ブラームス(1833-1897)
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ブラームス(1833-1897) レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

5941件
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  • 分厚い響きに慣れ親しんだあなた、たまにはこうしたブ...

    投稿日:2024/02/04

    分厚い響きに慣れ親しんだあなた、たまにはこうしたブラームスもいいものですよ。各楽器のメロディがつぶさに浮かんできて、とても楽しいですよ。カラヤン、ベーム、フルトヴェングラーも結構!そこで、ヨーロッパ室内管弦楽団の名手たちにしばし酔いしれましょうよ。

    酒を愛する老人 さん

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  •  カラヤン全盛期の映像によるブラームス全集だ。カラ...

    投稿日:2024/01/12

     カラヤン全盛期の映像によるブラームス全集だ。カラヤンはレコードで3回、映像で1回(2度目は未完に終わった)ブラームスの交響曲全集を収録した。いずれもベルリン・フィルとのセッションによるものである。その他に、ウィーン・フィルやフィルハーモニアとも少なからず録音を残しており、いずれも存在意義のある名演ばかりだが、本命はやはりベルリン・フィルの全集とみて間違いなかろう。それらの内、演奏本意で評価してもっとも優れているのは、73年の1月から3月にかけて収録された、この映像による全集ではないだろうか。カラヤンの全盛期はザルツブルグ復活祭音楽祭を創設した67年から椎間板の手術を受ける75年までの9年間だが、その間に制作された作品は極上の輝きを放つ逸品ばかりで凡演はひとつとしてない。ところが75年半ばになると絶頂にあったカラヤンの健康が蝕まれ、同年末には手術を余儀なくされるが、セッションのさなかにも関わらず、立っていることさえままならない状況も一度や二度ではなかったという。術後も幾度となく入退院を繰り返したが完治することはなく、健康問題は生涯付き纏うストレスの原因となった。一般にはカラヤンの盤歴を60年代、70年代、80年代と10年毎に区切って論ずるケースが多いようだが、70年代はカラヤン自身「いま、私とベルリン・フィルは最高の状態にある」と豪語していた前半と最悪のコンディションの中で苦悶していた後半とでは芸風も大きく変化することに加え、レコード制作のコンセプトやポリシーも録音方式がクォドラフォニックに果敢にチャレンジしていた前半からステレオ方式に回帰した後半とでは違ったものになるのは必然であり、それを一括りに論ずるのには問題がある。また、60年代もウィーン国立歌劇場やミラノ・スカラ座の芸術監督を兼任し、ヨーロッパ音楽界の《帝王》として君臨した64年までのスタイルとベルリン・フィルとの活動に集約しつつも理想のオペラ上演を目指してザルツブルグ復活祭音楽祭を創設した後半のスタイルとでは少なからず違いがある。カラヤンにとって人生でもっともハッピーだった時代はベルリン・フィルの終身常任指揮者となった55年からウィーン国立歌劇場の音楽監督を辞任する64年までだろうが、皮肉にもベルリン・フィルの常任指揮者のポストだけとなってしまったその後の10年間が、レコーディングに関しては全盛期となった。得意のブラームスであることから、どの作品をとっても見事な出来栄えであるものの、絶頂期の演奏の素晴らしさは一頭地を抜いている。映像を伴うことは一長一短で、強烈なインパクトがある反面、イメージが固定化されて想像力を掻き立てられない、映像に気を取られて微妙なニュアンスを聞き逃してしまう、などのデメリットも生じ易い。私達の世代の者にとって、カラヤンの指揮姿や演奏スタイルはあまりにも身近で馴染み深いものであるが、若い世代の聴き手にとっては、20世紀最大の指揮者カラヤンの全盛期の映像が見られるだけでも、測り知れない価値があるのではなかろうか。

    jasmine さん

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  • 英sbtのモノラルで所有。女流ヴァイオリニストでマ...

    投稿日:2023/12/25

    英sbtのモノラルで所有。女流ヴァイオリニストでマルツィやチョン・キョンファより断然好きなデ・ヴィトー。東芝盤の絵柄が気に入ったので購入しようと思っている。ただ、評判がイマイチの岡崎リマスターなのがひっかかる。演奏は、これぞ文句なしの<世紀の名盤>だろう。

    robin さん

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  • 「雄渾なブラームス」とか「仕掛け満載」などの変な宣...

    投稿日:2023/11/17

    「雄渾なブラームス」とか「仕掛け満載」などの変な宣伝文句が踊りますが、そういったものとは無縁な演奏ですから楽しめます。ライブとのことですが会場のノイズは少なく演奏瑕疵も気になりません(プロですから当然かも)。響きは明るく軽いブラームス、いつも暗く重いブラームスを聴いているとこういう演奏は有難さを感じてしまいます。とにかくご自身の耳でお確かめください。買って

    jin さん

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  • セッションとあるが、二重協奏曲はライブ。ヴァイオリ...

    投稿日:2023/11/03

    セッションとあるが、二重協奏曲はライブ。ヴァイオリン協奏曲は49年と古いが、EMIの52年以降の音質までに高まっている。とにかく美しい。ベートーヴェンの7番、モーツアルト40番など、比較的古いがセッションをSACD化したためだろう、素晴らしい音質となって蘇った。2重協奏曲はCDではキンキンした音だが残念ながらこのSACDでも多少改善されたにすぎない。

    顕 さん |60代

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  • 音質はしっとり、演奏はゆったり、重心はどっしり。落...

