ブリテン、ベンジャミン(1913-1976)

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CD 輸入盤

『ピーター・グライムズ』全曲 C.デイヴィス&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ヴィッカーズ、ハーパー、他(1978 ステレオ)(2CD)

ブリテン、ベンジャミン(1913-1976)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4785273
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ブリテン:『ピーター・グライムズ』全曲
デイヴィス&コヴェントガーデン、ヴィッカーズ


1978年にフィリップスによってセッションで収録されたアナログ完成期の名録音。大成功を収めた劇場プロダクションとほぼ同じキャストでレコーディングされたもので、1979年には同歌劇場来日公演でも披露されていまだに語り草となっていることでもよく知られています。
 作曲当時32歳だったブリテンの出世作であるこのオペラ、偏屈で粗暴な主人公と、彼を取り巻く漁村の人間模様という物語を扱いながら、「純粋な者がそれゆえに破滅に至る」というブリテン生涯のテーマが明確に貫かれ、さらに「異端者」を排除することで集団の秩序を保とうとする「社会」の欺瞞と暗部を鋭くえぐり出し、現代オペラ屈指の名作とされています。
 指揮のコリン・デイヴィスは、この『ピーター・グライムズ』公演の成功で一躍「ブリテンのスペシャリスト」として声望を得ており、最近もロンドン交響楽団との演奏会形式上演のライヴが評判となっていました。
 デイヴィスのアプローチはドラマティックかつシンフォニックで、作曲者自作自演盤とは好一対といえますが、これは優れた音楽作品が優れた解釈者を得たことで、従来とは異なる魅力を発揮した好例ともいえると思います。
 主役ピーターにはドラマティック・テノールのヴィッカーズを起用、創唱者ピーター・ピアーズに代表されるセンシティヴで、いわば地域社会の「生贄」という側面を強調した歌唱とは大きく異なる、素朴で荒々しい「海の男」を歌い出しています。また、持ち前の入魂歌唱がこの役柄に強いリアリティを与えていることも特筆されるところで、ヴィッカーズ最高の名唱を音質良好なコンディションで味わえるのが何よりの朗報でもあります。
 他のキャストも、英国オペラ界の重鎮ヘザー・ハーパーのエレン役、ジョナサン・サマーズによる船長役と万全です。(HMV)

【収録情報】
・ブリテン:歌劇『ピーター・グライムズ』全3幕

 ジョン・ヴィッカーズ(テノール)
 ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
 ジョナサン・サマーズ(バリトン)、他
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)

 録音時期:1978年
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(セッション)
 原盤:PHILIPS

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