CD

Comp.symphonies, Etc: Walter / Columbia.so

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR1725
組み枚数
:
3
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

80歳を越えた晩年のワルターのステレオ録音。特に晩年の彼の音楽には、穏和な表情の中にどことなく哀感が漂うような、独特の味わいがあった。ブラームスはそんな巨匠の芸風に最もしっくりと馴染む作曲家の1人だったように思う。低音域を充実させたドイツ的なスタイルで、ロマンティックな情感を適度に盛り込みながら、柔らかくたっぷりと歌わせた、スケール感豊かな名演だ。(直)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第1番ハ短調
  • 02. ハイドンの主題による変奏曲
  • 03. 大学祝典序曲

ディスク   2

  • 01. 交響曲第2番ニ長調
  • 02. 交響曲第3番ヘ長調

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総合評価

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劇的なNY盤と比し、穏やかなワルターを聴く...

投稿日:2013/07/29 (月)

劇的なNY盤と比し、穏やかなワルターを聴くことができる。どちらも味わいのある名演だと思う。ただし、このステレオ盤は録音が変だ。ヴァイオリンのみ別に録音したのを合成したみたいだ。つまり、ヴァイオリンが前面に出てこず、控えめにコセコセと音を奏でている。明らかにマスタリングのせいだと思う。ワルターのステレオ盤は、CD化された当初の素直なものが一番自然でよい。これはベートーヴェンの交響曲全集にも言える。せっかくの名演なのに残念。本来の音によるCDが出ないものか。

古渡 弁蔵 さん | 北海道 | 不明

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SBMの表示がある輸入盤が手元にあります。...

投稿日:2011/08/29 (月)

SBMの表示がある輸入盤が手元にあります。ヘッドホンで聴き比べてみましたが、劇的に音が違う、という印象はありません。ただ、当盤の方が「何となく」聴きやすい、薄っぺらくない、うるさくない、という感じです。でもその「何となく」は、SBM盤は棚にしまいっぱなしで聴くことがなかったけれど当盤は聴くだろうな、と思わせる違いではあります。案外リマスタリングの違いは分かりにくいものもあり、「同じじゃん」と思うものも結構あったりしますが、当盤については、SBM盤を持っていても買うだけの価値はあると思います。 星を4つにしたのは、やはり2番などニューヨーク・フィル盤を聴いてしまうと物足りなさが残るためです。

コンセルトヘボウ さん | 新潟県 | 不明

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ワルターにもマスタリング合戦があるとは…...

投稿日:2009/11/16 (月)

ワルターにもマスタリング合戦があるとは…と思いながら聴いてみたが、この国内盤96年セットは大変に音が自然で良い。最近のDSD盤はあまりにグロテスクに思えるが、このセットとの比較でそれがハッキリする。あんなギラギラでハイ上がりの音ではすぐに聴き疲れしてしまい、音楽に集中できない。マスタリングは技術系の(数値的な)研究成果発表ではない。元テープの情報をあくまで音楽的に処理し、当時ワルターが聴き、OKを出した(と感じられる)音をよみがえらせて欲しい。演奏は定評あるものだが、今こうして聴き返してみると老齢ゆえの緊張感の持続や盛り上がりに多少のムラがある事も分かる。但しそれは全体の感銘度を左右するような物ではないし、時に聴こえる実にパワフルなサウンドには圧倒されもする。第二の豊饒さ、第三の均整、第四の陰影… ワルターの解釈云々よりも音楽そのものの魅力をしっとり聴かせてくれるスタイル。だからこそ今日では第一に少々物足りなさも感じてしまう。ワルター・ファンで、音にこだわりを持つ方、これから聴き始める方にはこの国内盤をお勧めしたい。LPで聴いた音が豊かになり、最近の造り物めいたマスタリング盤とは全く別物。こうした歴史的遺産に評価などおこがましいので、五つ星は音質に対して。

Pianist さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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