CD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲全集(第1番〜第9番) 若杉 弘&NHK交響楽団(10CD)

ブルックナー (1824-1896)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
帯なし
コメント
:
10CD BOX
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
ALT431
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ALTUS創立20周年記念盤、構想18年の大企画!
若杉 弘とN響のブルックナー・チクルスが全集ボックス・セットで登場!
7番、3番以外は初CD化! 幻の伝説的公演がついに全貌を現します!


2020年は指揮者・若杉 弘の生誕85周年。2009年に惜しくも世を去った彼の残したライヴ録音から、CD化が望まれていたN響との伝説的ブルックナー・チクルスがボックス・セットで一挙発売されます。2020年に創立20周年を迎える「ALTUS」レーベルが長く温めていた渾身の大企画が遂に実現。2曲を除き完全初CD化です。
 ブルックナー没後100周年/サントリーホール開館10周年である1996年(N響もちょうど創立70周年でした)から98年にかけて、3期9公演に渡り行われたブルックナー・チクルス。「2つの世紀のカトリック」と題され、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプログラムが大きな話題を呼びました。リハーサルもすべてサントリーホールで行われ、ホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプロジェクトでもあり、そのため回数を追うごとに解釈は深まり場慣れもしていき、第3期の3曲は指揮者・オーケストラ・会場が一体となって至高のブルックナーを奏でる素晴らしい完成度の演奏会となりました。
 ちなみにオーケストラの楽器配置ですが、第3番と第8番はヴァイオリンを舞台左右に配した対向配置、他は通常配置をとっています。
 当時BMGレーベルでブルックナー全曲のライヴ録音計画がありましたが、残念ながら第1・2回目の公演(第7番、第3番)のみCD化されるにとどまり、現在では入手困難になっています。今回のCD化にあたってはBMGレーベルのレコーディングとは別ラインのNHKに保管されている音源をもとに「ALTUS」レーベルが丁寧にマスタリングを施し製品化したもの。初めて全曲が聴ける喜びもさることながら、既出の2曲についても新たな音で楽しむことが出来るのが大きなポイントです。
 解説書には生前の若杉に近しかった東京コンサーツの一石鉄哉氏、音楽学者の瀧井敬子氏、音楽ジャーナリストの池田卓夫氏による文章を掲載。どれも若杉の人となりを身近に感じることが出来る貴重な寄稿文です。他にも音楽学者・評論家の広瀬大介氏による版の違いも含めた楽曲解説や、坂入健司郎氏による指揮者の視点からの版の選択や演奏についての解説文を掲載。すべて今回のセットのための書き下ろしとなっており、この記念碑的な演奏をより深く味わえる豪華な内容となっています。
 今後メシアンの録音もCD化を計画しています。ぜひご期待ください。

● 第3番、第8番の2曲は対向配置で演奏されています。

● CD収録時間(終楽章は拍手含む)
交響曲第1番 13:50 / 13:19 / 8:57 / 15:19
交響曲第2番 20:27 / 16:03 / 8:33 / 18:54
交響曲第3番 22:42 / 15:31 / 7:20 / 14:17
交響曲第4番 18:58 / 15:37 / 11:22 / 22:22
交響曲第5番 21:39 / 16:46 / 14:07 / 26:26
交響曲第6番 16:13 / 16:53 / 8:51 / 15:19
交響曲第7番 20:01 / 22:05 / 9:38 / 13:17
交響曲第8番 16:14 / 15:36 / 26:09 / 24:55
交響曲第9番 25:04 / 10:49 / 25:14(販売元情報)

