ブラームス(1833-1897)
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ブラームス(1833-1897) レビュー一覧 5ページ目

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  • 昨年からユニバーサルは過去の様々な名演のシングルレ...

    投稿日:2011/07/23

    昨年からユニバーサルは過去の様々な名演のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を開始しており、クラシック音楽ファンの間でも大変に好評を博しているが、基本的にはかつて発売されていたSACDハイブリッド盤の焼き直しに過ぎなかった。ところが、先月発売のフルトヴェングラーによる一連の録音と同様に、今般のベームによる一連の録音のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化は、これまで一度もSACD化されていない音源であり、それらが歴史的な名演であることに鑑みれば、ユニバーサルによる一大快挙とも言っても過言ではあるまい。多少値段が高いとは言えるが、ガラスCDやクリスタルCDなどと比較するとお手頃な価格であり、ユニバーサルには今後とも過去の様々な名演のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化に引き続き取り組んでいただきたいと考えている。ところで、本盤におさめられたブラームスの交響曲第1番であるが、これは全盛期のベームならではの名演であると言える。それどころか、ベームによる数ある名演の中でも、そして同曲の様々な指揮者による名演の中でもトップの座に君臨する至高の超名演と高く評価したい。同曲の過去の超名演としては、ミュンシュ&パリ管弦楽団盤(1968年)やカラヤン&ベルリン・フィル盤(1988年ロンドンライヴ)などがあるが、このうちミュンシュ盤は、ドラマティックであるがブラームスというよりはミュンシュの至芸を味わうべき演奏とも言えるところである。他方、カラヤン盤はいわゆるカラヤンサウンド満載の重厚な名演であるが、音質がいささかクリアとは言い難い面がある。したがって、ベームによる本演奏の優位性はいささかも揺らぎがないと言える。ベームは1970年代に入ってから、ウィーン・フィルとともに同曲のスタジオ録音(1975年)やライヴ録音(1975年来日時)を行っており、一般的には名演との評価も可能ではあるが、とても本演奏のようなレベルには達していないと言える。本演奏は、第1楽章の序奏部において悠揚迫らぬテンポで堂々と開始される。その後、主部に入ると阿修羅の如き早めのインテンポで曲想が進行していく。ベームは、各楽器を力の限り最強奏させているが、その引き締まった隙間風の吹かない分厚い響きには強靭さが漲っており、それでいて無機的にはいささかも陥っていない。第2楽章や第3楽章も、比較的早めのテンポで進行させているが、ここでも重厚な響きは健在であり、各旋律の端々から漂ってくる幾分憂いに満ちた奥深い情感には抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。第2楽章におけるミシェル・シュヴァルベのヴァイオリンソロのこの世のものとは思えないような美しさには身も心も蕩けてしまいそうだ。そして、終楽章の重戦車が進軍するが如き堂々たるインテンポによる重量感溢れる演奏には、あたりを振り払うような威容があると言えるところであり、終結部の畳み掛けていくような気迫と力強さは圧倒的な迫力を誇っていると言える。また、この当時のベルリン・フィルには、フルトヴェングラー時代に顕著であったドイツ風の重厚な音色の残滓があり(カラヤン時代も重厚ではあったが、質がいささか異なる。)、ベームのドイツ正統派とも言うべき重厚にして剛毅なアプローチに華を添える結果となっていることも忘れてはならない。それにしても、音質は素晴らしい。従来盤でも比較的満足できる音質ではあったのだが、本シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤はそもそも次元が異なる圧倒的な超高音質であると言える(先日発売された、杉本一家氏がリマスタリングを手掛けたESOTERICによるハイブリッドSACD盤との優劣は議論が大いに分かれるところだ。)。ベームによる歴史的な超名演をこのような極上の高音質SACD&SHM−CD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。

    つよしくん さん

    10
  • 3年前に惜しくも解散したアルバン・ベルク弦楽四重奏...

    投稿日:2011/01/15

    3年前に惜しくも解散したアルバン・ベルク弦楽四重奏団。この四重奏団が遺してきた数々の名演を念頭に置いた時、音楽界においてこれほど残念なことはなかったと考える。最近では、カルミナ弦楽四重奏団とかアルカント弦楽四重奏団など、切れ味鋭い、現代的センス溢れる名演を繰り広げる楽団が、全盛期を迎えつつあるとも言えるが、そうした現代的なアプローチの元祖とも言うべき存在は、このアルバン・ベルク四重奏団にあると言える。そして、現代隆盛の四重奏団にないものが、このアルバン・ベルク四重奏団にはある。それは、ウィーン出身の音楽家で構成されていることを強みにした、美しい音色であろう。こうした「美しさ」という強みによって、各楽曲へのアプローチに潤いを与えていることを見過ごしてはならない。それ故に、どの曲を演奏しても、前衛的なアプローチをしつつも、温かみのある血も涙もある演奏に仕上がっていることに繋がっているものと言える。本盤のブラームスの弦楽四重奏曲もそうしたアルバン・ベルク四重奏団の長所が見事にプラスに働いた名演だ。鉄壁とも言うべきアンサンブルを駆使しつつ、楽想を抉り出していくような切れ味鋭い演奏を行っているにもかかわらず、ブラームスならではの枯淡とも言うべき抒情の描出にいささかの不足もない。オビの解説の、ウィーン古典派と新ウィーン楽派をつなぐ結節点としてのブラームスの一面を見事につかみだしたという評価は、本名演の評価として誠に当を得た表現と言える。HQCD化による音質向上効果もめざましいものがある。

    つよしくん さん

    10
  • 最高のオーケストラと指揮者,最高のピアニストが最高...

