SACD 輸入盤

交響曲第3番 クーベリック&バイエルン放送響(1970)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AU92543
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド,輸入盤

商品説明

=大好評!アーカイヴ・マスターVSリマスター・テイク=
1970年ライヴ
クーベリック&バイエルンのブル3
破格の推進力と生命力! クーベリックのAUDITEライヴ・シリーズ最新作はブルックナー第3番のSACDという注目の内容です。
 クーベリックのブルックナー。全集には至りませんでしたが、これまでにも第3番のスタジオ盤、ライヴ盤、第4番のスタジオ盤、第8番のライヴ盤、第9番のライヴ盤といった注目作がリリース済み。なかでも第3番は記録によれば、手兵バイエルンだけでも3種の録音が知られています。
 まず、1962年11月8、9日のライヴ。これは前年1961年音楽監督就任後に、クーベリックがバイエルンと初めてこの曲を取り上げた記念すべきもの(未発売)。次いで今なお高い評価を獲得している1980年のスタジオ盤(SONY)。そして今回の1970年ライヴ。いずれにも共通する特徴としてはエーザー版を使用している点。ちなみに、コンセルトへボウとのライヴ録音(54年)もエーザー版でしたが、この間1967年にヨッフムがバイエルンとノヴァーク版による録音も行っていることを考え合わせても、クーベリックによる版の選択は興味深いところです。
 ただ、それにもまして、やはりライヴでのクーベリックは輝きが違います。たとえば前半2楽章。どの瞬間を切り取っても、こんなにも有機的に音楽が響き、心に届いてくる例をほかに知りません。燃焼度では、偶然にも同じバイエルンで、先ごろたいへん個性的なテンシュテットの76年ライヴ(PH.04093 / profil)が話題となりましたが、そちらとの比較も大いに楽しみ。素晴らしい録音とともにまた、シリーズ恒例のSACD 再生における、アーカイヴ・マスターとリマスター・テイクとの全曲聴き比べも魅力あるポイントとなっています。

・ブルックナー:交響曲第3番ニ短調[第2稿]
 ラファエル・クーベリック(指)バイエルン放送SO

(指)バイエルン放送SO

録音:1970年1月30日ミュンヘン、レジデンス・ヘルクレスザール(ライヴ)

2.0ch ステレオ
4022143 925435
[CD 層]リマスター・テイク / 2.0ch ステレオ
[SACD 2ch 層]リマスター・テイク / 2.0ch ステレオ
[SACD マルチch 層]オリジナル・アーカイヴ・テイク / 2.0ch ステレオ

収録曲   

  • 01. Kubelik, Rafael - Sinfonie Nr. 3 D-moll (fassung 1
  • 02. 1. Gemaessigt, Mehr Bewegt - Misterioso
  • 03. 2. Adagio - Bewegt, Quasi Andante
  • 04. 3. Scherzo: Ziemlich Schnell - Trio - Scherzo Da C
  • 05. 4. Finale: Allegro
  • 06. Kubelik, Rafael - Sinfonie Nr. 3 D-moll (fassung 1
  • 07. 1. Gemaessigt, Mehr Bewegt - Misterioso
  • 08. 2. Adagio - Bewegt, Quasi Andante
  • 09. 3. Scherzo: Ziemlich Schnell - Trio - Scherzo Da C
  • 10. 4. Finale: Allegro

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
5
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
クーべリックは、モーツアルト、マーラーも...

投稿日:2016/10/12 (水)

クーべリックは、モーツアルト、マーラーも、ついでに、レコード会社の策略で9つのオケを指揮したというベートーヴェン、と言うのもあるが、いずれも、良心と、音楽への情熱に満ちた名演で、セッションでも、ライヴでも、特徴は変わるが、どれも見事な演奏を残してくれている。ブルックナーは、録音は少ないけれど、やはり、充実の名演で、優秀、信頼おけるオケと、緊張感を持って、素晴らしい、聴けば納得、流石の演奏を、ここでも聴かせてくれる。名匠。こういう指揮者は、もう21世紀には、現れないのが、淋しい。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
★
早めのテンポに、程良いウネリと推進力。佳...

投稿日:2007/04/17 (火)

早めのテンポに、程良いウネリと推進力。佳演の多いこの曲のディスクの中でも、屈指の名盤と思う。同じメンバーの、より新しいスタジオ録音盤も素晴らしいが、演奏の密度の濃さではこちら上。とはいえ、(CD盤として)音質含めた総合力では、どちらも甲乙つけがたいから、余裕があれば、両方欲しいが・・・。(HMVの回し者にあらず)

jumat888 さん | 武蔵野市 | 不明

1
★
★
★
★
★
ブル3はBohm/VPO盤(LP)以来で、曲自体取り留...

投稿日:2006/06/14 (水)

ブル3はBohm/VPO盤(LP)以来で、曲自体取り留めの無さも感じてご無沙汰だったが、fuka氏評で新発見(開眼)を期待し購入...Bohmとは似ても似つかぬ大激演(Kubelikライヴなら当り前?)!全編ダルな表現は皆無、かつ随所に鏤められた美は胸を抉るほど清冽!そして巨匠の放出するエナジーとオーラは「グレート」同様に聴く者の魂を震撼し続ける!やはり演奏(者)の選択は最重視必要。音質はSACD2chでライヴ感満喫の優秀テイク!

風雷暴 さん | 横浜 | 不明

2

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

プロフィール詳細へ

ブルックナー (1824-1896)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品