ブラームス(1833-1897)
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ブラームス(1833-1897) レビュー一覧 10ページ目

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商品ユーザーレビュー

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  • ヌヴーが弾くブラームスのコンチェルトを聴くと、ほか...

    投稿日:2022/01/26

    ヌヴーが弾くブラームスのコンチェルトを聴くと、ほかの演奏者のものは、どれも物足りない。そういう意味では、彼女の弾くブラームスは絶対である。何種類かの録音をのこしているが、演奏としては良い部類である。ただ、最終楽章で少しバタバタしている箇所がある。指揮はドラティなので、引き締まったバックを付けている。オケも申し分ない。音質は、ヌヴーのヴァイオリンをはじめ、バランス良く収録されていて良好である。

    Ichirokagawa さん

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  • 第1番はこの演奏で曲を知り、マズア、アバド、ハイテ...

    投稿日:2022/01/17

    第1番はこの演奏で曲を知り、マズア、アバド、ハイティンク、ボールト、ボンガルツ、ストコフスキー、T=トーマスと買い集めましたが、躊躇なくケルテス盤に戻ってきます。速めのテンポで躍動感のある旋律をたっぷりと聞かせ、音楽に潤いも感じさせる名演だと思います。ホルンはタックウェルでしょうか、豪快かつ味わい深い音色です。ここごというパートをオンマイクで捉えたデッカサウンドも見事です。第2番も前半のほの暗い音色、後半の快活さが、いかにもケルテスらしい演奏。ドイツ音楽らしい演奏を求める人には向かないかも知れませんが、若書きの曲を魅力たっぷりに演奏していた不滅の名盤と思います。

    ローレン さん

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  • ティエンワの演奏を映像で見たくて購入しました。特に...

    投稿日:2022/01/17

    ティエンワの演奏を映像で見たくて購入しました。特に素晴らしかったシャコンヌはボーナストラックに押し込められていました...ところで、コンチェルトのバックを務めているヴラディーミル・ランデ(指揮)サンクト・ペテルブルク交響楽団にはいささか驚きました。ホールのせいかとも思いますが乾いた響きと力強いアンサンブル。ちょっとロシアのオケのイメージと違いますが、他に似たような響きのオケが無いので惹かれるものを感じました。HMVで検索したら他にピアノ協奏曲のDVDと、チャイコフスキーの第5番のCDがあるので、さっそく注文しました。ティエンワだけではない楽しみがありますので、お聴きになって(ご覧になって)損はないと思いました。

    jin さん

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  • ブラ4は2018年4月のライヴで第9より前の録音だが、こ...

    投稿日:2021/12/28

    ブラ4は2018年4月のライヴで第9より前の録音だが、このコンビ、ベートーヴェンの奇数番録音でHIPの成果を大編成オケに生かす術を完全に会得してしまいましたね。弦は16型だが、管楽器はホルンを5に増強した以外、楽譜指定通り。それでも従来のバランスに比べれば、ホルンとティンパニがきわめて雄弁。弦はヴィブラート控えめだ。アゴーギグに関しては、両端楽章終わりとも極端な追い込みはない。第1楽章はほぼ標準的なテンポ(12:38)、神経細やかな開始(フルトヴェングラー風)に始まる第1主題の詠嘆調とタンゴ風とも言われるリズミックな楽想の対比が鮮やか。おなじみの指揮者解説でも述べられている通り、コーダの入り(351小節)ではホルンが続く三連符音型を先取りするのを、かつてないほどはっきりと聴かせる。第2楽章は近年のトレンドに比べれば、やや遅め(11:06)。行進曲というよりはカンタービレ重視だが、それでも終盤のクライマックス(84小節)でのティンパニの打ち込みは強烈。 第3、第4楽章はかなり速い(5:54/9:26)。精力的な第3楽章では相変わらずホルンが大活躍。282小節でのティンパニとコントラバスの掛け合いなど実に面白い。終楽章第3変奏でのホルンの激しいシンコペーションは初めて聴くし、第12変奏のフルート・ソロはそんなに遅くないが、さすがの名人芸。最後、暗い音色で響きを殺してしまうところなど、実にうまい。再びテンポを上げた後の第17変奏では弦楽器がほとんどトレモロに近いスル・ポンティチェロと、例によって手練手管満載だ。

    村井 翔 さん |60代

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  • 熱狂や興奮はないですが、静謐で、端正さ、品格とも申...

    投稿日:2021/12/25

    熱狂や興奮はないですが、静謐で、端正さ、品格とも申し分ない名演です。所有している数多くのブラームス1番のベストです。ちなみに、2番も同様に最高でした。

    NAKAKO さん |60代

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  • ヴィオラとピアノによるなんと優しく、懐かしい歌。ブ...

