SACD

交響曲第6番 飯森範親&山形交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCX00065
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


蔵王山系の澄きった息吹のハーモニー

好評を得ている飯森&山響のブルックナー・シリーズ、地元の定期演奏会で年に一曲づつ取り上げ、2011年度は第6番を取り上げました。その演奏会直後に組まれたセッション・レコーディングがこのアルバムです。
 約60人の編成とは思えないほど充実したブルックナー・サウンドは、飯森と山響が確立したブルックナー演奏の新境地。過去3番から5番の演奏体験から得た彼らの成果はこの6番においてさらに深化、磨きぬかれた一点のくもりもない音楽は、大自然の澄きったっ大気と息吹を感じさせるほどの立体感と充実した音色を与えて響き渡ります。この編成ならではの持ち味、各声部が全て聴こえ、あえて言うならば、第6番の真の姿を始めて感じ取れることでしょう。(OCTAVIA)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調(1879-1881年 原典版)

 山形交響楽団
 飯森範親(指揮)

 録音時期:2011年4月25-26日
 録音場所:山形テルサホール
 録音方式:DSDレコーディング(セッション)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

【飯森範親(指揮者) Norichika Iimori】
桐朋学園大学指揮科卒業。ベルリンとミュンヘンで研鑽を積み、1994年から東京交響楽団の専属指揮者、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者、大阪・オペラハウス管弦楽団常任指揮者、広島交響楽団正指揮者などを歴任。96年、東京交響楽団のヨーロッパツアーでは「今後、イイモリの名が世界で注目されるであろう」と絶賛された。2003年、NHK交響楽団定期演奏会にマーラーの交響曲第1番でデビューを飾る。06年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞、06年度中島健蔵音楽賞を受賞。
 海外ではフランクフルト放響、ケルン放響、チェコフィル、プラハ響などに客演を重ねる。01年よりドイツ・ヴュルテンベルク・フィルの音楽総監督に就任し、ベートーヴェンの交響曲全集を録音。日本ツアーも成功に導いた。現在、東京交響楽団正指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。07年から山形交響楽団の音楽監督に就任、次々と新機軸を打ち出してオーケストラの活動発展と水準の向上に目覚しい成果を挙げたことで、2010年のビジネス・イノベーション・アワード大賞、2011年齋藤茂吉文化賞を受賞。近年は音楽家としての活動のみならず、こうしたアートマネジメント分野でもその才能を発揮、日本経営士会名誉会員として活躍の場を広げ、上海師範大学の客員教授にも就任。(OCTAVIA)

【山形交響楽団プロフィール】
飯森範親を音楽監督に迎え、現在定期演奏会の年間15回・18公演と特別演奏会の3回を中心に年間約150回の演奏会を行っている。1972年、山形県出身の指揮者村川千秋によって東北地方では初めてのプロ・オーケストラとして誕生、同年8月運営母体として山形交響楽協会を設立し、9月には第1回定期演奏会を開催した。1974年山形交響楽協会が公益社団法人として認可され、演奏活動範囲は、東北六県・新潟県まで拡大した。
 その後山形県芸術文化会議賞、齋藤茂吉文化賞、第28回昭和53年度河北文化賞を受賞。2001年6月には30年間に及ぶ学校対象の演奏会等の音楽教育普及活動が評価されサントリー地域文化賞を、さらに2007年11月には平成19年度地域文化功労者文部科学大臣表彰を受け、名実共に東北地方のみならず日本の音楽文化を代表するオーケストラとしての地位を確立した。
 1987年以来、サントリーホール、浜離宮朝日ホールなどの東京公演で好評を博し、その後もすみだトリフォニーホール「地方都市オーケストラ・フェスティバル」への参加、毎年6月に東京オペラシティで開催している「さくらんぼコンサート」など、これまでに計15回の東京公演を成功させているほか、1991年7月アメリカ・コロラド州で開催された「コロラド・ミュージック・フェスティバル」に参加、初の海外公演を行った。
 2006年、オーケストラとしては日本初となる自主レーベル「YSO live」を立ち上げ、各方面から高い評価を得ている。
 現在、音楽監督に飯森範親、創立名誉指揮者に村川千秋、名誉指揮者に黒岩英臣、指揮者に工藤俊幸、首席客演指揮者に阪哲朗を擁し、定期演奏会・依頼演奏会・音楽鑑賞教室やテレビ・ラジオ出演などの演奏活動を展開。
 また新たに2009年4月から指揮者に大井剛史、コンポーザー・イン・レジデンスに西村朗両氏の就任を予定している。(山形交響楽団ウェブサイトより)

内容詳細

飯森範親と山形so.のブルックナー・シリーズ第4弾。2011年の定期演奏会で取り上げた交響曲第6番を収録。60人の編成とは思えないほどに充実したオーケストレーションと磨きぬかれた美音を披露している。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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1年1曲ずつ定期演奏会で披露されてきた飯...

投稿日:2012/03/09 (金)

1年1曲ずつ定期演奏会で披露されてきた飯森と山響のブルックナーもこれで4曲目となった。今までのどの曲の演奏も,現在日本のオケで期待できるブルックナー演奏の最高クラスのものであると思うが,今までの演奏の美点は全く失われることなくこの曲でも披露されている。総勢 55 名での演奏などとは到底思えない充実した厚みのある音響は,紛れもなくブルックナーの音である。バランスを考慮しつつ迫力を失わない金管群の響きも健在である。録音が昨年の大震災の翌月ということもあってか,演奏に込められた追悼の思いは,特に第2楽章の出来を素晴らしいものにしていると思う。今年度はいよいよ第7番が取り上げられるとのことで,これまた非常に楽しみである。

演奏家歴40年 さん | 山形県 | 不明

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2011年4月の定期公演後のセッションで行わ...

投稿日:2012/03/01 (木)

2011年4月の定期公演後のセッションで行われた録音だが一連のブルックナーの録音に関して言えば今回の録音が最も優れているのではないかと思います。 第4番から始まったブルックナーチクルスは全て生で聴いたが、10型(10-8-6-6-4)の弦は確かに16型に比べれば聴き劣りすると思いがちだが、実際今まで生で接してきた限りではそのような事は決してなく極めて純度が高い澄み切った音色を聴かせてくれました。 しかしながらCD録音となるとその弦の良さをあまり感じとる事ができないでいたが今回の録音はそういう不安要素を払拭してくれました。 そして木管群の情緒豊かな音色や山響が誇るブラス隊のこれぞブルックナー!と言わんばかりの力強い充実した金管のアンサンブルは健在。 プログラムを再確認すると総勢55名のオーケストラによるブルックナーです。 セッション録音も増強する事なく同じメンバーで行われたと思われるが、このように編成が小さいケオでも十分にブルックナーの響きを堪能できる事は驚きであり飯森/山響の充実ぶりが実証されています。 お薦めのブル6の登場です。

ボレロ さん | 山形県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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