.28
IV Finale. Feierlich, nicht schnell 22.05

収録曲   

クラシック曲目

  • Anton Bruckner (1824 - 1896)
    Symphony no 8 in C minor, WAB 108
    演奏者 :

    指揮者 :
    Chailly, Riccardo
    楽団  :
    Royal Concertgebouw Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : , Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 79:4
    • 録音場所 : 05/1999, Grote Zaal, Concertgebouw, Amsterdam [Studio]

総合評価

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本盤はシャイー指揮によるブルックナー交響...

投稿日:2013/06/11 (火)

本盤はシャイー指揮によるブルックナー交響曲集収録(1984年からスタートしオケストラはBRSOとRCOが分担)のラストを飾るRCOとの1999年・・・シャイー46歳・・・録音演奏の大曲第8番(タイム@16’10A15’01B25’36C22’03)で全体としてはシャイーの歌わせ上手或いは彼自身の対ブルックナー観15年間の熟成とRCOのまろやかなビロードサウンドにDECCA録音特性も加わりコク味のある演奏に仕上がっている様に思いました。大作故、過去の数々の大指揮者の重厚さにウエイトが置かれた演奏に長大さの印象が倍加し勝ちなケースが私の場合多かったので本演奏にちょっと助かったというのが正直な処です。第1楽章ややゆっくりしたペースでスタートし近い弦と遠い管を対照的に織り合って微妙に変化して行きます、クライマックスへのアプローチは割れない全奏で充分鳴らしその後ティンパニーを轟かせて次第にスロープダウンして行く有様はこの曲の感動的場面ですね。第2楽章はややテンポの速い中間部を挟む前後のスケルツォ部の執拗な繰り返し強奏の末での雄大さがブルックナーへの陶酔を深めます。第3楽章はスタート時の弦主題の扱い方に特徴的な立体性を見せますが以降弛緩する事なく滔々とした流れをRCOサウンドが抑制気味に展開して行きます。後段での管の咆哮を経てハープバックで〆に向います。最終楽章は結構「押し」強く進め演奏昂ぶりをアップさせ中段での立体性も強調して〆へは実に堂々とはしつつ悠然とコントロールされた処が感動を更に誘います。この辺りは全集のHMVレビュー欄に・・・選りによって第8番演奏を引用して分り易く載っております。。シリーズ完成も記念して最高ランクに・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ブルックナーの演奏はテンポをいかにするか...

投稿日:2006/11/11 (土)

ブルックナーの演奏はテンポをいかにするかがポイントだと思います。 殊更に遅くてもいけないし、さっかちな演奏は問題外。 この盤は演奏時間が80分を切るくらいでどうだろうかと思いましたが、これがなかなかのもので、上手く演奏しているな、という印象でした。 渋さは無く、煌びやかな感じですが、嫌味を感じることはありませんでした。こういうのもありかなと思います。

J.O. さん | 東京都世田谷区 | 不明

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非常に明るくしなやかな演奏だと思った。し...

投稿日:2002/07/16 (火)

非常に明るくしなやかな演奏だと思った。しかし、第四楽章の終結部は頭で考えて盛り上げているなあーという気がした。やはりこの曲にはヴァントの演奏のように、音楽を超えた何かを期待してしまう。すごく才能のある人だと思うので、慢心せず自分の音楽を深めていってほしい。

慎吉 さん | 三重 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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