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【中古:盤質A】 交響曲第8番(第1稿) ファビオ・ルイージ&フィルハーモニア・チューリッヒ(2CD)

ブルックナー (1824-1896)

中古情報

新品ジャケット
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:
A
特記事項
:
なし
コメント
:
2枚組/DIGIPAK
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基本情報

ジャンル
カタログNo
PHR0105
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによる
ブルックナー:交響曲第8番


ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるブルックナー交響曲第8番。ブルックナーの交響曲の中でも圧倒的な規模をもつ第8番。同コンビは2015年シーズンに第8番をプログラムに組んでおり、万全の状態でスタジオ録音に挑みました。
 第8番にも他の交響曲と同様に版の問題はあり、ブルックナーは第7番を書き上げた後すぐに第8番の作曲にとりかかり1887年に第1稿を完成させます。しかし第7番を初演して成功させた指揮者ヘルマン・レヴィに送ったところブルックナーの大胆さは理解されず期待に反し不評で、ブルックナーは自信を失いこの後改訂を続けることになります。しかしルイージは、この第1稿の直感的な面白さにこそ、ブルックナーの音楽の力が表現されていると言います。ルイージの構築型のブルックナー演奏は、本来オペラ・オーケストラであるフィルハーモニア・チューリッヒのアンサンブル能力にも存分に発揮されています。ワーグナーゆかりの地チューリッヒのオケが、ワーグナーの影響を受けたブルックナーの音楽を、巨大な大聖堂を前にしたようながっちりとした構築力と堅牢な演奏を聴かせてくれます。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108(1887年第1稿)

 I. 17:54/ II. 16:58/ III. 31:09/ IV. 26:11

 フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場管弦楽団)
 ファビオ・ルイージ(指揮)

 録音時期:2015年10月
 録音場所:ベルン、クルトゥア・カジノ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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7番の成功を受けて自信を持って感性の翼を...

投稿日:2018/06/11 (月)

7番の成功を受けて自信を持って感性の翼を広げた作品である8番初稿。初めて聴いたときにはチンプンカンプンだったが今では彼の交響曲の中で最も好む。この8番初稿と9番フィナーレ断章を聴くにブルックナーが当時(ひょっとしたら現代も)の感性から大きく隔たった境地に立っていたことを窺わせる。この初稿はブルックナーの感性に沸き起こる世界認識を文学的・価値判断的に収斂させたのではなく、描写的・記述判断的に羅列したかのような印象を聴衆に抱かせると思う。彼のセンサーを通して見える世界は様々な矛盾する要素を自身の中にダイナミックに取り込んだ「全体」=「実在」ではなかろうか?(この初稿への無理解と第2稿への修正を経た8番の成功が無ければ9番の完成楽章の姿もだいぶ違っていただろう。)マーラー7番やシベリウス4番等も???から大好きになったがこの作品は第2稿の名演がとても充実していてそちらの満足度が依然として高いのでなかなか省みられなかった。第2稿が傑作であることに異議は無いが個人的事実として5番・終楽章付き9番の方が聴く頻度が高く、最近は初稿と第2稿の頻度は同じ位になっている。これまでティントナー、フェドセーエフ等を愛聴してきたがこのルイージ版は学究的な動機ではない演奏家の作品への好感が十分に感じられるだけでなく、今後初稿が8番のスタンダードになる可能性が大いにありうることを示す非常に画期的な演奏だと思う。

禍有修理人 さん | 東京都 | 不明

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「初稿の違和感」が無いと言いますか、ゆっ...

投稿日:2017/11/30 (木)

「初稿の違和感」が無いと言いますか、ゆったりしたテンポに安心して身を委ねられる演奏です。まさに琴線に触れる、素晴らしい。

活到老學到老 さん | 不明 | 不明

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第1稿にあまりよい印象がなかったのだが、...

投稿日:2016/08/12 (金)

第1稿にあまりよい印象がなかったのだが、この演奏は大した違和感なく聴くことができた。チューリヒ歌劇場のオーケストラも想像していた以上に充実した響きだった。

くまたろ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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