    投稿日:2010/12/28

    最高のオーケストラと指揮者,最高のピアニストが最高の協奏曲に最高の敬意を払って演奏したら最高の録音が残ったという感じでしょうか。 これ程の演奏記録は,ただ黙って聴くのが最高だと思っています。 しかしブラームスの2番は,超弩級の名曲ですね。 いろいろな指揮者やピアニストのものを聴きましたが,どれも素敵で遜色ありません。 でもこの記録は,私的には最高な宝物の一つです。

    futa さん

    10
  • 鋼鉄のピアニストであるギレリスと穏健長老派指揮者の...

    投稿日:2010/01/20

    鋼鉄のピアニストであるギレリスと穏健長老派指揮者のヨッフムという、一見すると水と油のように思える組み合わせであるが、本盤を聴くとそれが杞憂であることがよくわかる。ヨッフムの温かくも、決して隙間風の吹かない重厚な指揮ぶりがブラームスの渋い曲想に見事にマッチしており、加えて、ブラームスの協奏曲の難曲とも言われるピアノパートを力強い打鍵で弾き抜いていくギレリスの強靭なピアニズム。演奏が悪かろうはずがないではないか。これら両者を、当時、最高の状態にあったベルリン・フィルが好サポートしており、役者三者がそろい踏みの本盤は、両協奏曲の数々の名演の中でも、ベストを争う名演に仕上がっていると高く評価したい。特に、ギレリスにとっての初録音というのは意外であったが、ピアノ協奏曲第1番が超名演であると言える。冒頭の雷鳴のようなティンパニのド迫力(これは、入団し立てのフォーグラーであろうか?)には度肝を抜かれるし、随所に見られる枯れた味わいも感動的だ。ギレリスも、決してテクニックを誇示するのではなく、ブラームスの青雲の志を描いた楽曲への深い共感の下、めまぐるしく変化する楽想を適切に捉えた絶妙の表現を示している点を評価したい。ピアノ協奏曲第2番や幻想曲集も名演であり、ルビジウムカッティングによる高音質化も目覚ましい成果をあげている。

    つよしくん さん

    10
  • EMIの録音の悪さが目立つ。いくつかラトルになってか...

    投稿日:2009/09/11

    EMIの録音の悪さが目立つ。いくつかラトルになってからのEMIはDG時代の繊細なBPOの音をとらえていないよう。ラトルになってからフィルハーモニーでライブは聴いていないですが、アバド時代の繊細なPPPがBPOになくなってしまったのかしら?と思うくらい雑に聞こえます。DVD見ると時間がたつとスタンディングが増えるフィルハーモニーの聴衆がいまいち冷めているように見えます。

    AntiJASRAC さん

    10
  • 美しく、力強い!理屈じゃなくて、良い音楽を聴いたな...

    投稿日:2009/07/03

    美しく、力強い!理屈じゃなくて、良い音楽を聴いたなぁという満足感が残ります。こちらのレビューを見て、どんなに妙な音楽かと興味津々で注文したら、実に真っ当な演奏じゃありませんか?

    MATATABI さん |30代

    10
  • ワルター、コロンビア響の録音、半世紀以上も前のもの...

    投稿日:2008/12/29

    ワルター、コロンビア響の録音、半世紀以上も前のものだが、これを凌ぐ演奏がなかなか現れない。SACD化されたものを聞くと、ロマンと男らしさに溢れた、薫り高い名演であることが再確認できる。SACDの開発者であるソニーには、ワルターをはじめ、セル、クーベリック、ブダペストSQ、グールド、VIVARTEシリーズ、SEONレーベレ等の主要な録音をSACD化するよう切に望みたい。またそうした義務もあるのでは。

    ムーちゃん さん

    10
  • >、「最高」のオンパレードは餘りに不気味で不健全で...

    投稿日:2008/11/08

    >、「最高」のオンパレードは餘りに不気味で不健全ではないか いいものは、いいのだよ君! >結果は「?」 あんたの聴解力に「?」だよ!

    名盤鑑定人 さん

    10
  • グールドを語るな。ただ、聴けば分かる人には分かるの...

    投稿日:2008/07/10

    グールドを語るな。ただ、聴けば分かる人には分かるのだから・・・特に衒学臭のする評論とかは、もう、止めて欲しい。初めて聴こうかな?と云う人に先入観を持たせないで自由にしてあげて欲しい。嫌いな人がいてもおかしくないのに、称賛ばかりが独り歩きしすぎている。私の評価はあくまで私の評価。まっさらな状態で聴いて、素晴らしいと思ったら、その人の自身の歩みでグールドと関係をつなげば良いと思う。もう、グールドは「孤高」でもなんでもない。いろいろな人の足跡だらけだ。もう、考えないと「音楽の自然破壊」だ。

    はな さん

    10
  • 録音、演奏内容ともに現役ディスク中最良の出来栄え。...

    投稿日:2005/09/08

    録音、演奏内容ともに現役ディスク中最良の出来栄え。オケの深く濃厚な響き、正攻法で悠然且つ力漲る指揮、打鍵の力強さと繊細なニュアンスの両面に過不足のないピアノ。ブラ−ムスの音楽の全てが盛り込まれ表現されている名盤です。

    ワグネリアン さん |40代

    10

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ありがとうございました

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