CD 輸入盤

交響曲第3番、セレナード第2番、ほか ティントナー

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8557237
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

ゲオルク・ティントナー指揮シンフォニー・ノヴァ・スコシア 
ブラームス:交響曲第3番6&セレナード第2番

ティントナーといえば、まずブルックナーの名演が思い起こされますが、ブルックナーのライバル・ブラームスも得意としていました。ティントナー記念エディション第5集には、1990年に録音された交響曲第3番と1992年録音のセレナード第2番が収録されています。演奏は手兵シンフォニー・ノヴァ・スコシアで、カナダCBC放送によるハリファックスでの録音です。
ティントナーは、「ブラームスは交響曲恐怖症だった」と語っていました。ベートーヴェンに負けない立派な交響曲を作ろうとする意識が強すぎて、なかなか第1番を発表できなかったことをうまく形容しています。
ティントナー自身は、意識過剰の第1番よりも、後に続く第2番や第3番を好んでいたようです。伸びやかな楽想と直截な感情表現が魅力的な第3番は特にお気に入りだったようで、このCDに収められた演奏でも、自然で滋味溢れる闊達な響きがとても魅力的です。
セレナード第2番も、晴れやかで明朗な楽想にふさわしい、穏やかな陽光がさすような演奏で、ヴァイオリンを欠いたオーケストラによる暖かい響きがとても耳に心地よく感じられます。
両曲ともに、ティントナーのブルックナー演奏に相通ずる、淡々としていながら音楽の核心をついた巧みな語り口が光ります。汲めども尽きぬ深い味わいを持つ、しみじみとした演奏です。ブラームスのロマンをさりげない形で掘り下げ、全曲を通して繊細な情趣を醸し出しているあたり、まさに老熟の匠による至芸と言えるでしょう。

■ブラームス:交響曲第3番 ヘ短調 OP.90
■ティントナーによるセレナード第2番のイントロダクション
■ブラームス:セレナード第2番

ユーザーレビュー

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 最後の初来日公演してほしかったなぁ〜、...

投稿日:2011/04/16 (土)

 最後の初来日公演してほしかったなぁ〜、もっとファンが増えたとおもうし、なによりこの指揮者の全容を知るのに手っとり早かった。そういう意味でいまも謎であり伝説である。誠実な指揮っぷりが好感が持てるし、戦前風な堅固な音楽で、今のヨーロッパにもなくなってしまった何かが感じられる。 技術だけで仕事をしていない心のこもった贈り物を受け取った気分にさせる彼の音楽は、精神の貧しくなった今の日本人に警鐘を促すだろう。

やまC? さん | 京都府 | 不明

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やや古風に感じるかも知れまん。クラシック...

投稿日:2010/03/27 (土)

やや古風に感じるかも知れまん。クラシックのブランド志向、保守的な方々にも耳を傾けてほしい、名匠、無名オーケストラによる堂々たる名演奏。今や、流石ナクソスと思わせる。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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