CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 交響曲第7番 ハイティンク&シカゴ交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
帯付
コメント
:
直輸入盤
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
CSOR901704
レーベル
USA
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ブルックナー第7番 2007年5月最新ライヴ
期待度無限大! 大注目のシリーズ第2弾!
首席指揮者ハイティンク&シカゴ交響楽団


2006年10月の首席指揮者就任コンサートからほぼ7ヶ月ぶりにシカゴ交響楽団(CSO)に復帰した巨匠ハイティンク。マーラーの第3番(CSOR901701)で華々しいスタートを切ったCSOリザウンド・シリーズ第2弾は、2007年5月に行なわれたブルックナーの第7番ライヴ。はたして新たなシェフとわれらがCSOとの結びつきがどれほどのものかと高い関心を集め、今シーズン前半最大の目玉となったプログラムです。
 ベートーヴェンの『コリオラン』序曲、ルトスワフスキのチェーン2(ヴァイオリン独奏はコンマスのロバート・チェン)のあと、休憩をはさんで後半に置かれたメインのブルックナー第7番。これまでにハイティンクが振った3種の正規録音はすべてコンセルトヘボウ管弦楽団とのものでしたが、年とともに演奏時間が拡大する傾向がみられ、最新のCSOとのライヴではついに最長となり、より細部に至るまで目の行き届いた表現となっ
ているのが特徴です。
 ショルティ、バレンボイム時代を通じて、すっかり世界屈指のブルックナー・オケに成長したCSO。もともと、めいめいが黙っていてもモノスゴイ音を出すオケにあって、いかなる誇張表現をも排して、終始自然な流れを大切にするハイティンク。このうえなくデリケートな弦のトレモロから、深く静かに浮かび上がる息の長いフレーズで開始される第1楽章。冒頭の部分を聴いただけでもこの演奏がただものではないことを予感させるに十分ですが、曲が進むにつれてその予感は確信へと変わってゆくのがわかります。各声部のバランス処理とブレンド具合、遅すぎず速すぎずのテンポ設定、全曲のみごとな構成力。どの瞬間も無機的にならないのは、これこそ巨匠の境地というべきでしょうか。
 暖かくやわらかで、ホルンより低いバリトンの音域をもたらす四本のワーグナー・チューバ。アダージョではオーケストラ全体から極上の響きが生み出されるなか、とりわけブラス・セクションの健闘が光ります。さらにフィナーレも、まさに音による大聖堂のような拡がりを形づくって圧巻というほかありません。
 5月12日付のシカゴ・トリビューン紙は「白熱の、説得力ある演奏。ハイティンクとCSOは力強く成長している。」と評し、シカゴ・サン・タイムズもまた「ハイティンクはリズムにしたがってわたしたちの注意を強く求め、そして釘付けにするのだ。マエストロとCSOはほとんど感覚を超越したむすびつきに達している」とこの模様を絶賛しています。
 最強の手兵CSOの圧倒的な合奏能力を武器に、おそらくは巨匠ハイティンクの総決算となるであろうブルックナー第7番。あいにく当アルバムには収められていませんが、伝え聞く終演後の長く大きな喝釆が、何よりも演奏内容の素晴らしさを物語っています。
 なお、今回はオーディオ・ファンからの熱い要望にこたえて、通常のCD盤と同時にSACDハイブリッド盤も発売されます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(1885年ハース原典版)
 シカゴ交響楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)
 録音時期:2007年5月10、11、12、15日(ライヴ)
 録音場所:シカゴ、シンフォニーセンター、オーケストラ・ホール
 プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
 エンジニア:クリストファー・ウィリス
 アシスタント・エンジニア:ジョン・ニュートン

=ハイティンクのブルックナー第7番 演奏時間比較=
[CSO/2007年ライヴ]T.21:33+U.22:26+V.10:30+W.13:01=67:31
[RCO/1978年]T.20:48+U.22:20+V.9:51+W.12:05=65:19
[RCO/1972年ライヴ]T.19:45+U.20:30+V.9:22+W.12:37=62:14
[RCO/1966年]T.18:10+U.21:00+V.9:19+W.11:46=60:15

収録曲   

  • 01. Bruckner Symphony No.7 Allegro moderato 21’33
  • 02. Adagio 22’26
  • 03. Scherzo 10’30
  • 04. Finale 13’01

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
12
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
レビュー評価が高かったので、購入したが私...

投稿日:2016/04/10 (日)

レビュー評価が高かったので、購入したが私の心に訴えかけるものは、ほとんどなかった。マーラーの第3が良かったので、期待していたのだが先日再度聴いてやはり感想は同じ。この演奏のどこに、あれほど評価の高さがあるのか理解できない。ハイティンクの演奏は大体同じような感想になることが多い。これもそのひとつ。円熟という言葉には縁のないかわいそうな指揮者だ。音楽の友の年間コンサートベストワンになっていたが、評論家のいうこともあんまりあてにはならない。蛇足だが、カラヤンの最後の録音のブルックナーも、私には不快だったことを付け足しておきたい。

アンチグルメ さん | 愛媛県 | 不明

2
★
★
★
★
★
ハイティンクならではの自然体の演奏である...

投稿日:2011/07/31 (日)

ハイティンクならではの自然体の演奏である。しかもCSOもその指揮者の姿勢によく対応していると感心する。 金管楽器セクションは、超一流であるのはいうまでもないが、弦楽器の美しさも特筆ものである。 従来のCSOのイメージとは大きくことなり、見事な合奏能力の高さを獲得していると感じています。

リカステ さん | 兵庫県 | 不明

2
★
★
★
★
★
これはすばらしい!このコンビの傑作!!ブ...

投稿日:2011/07/06 (水)

これはすばらしい!このコンビの傑作!!ブルックナーの交響曲でも、5番や8番とは違って、弱音部で息の長い歌が多いこの曲は、このコンビにうってつけですな。シカゴ交響楽団はもちろんパワフルで輝かしい強奏を誇るスーパーオーケストラですが、しかしその名技は弱音部での表現力に実によく発揮されています。込められたニュアンスの多様さは特筆すべきで、音量が低いというだけでしっかりと芯のある弱音部に実に感服いたしました。ハイティンクも(言っては悪いけれど)元来地味な方なので、こういう曲を息長く演奏するのに適しております。下手に色気や才能があると手練手管で台無しにしてしまいますからねぇ。このディスク、録音もまたよし。久々、よい第7交響曲の演奏を聴きました。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

プロフィール詳細へ

関連するトピックス

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品