【収録情報】
サントリーホール 若杉 弘&NHK交響楽団 ブルックナー・チクルス 1996-98


Disc1
● 交響曲第1番ハ短調 WAB101

 使用楽譜:第1稿(リンツ稿)・ノヴァーク版
 録音時期:1998年2月28日

Disc2
● 交響曲第2番ハ短調 WAB102

 使用楽譜:第2稿 ノヴァーク版
 録音時期:1997年1月13日

Disc3
● 交響曲第3番ニ短調 WAB103

 使用楽譜:第3稿 ノヴァーク版
 録音時期:1996年2月26日

Disc4
● 交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』

 使用楽譜:1878・80年稿 ノヴァーク版
 録音時期:1997年2月24日

Disc5
● 交響曲第5番変ロ長調 WAB105

 使用楽譜:原典版・ノヴァーク版
 録音時期:1998年1月27日

Disc6
● 交響曲第6番イ長調 WAB106

 使用楽譜:ノヴァーク版
 録音時期:1997年3月18日

Disc7
● 交響曲第7番ホ長調 WAB107

 使用楽譜:ノヴァーク版・第2版
 録音時期:1996年1月29日

Disc8
● 交響曲第8番ハ短調 WAB108(第1・2楽章)


Disc9
● 交響曲第8番ハ短調 WAB108(第3・4楽章)

 使用楽譜:第2稿 ノヴァーク版
 録音時期:1996年3月31日

Disc10
● 交響曲第9番ニ短調 WAB109

 使用楽譜:ノヴァーク版
 録音時期:1998年3月13日

 NHK交響楽団
 若杉 弘(指揮)

 録音場所:東京、サントリーホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 国内プレス
 日本語帯・解説付


収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第1番 ハ短調 WAB 101

ディスク   2

  • 01. 交響曲第2番 ハ短調 WAB 102

総合評価

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5.0

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N響の演奏記録にあることからかねてより期...

投稿日:2020/09/09 (水)

N響の演奏記録にあることからかねてより期待していたが遂に全曲発売となり嬉しい限りだ。都響とのマーラーから受ける印象は筋が通っているが録音も影響して比較的地味な印象だった。経歴からみると作品と対峙する客観性を持ちなながら、表現主義的にスコアを再現する演奏となりそうである(ギーレンの指揮に通じる)。それにしてもALTUSは少し経過してからSACDを出すことになりはしないかと心配である。

はな さん | 岐阜県 | 不明

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素晴らしい。ブルックナーの全集を購入直後...

投稿日:2020/09/06 (日)

素晴らしい。ブルックナーの全集を購入直後一気にすべて聴きとおしたのは初めてです。数日に分けてですが。大抵は好みの5,8,9番だけ最初に一気に聴いて、演奏者には失礼ながら他の曲はオマケみたいな感覚で少しずつ聴いていくという場合が多いのですが、この全集はそんな気にはなれず、思わず「対峙」せざるを得ないものを持っております。チクルスとして計画された演奏会のライヴですので、収録時期と場所に統一があること、そして何よりも指揮者の解釈にぶれない一貫性があること。音質も20年以上前のライヴとしては優秀です。若杉先生は30年ぐらい前になりますが、某協会の例会や終演後のパーティなどで数回、立ち話をさせていただいた記憶があり、その物腰など「端正」という印象があります。その印象がそのまま音楽にも表れておりライヴにありがちな感興に流されフォルムを崩したりすることはありませんし、雑音もほとんど気になりません。僅かに唸り声が聴こえる場面もありますが、ライヴの唸りの両横綱コバケン先生、インバル先生とはくらべものにならないくらい僅かで(しかも品があって)気にはなりません。私のような立ち話程度の接触ではなく、よく若杉先生の人となりを知っておられる方々によるライナーノートも、近年珍しくきちんと読む気にさせてくれる優れものです。将来、SACD化されるようなことがあれば必ず購入します。

John Cleese さん | 静岡県 | 不明

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日本のオーケストラによる最高のブルックナ...

投稿日:2020/08/08 (土)

日本のオーケストラによる最高のブルックナー全集!1990年代後半、学生の頃、N響と若杉先生の実演に数多く接しました。モーツァルト、マーラー、そして、この全集にも含まれるブルックナー!若杉先生作り出す端正で折り目正しい、品のある、それでいてジワジワと盛り上がるオーケストラサウンドに酔いしれました!ドイツの名門オーケストラでの輝かしい名声と実績、日本における最高の証左となるこのアルバムの登場を心の底から喜びたい!先生の指揮姿、本当に美しかった!!アルバムジャケットのお写真、感激しました!!

boss さん | 長野県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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