CD

ブルックナー:交響曲第7番ハース版 朝比奈隆&日本フィル

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00160
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

朝比奈隆のブルックナーの原点が蘇る!
交響曲第7番、1968年ライヴ!

朝比奈隆が本格的にブルックナーに取り組み始めた時期にあたる1968年の演奏が、奇跡的に良好な保存状態のステレオ・マスターとして発見され、それに最新のDSDリマスタリングが施されてCD化がおこなわれました。
 この演奏は、膨大な朝比奈の交響曲第7番の中で最初期の物にあたり、記録によると3度目のものということで、これ以前には、1967年に大阪フィルと2度演奏されているに過ぎません。
 オーケストラが、解散前の日本フィルハーモニ交響楽団であったことも幸運でした。周知のようにこのオーケストラは、1972年6月に、フジテレビ・文化放送によって全楽団員解雇通告という事態に追い込まれ、三分の一の楽団員が同オケを去って小澤征爾のもとで新日フィルを設立するわけですが、三分の二の楽団員は日フィルにとどまり、労組による自主運営体制を確立し、聴衆・音楽愛好家の支援のもとに演奏活動を続行することになるのです。
 この演奏は、そうした分離解散劇が起きる前の時代に収録されただけあってさすがにクオリティが高く、いろいろな意味で我々に深い感銘を与えてくれます。
 さらにここでは、ハース版を基にしながら、第2楽章クライマックスに打楽器を追加するという、後の朝比奈には見られない試みもみられ(しかもその効果は絶大)、また、フィナーレでは圧倒的高揚感を描き出すなど、このときだけのアプローチがきわめて雄弁に聴き手に迫ってくるのが印象的です。ライナーノートは宇野功芳氏が執筆。

・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版)
 朝比奈隆(指揮)日本フィルハーモニー交響楽団

 録音:1968年12月10日、東京文化会館にて収録

ステレオ録音 DSD-Remastering HDCD対応ディスク

ユーザーレビュー

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68年の録音なので音の状態を心配したが、リ...

投稿日:2004/03/23 (火)

68年の録音なので音の状態を心配したが、リマスターが成功しているのか、若林氏収録のマスターが良かったのか、全く問題無くて年代を感じさせない。アンビエンス効果(拡がり感)も少し加えている様だが、不自然になってない。演奏は、晩年の朝比奈先生の枯れた味わいこそ少ないものの、ちょっとしたアゴーギクが有ったり等で、彼のファンでなくても聴く価値の十分ある演奏だ。

マエストロ さん | 倉敷市 | 不明

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音も素晴らしいです。こんなものが残ってい...

投稿日:2004/02/24 (火)

音も素晴らしいです。こんなものが残っていたとは・・。この雄大かつ魂のブルックナーを聴け!

cafecafe さん | 京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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