    投稿日:2021/12/21

    ヴィオラとピアノによるなんと優しく、懐かしい歌。ブラームスの最晩年の作品だがその中に仄かに青年のような憧れや愛情をも感じてしまった。ヴィオラ(1672年製ストラディヴァリウス)がたゆたうように歌えば、ピアノ(1899年製ベヒシュタイン)が包み込むような響きで応える。タメスティとディベルギアンのデュオによる演奏で、私がブラームスのヴィオラ・ソナタでイメージしていた「セピア色に近い白黒」だけでなく、ほんのりとやわらかい彩りもふわっとのせられたような感覚を感じさせてもらうことができた。  やわらかくしなやかに歌うヴィオラの歌は強弱という単純なものさしで測るのではなく「歌」として自由に感情と言葉を表出してくれていると考えた方がしっくりくる。ピアノもまるみを帯びたあたたかい響きで歌を支えてくれている。ヴィオラ・ソナタの周りを囲っている曲たちも魅力的。当盤全体の想いとしてはヴィオラ・ソナタがメインなのではなく、ブラームスが表した「歌」のアルバムなのではないだろうか。聴いていて心の奥底がじんわりと温まるようなアルバム。おすすめです。

    うーつん さん

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  • 「美女と野獣の組合せ」といったようなハデな紹介がさ...

    投稿日:2021/12/16

    「美女と野獣の組合せ」といったようなハデな紹介がされていますが、お聴きになれば決してそういう演奏ではないことがわかります。スヴェトラーノフ、マルコヴィチは2曲ともゆったり目のテンポで節度ある演奏をしています。

    jin さん

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  • 私はスティーブン・ハフのことはあまりよく知らない。...

    投稿日:2021/12/12

    私はスティーブン・ハフのことはあまりよく知らない。実演に接したこともない。真面目なローワン・アトキンソンみたいな風貌もあいまって、私は、いつも彼に求道者的イメージを持ってしまう。ヴィルトゥオーソ的な要素は一切なく、リストやラフマニノフ辺りには見向きもしない、いわばクリフォード・カーゾンの再来的イメージだ。このブラームス、やはり想像通りの演奏だった。基本的にテンポは中庸やや早め。派手な音を避け、曲の性格を描き出す。117-1では淡々と歩むものの、フレージングは精緻を極め、一音一音を本当に大切にしている。117-2はバスを必要以上強調しないこともあり、浮遊感があるものの、音をしっかり描き分けるので奥深い。118−1は刺激的な音を一切出さないでまるで次の曲への序奏という感じ。118-2はグールドと同じくらいのテンポであっさりと、でも端正に心込めて弾いているのがよくわかる。また118−5はとても表現豊かで、聞き惚れてしまう。また119−3もとてもチャーミングでこの曲の良さを一番引き出してくれたのではないだろうか。私はブラームスのこの曲集はやはり、ハフのように内に向かってエネルギーと思いを凝縮させる演奏がぴったりだと思う。胸に迫る、とはこういう演奏のことを言うのだろう。アファナシエフのような毒はないが、折に触れて聴きたくなるアルバムに出会えた。名盤が多い曲だが、「ハフもいいんだよね」とサラっと言いたくなる。 ところで調べてみたらハフには若い頃リストの録音がいくつかあるようだ。やはり独り善がりのイメージを持ってはいけない。それでも、この方が笑顔でリストを弾く姿は想像できないなぁ。来日してくれたら複数回足を運び、イメージと実際を確認したい。

    てつ さん

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  • クルト・マズアは日本では一般的にあまり高い評価は受...

    投稿日:2021/12/10

    クルト・マズアは日本では一般的にあまり高い評価は受けていない。 確かにどちらかというと、一本調子でメリハリもなくインパクトも感じられない演奏が多いような気がする。 でも、じっくり聴き込んてみるとそのようなネガティブな点も逆にポジティブに思えてくる。 外連味がなく、受けを狙った演奏でもなく、落ち着いて、音楽それ自体に語らせるというような大人の演奏という感じがして私は好ましく思っている。 特にこのブラームスはいい。ブラームスはあまり小手先でいろいろやるよりも、淡々と、しかし、地に足がしっかりとついた演奏の方がブラームスらしい気がする。 それにしてもゲヴァントハウスの音はいいですね。ベルリンフィルのような機能性抜群のオケではないけれど(ゲヴァントハウスが下手だという意味ではない)、少しくすんだ音がして私の好きなチェコフィルと似たところもあり、私とは相性がいいようだ。

    STRAD さん |70代

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  • けだしこういうのを世紀の名演と呼んでいただきたい。...

    投稿日:2021/12/09

    けだしこういうのを世紀の名演と呼んでいただきたい。HMVのオリジナルLPでも聴いた。1枚3万円位したと思う。並みのちょっとばかりいい演奏を世紀の名演などと安っぽく評している御仁がいるが、このブラームスのソナタはフルトヴェングラーのバイロイト第九並みの価値ある演奏である。デ・ヴィートのCDはかなりの数を持っているが、こんなに当たり外れのない演奏家もいないほどだ。隠れた名盤ーヴィオティの22番も聴いてほしい。リバールやグリュミオー、ボべスコの演奏を聴くのは時間の無駄と思うほど格が違う。本CD、いかに中古とはいえ、何と安いことか。私は30年前にアメリカから個人輸入したのに。このヴィートの演奏に迫るCDはあるが超える演奏のCDはいまだ聴けない。

    robin さん

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