CD 輸入盤

ブルックナー:交響曲第8番、バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 テンシュテット&ベルリン・フィル、ブランディス(1981)(2CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JSBT28447
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

テンシュテット&ベルリン・フィル/ブルックナー:交響曲第8番、他(2CD)
色彩感溢れるテンシュテットならではの至福のブルックナー

日本語版 日本語解説付き
世界初発売

「テンシュテットなきロンドン・フィルはミック・ジャガーのいないローリング・ストーンズのようだ」(ガーディアン紙) と賞されるテンシュテット。ベルリン・フィルとは共演の回数こそ少ないものの、その絆は強く深いものでした。1977年に初共演をして以来14年間で23回ベルリン・フィルの指揮台に上がったテンシュテットの貴重な公演記録の中から、5夜のコンサートが一挙に世界初発売される運びとなりました。ここに発売するシリーズがテンシュテットのディスコグラフィーの穴を埋め、彼の再評価に繋がること必至です。
 カラヤンの代役として指揮台に立ったテンシュテットによるブルックナー第8番。前プロにはカラヤン時代30年にわたってベルリン・フィルのコンサート・マスターを務めたトーマス・ブランディスをソリストに、バッハの協奏曲が演奏されました。

【解説書より抜粋】
クラウス・テンシュテットとベルリン・フィルの絆は強かった。しかし共演の数は少なく、14年間で23夜のコンサートだけである。テンシュテットのベルリン・フィルとの初共演は1977年の4月、ヒンデミットのピアノ協奏曲(ピアノ・ソロはウォルター・クライン)とブルックナーのあまり聴かれない交響曲第2番だった。ベルリナー・ルンドシャウ紙の評によると、この「狂気の」指揮者の個性とカリスマ性は、聴衆が期待した以上のものだったとしている。
・・・・中略・・・・
ターゲスシュピーゲル紙の中でシビル・マルケはこう述べている。「バッハでのオープニングは十分存在価値があった。ソリストはオケのコンサート・マスター、トーマス・ブランディス。彼は優雅に磨き上げた雄弁な音色で、オーケストラとの完全なる調和を成し遂げた。」テンシュテットは逆説的な狂喜と緩和のコンビネーションを達成したのだった。「彼はクレッシェンド、アクセント、スフォルツァンドの緊張の中で示した非常に感動的な活力によって彼の痕跡をこの作品に残した。ブルックナー作品中のワーグナー風要素、例えばアダージョにおけるヴォータンの主題は非常に新鮮な形で啓示された。」(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
 トーマス・ブランディス(ヴァイオリン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

 録音時期:1981年11月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

 CDは国内プレスとなります。

ユーザーレビュー

総合評価

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まさに「凄絶」いやはや凄い演奏です(笑)...

投稿日:2010/11/07 (日)

まさに「凄絶」いやはや凄い演奏です(笑)。結局、今回のシリーズ全てを購入するハメにおちいりそう…

ハリアー黒 さん | 東京都 | 不明

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まず、コンサートの演目に驚かされた。ブル...

投稿日:2010/11/07 (日)

まず、コンサートの演目に驚かされた。ブルックナーの第8に、他の曲目を組み合わせることは、基本的には考えられないところであるが、ライナーノーツによると、カラヤンのキャンセルによるとのことであり、漸く納得がいった。カラヤンのプログラムでは、ブルックナーの第9を予定していたようであるが、テンシュテットは、第9の代わりに第8に切り替えたのであろう。テンシュテットは、マーラーとは異なり、ブルックナーについては、特定の曲だけを指揮してきた。ライブ録音を含めると、録音されたのは第3、第4、第7、第8のみであり、特に、第4と第8は、スタジオ録音も行うなど、得意のレパートリーとしていたようだ。要は、自信のある曲しか指揮しないという、テンシュテットの芸術家としてのプライドが感じられる事実と言える。ただ、第4はともかく、第8については、スタジオ録音も含め、既発売のCDはどこか食い足りない点が多々あるように考えてきたところだ。やや、テンポをめまぐるしく変化させるなど、ブルックナーを聴くよりは、マーラーを聴くような印象を与えがちな点に違和感が感じられたのだ。しかしながら、本盤の第8は素晴らしい名演だ。テンポは早めであるが、いつものテンシュテットにように、テンポを激変させるのではなく、できるだけインテンポを維持することによって、ブルックナーの本質をいささかも損なうことのない演奏に仕上げることに成功している。ベルリン・フィルの管楽器群の優秀さや、弦楽器の重量感溢れる合奏の力強さによる点も大きいとは思うが、ベルリン・フィルを統率して、ここまでの演奏を成し遂げた点は、テンシュテットの力量によるところも大きいと考える。バッハは、ブランディスをしっかりとサポートする点に力点を置いているように思うが、こちらも素晴らしい名演だ。音質も非常に鮮明で、見事なものだ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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こんなにたくさん出されたら嬉しくて狂って...

投稿日:2010/08/12 (木)

こんなにたくさん出されたら嬉しくて狂ってしまいそう!!このバッハ、ブル8もSARDANAの海賊盤でよく聞きました!!ところでHMVレビューにもある共演回数は非常に興味深い物があります。最初は77年だったのですね。ただテンシュテットとBPOの関係を考える時1985年から1991年の「空白の六年間」にも触れねばなりません。長くなります。84年12月の全米ツアーでテンシュテットは倒れます。プレッシャーとそれに伴う不摂生をした影響が様々な形で現実となり彼を襲い始めた時期でした。(衝撃的なボストンデビューからちょうど10年目)彼の生活は少しずつ崩壊して行きます。回復したもののイースターにザルツブルクで演奏したブルックナー4番が「情緒的すぎる」と悪評だったため彼は怒って夏のコンサートを気まぐれキャンセル。(「巨匠神話」参照)エディンバラやザルツブルク(BPOとのR・シュトラウス「カプリッチョ」等)の音楽祭がありEMIは失望を隠さなかったとか(「アフターアワーズ」参照)精神的にかなりピリピリしてたのでは。そして9月にガンの告知。同年末に予定されていたBPOとのセッション録音も中止され以後1991年までBPOと共演する事はありませんでした。確かにこれ以降もテンシュテットは非常に不安定でした。しかし、もう少し早くBPOに復帰出来なかったのか?と思ってしまいます。何故なら復帰した91年のマーラー6番が最後の共演になってしまったのだから…。

ニトロプレス さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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