CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 ブルックナー:交響曲第4、5、6、7、8、9番、ミサ曲第2、3番、テ・デウム、マーラー:交響曲第3番、他 レーグナー(11CD)

ブルックナー (1824-1896)

中古情報

新品ジャケット
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AB
特記事項
:
11枚組み
コメント
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BOX傷み
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
BC0271
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ハインツ・レーグナー・ボックス
ブルックナー、マーラー、ワーグナー編


1978〜88年ステレオ録音(DISC1&2はデジタル方式)。ドイツの名匠、ハインツ・レーグナー[1929〜2001]の交響曲録音を集めたボックス・セット。
 ライプツィヒ出身で、ベルリン放送交響楽団の首席指揮者(1973〜93)として多くのレコーディングをおこない、その個性的なアプローチが宇野功芳氏らに絶賛されて脚光を浴びていたレーグナーは、1984〜89年には読売日響の常任指揮者を務めたこともあり、日本でもお馴染みの存在でした。
 レーグナーの芸風は個性的なもので、作品の造形的な要素よりは、音楽の表情豊かな移り変わりや音色の濃淡といった要素を重視しており、サラリとした進行と濃厚な味わいという両極端の要素が混然一体となったような演奏は実にユニーク。その独自の魅力は今聴いても実に新鮮で、ときにみせる局所的な巨大スケールではクナッパーツブッシュに、楽想の変換と経過句の凝った処理ではシューリヒトにもなぞらえられたり、さらには異例ともいえる美しい旋律的表現が多用されるなど、まさに予断を許さぬ展開がレーグナーの面白さであります。

 このセットには、ブルックナーの一連の作品のほか、マーラーの交響曲第3番と、ワーグナーの作品が収められています。
 ブルックナーの第4番から第9番までの6曲の交響曲は、どれも高い評価を受けているものばかりで、推進力に富む演奏からは生き生きとした魅力が伝わってきます。壮麗なテ・デウムと静謐なミサ曲からは、交響曲との共通素材が聴けるのも魅力。
 マーラーの3番も見事な解釈。音楽が常に豊かに美しく鳴り響き、ヒステリックにならないレーグナーの美点は、名高い「躁音楽」でもある第1楽章大詰めなどにもあきらかで、ラッペの深い声を活用した第4楽章の絶品といえる表現や、遠近法の巧みさが印象的な第5楽章、ヒューマンな美しさがひときわ映える終楽章等々、まさに聴きどころ満載の内容となっています。ちなみに、第3楽章で達者なポストホルンを吹いているのはかのギュトラー。  ワーグナーではやはり『ジークフリート牧歌』が聴きもの。耽美的かつスケールの大きい名演を聴かせることも多いレーグナーですが、ここでの演奏は特に凄いものがあり、チェリビダッケも真っ青の美しさが感動的です。(HMV)

【収録情報】
CD−1
・ブルックナー:ミサ曲 第2番 ホ短調
・ブルックナー:テ・デウム
 マグダレーナ・ハヨーショヴァー(S)
 ローズマリー・ラング(A)
 ペーター・ユルゲン・シュミット(T)
 ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(Bs)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団&合唱団
 1988年2&6月ステレオ録音

CD−2
・ブルックナー:ミサ曲 第3番ヘ短調 WAB28
 マグダレーナ・ハヨーショヴァー(S)
 ローズマリー・ラング(A)
 アンドレアス・シュミット(T)
 ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(Bs)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団&合唱団
 1988年9月ステレオ録音

CD−3
・ブルックナ−:交響曲 第4番『ロマンティック』(ノーヴァク版)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
 1983年7月&1984年11月ステレオ録音

CD−4
・ブルックナー:交響曲 第5番(原典版)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
 1983年9月&1984年1月ステレオ録音

CD−5
・ブルックナー:交響曲 第6番(原典版)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
 1980年6月ステレオ録音

CD−6
・ブルックナー:交響曲 第7番(ハース版)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
 1983年5&8月ステレオ録音

CD−7
・ブルックナー:交響曲 第8番(ハース版)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
 1985年5&7月ステレオ録音

CD−8
・ブルックナー:交響曲 第9番(原典版)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
 1983年2月ステレオ録音

CD−9&10
・マーラー:交響曲 第3番
 ラトヴィガ・ラッペ(A)
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団&少年少女合唱団、女声合唱団
 1983年1&10月ステレオ録音

CD−11
・ワーグナー:交響曲 ハ長調
・ワーグナー:ジークフリート牧歌
 ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
 1978年10&11月ステレオ録音

総合評価

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お宝CDの再発ですね。私にとっては、これも...

投稿日:2011/03/03 (木)

お宝CDの再発ですね。私にとっては、これもヤフオクAmazonを探索した努力の思い出もの。さて、演奏です。デジタル録音のブルックナーのミサ曲はいいです。合唱指揮者でもあったレーグナーのバランス感覚が曲に優しさを加えています。ブルックナーは、総じて軽快なテンポで進みます。旋律に仰々しい陰影をつけることなく淡々と進みます。「こりゃブルックナーじゃないだろ?」という方も多いと思います。はたしてそうなのでしょうか?例えば、「天気の良い日に計装でアルプスを見るとしましょう」このような状況では、レーグナーの爽快なロマンティックは、気分を変えますし、別な見方の見事な見晴らしに気付かせてくれます。このようなアプローチもあるのではないか?と気付かされ、妙に納得してしまいました。ヴァント、テンシュテットとは対極にいますね。ブルックナー演奏にこのようなアプローチが可能であることに気付かせてくれたのが、このCDでの多きな収穫と思います。

北の火薬庫 さん | 北海道 | 不明

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テンポが速めのブルックナーだがレーグナー...

投稿日:2006/08/02 (水)

テンポが速めのブルックナーだがレーグナーはしっかりと音楽を把握している。そんな演奏が「軽い」と思う人もいるかもしれないがスケルツォなどでは抜群の効果を発揮している。マーラーも素晴らしく打楽器の使い方が見事だなと思った。

渡世人 さん | 旅先の空の下 | 不明

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マーラーの3番以下数曲の買い直しだが後悔...

投稿日:2005/09/29 (木)

マーラーの3番以下数曲の買い直しだが後悔無し。3番は冒頭から美しい響きの連続。シャルプラッテンの録音がいいのか。ブルックナーのロマンティックもため息ものだ。マーラーの6番が入っていれば尚いいんだが。この2楽章アンダンテ・モデラートの甘さは他にない。高カロリーの演奏が辛い方にはオアシス的演奏です。

三河Bush さん | 愛知 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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