LPレコード 輸入盤

Intermezzi: Gould

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VPC85021
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
輸入盤

総合評価

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5.0

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 バッハなどの個性的な演奏が頭に焼き付い...

投稿日:2016/06/22 (水)

 バッハなどの個性的な演奏が頭に焼き付いていて、あの調子でブラームスを弾き崩されたら聴いていられない、といままでは入手をためらっていた1枚でした。最近ブラームス晩年の小品集、特にOp.118-2にはまり、その理想の演奏を追い求めていました。その理想の姿がグールドだとは、思いもよりませんでした。「遊悠音詩人」さんご指摘のように、伴奏のはずの声部が前面に押し出される個所がいくつもあります。しかし、これが本来の姿ではないのか、と思わせる説得力がこの演奏にはあります。アファナシェフやポゴレリッチなどの、音響のみにこだわった「瀕死のブラームス」演奏とは大違い、ここにはむしろ微笑しているかのような、本来のこの曲の美しさがあります。このCDは、ぜひオリジナルの曲順そのままで通してお聴きになることをおすすめします(その意味で、「うーつん」さんのご指摘はごもっともだと思います)。そこにはグールドが仕掛けたストーリーがあるように思えてなりません。本来ゆっくり弾いてもよさそうなOp.119-1を早めのテンポで弾き、Op.118-1を風のように流したあとにOp.118-2で締めくくるというこの構成は、グールドの演奏の真価を確かめる上で非常に重要です。他のピアニストの演奏をこの曲順にプログラムして聴いても、ここまでの感動にたどり着けないのは、ある意味当然かもしれません。

Papachan さん | 北海道 | 不明

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これはすばらしい。バッハでは特徴的過ぎる...

投稿日:2014/04/20 (日)

これはすばらしい。バッハでは特徴的過ぎることを嫌う人がいるならば、この盤はグールドの違った一面を知ることができると思う。夜に聞くと、なおしみいる名演である。

segovia さん | 愛知県 | 不明

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渋い印象が強いブラームスから、かくも溢れるロマ...

投稿日:2013/03/26 (火)

渋い印象が強いブラームスから、かくも溢れるロマンティシズムを引き出したグールド。彼自身、「この曲のもっともセクシーな解釈」と言ったらしい。セクシーかどうかはともかく、官能的なほどの美しさを感じるのは事実。和音を敢えてアルヘジオにしたり、旋律と伴奏の主従関係を崩したり、弾き崩しが散見されるが、それが悉くはまっているのは見事としか言えない。特にop.118-2の叙情溢れる演奏は感涙ものだ。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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