    投稿日:2023/10/27

    音質はしっとり、演奏はゆったり、重心はどっしり。落ち着いて聴ける3番と4番だ。元気な演奏もよいが、このような眼を閉じて深呼吸しながら耳を傾けられるブラームスは、やはり良いものだ。何か特別な事をやっていないが、所々で瑞々しい響きや楽器の掛け合いは、何度も聴いていたはずなのに新鮮に心に沁みてくる。  ホールの特性か音の採り方か伸びやかな音響とまろやかなブレンドが心地よく音楽に浸ることができる。それでもブロムシュテットの年齢で予想されそうな「いぶし銀」のような感触はなく、経験と知見の積み重ねにより、演奏が古色蒼然というより、かえって若々しさを芽吹かせたような感覚だろうか。   今年(2023年)の秋に来日し3番を指揮する予定だった。私もチケットをとり楽しみにしていたが、残念ながら来日中止となってしまった。その渇きを癒す意味で入手したが、聴くほどに中止となったことが悔やまれる内容だ。ぜひ体調を万全にしていただき、来年笑顔で日本の指揮台にのぼってほしいと切に思う。

    うーつん さん

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  • 一枚づつ買い求めてきて10枚になっていました。あと8...

    投稿日:2023/10/08

    一枚づつ買い求めてきて10枚になっていました。あと8枚何があるかと思ったら、シューマンやヨアヒムの曲があったり、別テイクの演奏があったりするのですね。価格的には残りを買うより、このセットの方が安く上がるわけです。 ブラームス は時に晦渋になりすぎて、敬遠したくなることもありますが、それは主に弦楽器によるところのように思えます。それをピアノで演奏することでリズムが立ち、楽しく聴くことができます。味の濃さを求めるときは原曲を聴けば良いのです。さらに、たった4曲しかない交響曲を違う演奏家で聴く、というのとは違った選択肢があるのも嬉しい。 良いセットだと思います。

    nari さん

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  • カラヤンはやはり非凡な指揮者だったというのが聴後の...

    投稿日:2023/10/07

    カラヤンはやはり非凡な指揮者だったというのが聴後の感想です。音楽の佇まいが美しく、オケからエネルギッシュなサウンドを引き出しているのに、少しも力ずくだったり粗野な感じを与えません。ブラームス、ドヴォルザークともここに収められた作品が最もカラヤンに合っていたように思います。いつもながら平林直哉さんの労作に感謝いたします。

    好事家 さん

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  • サラウンド音声が入っているので購入した。私のはセン...

    投稿日:2023/09/24

    サラウンド音声が入っているので購入した。私のはセンタースピーカーがないから、5.1ではなく4.1で聴いている。大きな音になるとマイクに無理があるのか死んだような音になる、表現が難しいけれど。そういった意味で、1番の出だしが一番ダメ。そこを過ぎると音が澄み切る。当時の限界なのかもしれない。後気になったのが3番がデッド気味。途中で聴くのをやめた。その意味で、2番、4番はよい。これだけでも今回のDVDを購入した価値があった。カラヤンのブラームスは80年代のセッション録音がよいので、それを聞いていればいいのだが。★4つとしたいところだが、サラウンド音声を入れて安価で出してくれたことに感謝し5つとした。

    ゆっきー さん

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  • このディスクは名盤である、と最初から言いたくなる。...

    投稿日:2023/09/22

    このディスクは名盤である、と最初から言いたくなる。まずはピアノ五重奏曲。名曲中の名曲。名盤といえば今更ポリーニとかゼルキンかい?と言いたくなるものの、では最近の好演奏があるかと言えば意外と少ないのではないだろうか。その中で登場したこの演奏、冒頭から引き込まれる。何が良いかと言うと、4つある。まずは各声部が極めてクリア。ここまで再現した演奏は聴いたことがない。また2つ目は音量調整がきめ細やか過ぎる。ピアノのギルトブルグを聞けばわかるが、表に音を出すのと、サッと引くのと、小節単位どころではなく、拍単位くらい細かい。かつ高音と低音を使い分けるのだから、まぁ唖然とするレベルである。もちろんパヴェル・ハースも細かい調整については負けてはいない。3つ目、そう言いながら、表情が濃い。ちょっと昔なら「彫りが深い」みたいな表現。ルバートはもとより、旋律線の歌わせ方が濃い。ちょっと昔なら「命を込めている」みたいな表現である。最後に録音が良い。優秀なエンジニアがいて、細かい単位で濁らないよう音量をミキシングしているのではないか、と思わせるくらい、音が鮮明。 Op.111がまた凄い。私、ピアノ五重奏曲よりこの曲が好きかも知れず、幾つも聴いてきた。この曲も残念ながら名盤多数とは言い難い。従来はメロス弦楽四重奏団とジェラール・コセの演奏がピカイチだったと思うが、やっとそれに肉薄する、いや録音を考えたら超える名盤がこの演奏である。何が良いかは前述と被るので略すが、とにかく歌わせ方が堪らない。 このディスク、ブラームスが好きな方々に、是非聴いて欲しいと願わくばいられない。この団体については、これからも注視したい。エベーヌも凄いけど、この団体も凄い。ブラームスの五重奏曲として、この2曲を選び、両方とも名演を繰り広げたこのディスク。無条件幸福である。

    てつ さん

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ありがとうございました

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