DVD

交響曲第1番、他 ヴァント&NDR交響楽団(1997)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TDBA0081
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤

商品説明

ギュンター・ヴァント&NDR交響楽団
シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭ライヴ!

木管の4つの和音から始まるシューベルトの交響曲第5番第1楽章冒頭、聴き手は既にここからヴァントの創出する豊かな空間に惹きこまれてしまいます。総体的な響きの豊かさは勿論のこと、この楽章の温かな響きをリードしているのは間違いなくフルートと言えるでしょう。肉厚で上品な音色が全体の響きに絶妙なバランスで存在感を示し、印象的な豊かさをもたらしてくれます。ヴァントならではといえる終楽章も聴きものです。旋律を主とした軽やかな横の流れを表出しながらも、正確なテンポが浮かび上がらせた縦のラインを感じる彼一流といえる演奏は実に素晴らしいものです。ブラームスも秀逸で、とくに第2楽章は絶品です。開始点は統一されながらも、霧の立ち込める中から徐々に沸立つように現れるフォルムの美しさと滋味深い響きの豊かさは何ともいえません。老練の極みともいえる深みは数々の巨匠と言われる人々が成し得てきたものですが、ヴァントの場合そこに枯れずに残る若々しい響きが残ります。メリハリの効いた的確なテンポ判断とそこから生まれる潤いに満ちた世界が広がる終楽章は見事と言うほか無く、改めてヴァントの素晴らしさを垣間見ることの出来る貴重なディスクの登場と言えるでしょう。・シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D.485
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
 1997年8月24日、キール城(ライヴ収録)

内容詳細

伝統を誇るシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭に登場したギュンター・ヴァントの映像シリーズ。深みのある解釈を示すヴァントと、手兵オケの交感が作り上げる演奏が感動的だ。(CDジャーナル データベースより)

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「習慣」を完璧に排除した旧録と「習慣」を...

投稿日:2006/12/01 (金)

「習慣」を完璧に排除した旧録と「習慣」を敢えて読み解く新録。DVDのブラームスは新録のスタンスだ。伝統という美名に粉飾された「習慣」が、ブラームスの愛した美しい音楽言語により、次々と証言台に立たされ検証される。ほとんどの「習慣」とはグロテスクで凡庸で軽薄で無意味、音楽言語にとって単なる汚れでしかないと断罪される。快適さを求める聞き手にとって、この録音群は攻撃の対象でしかない。「あなたはブラームスの何を聴いていたのか?」この問いから眼を背ける者には不要な一枚。真の過激とはこのようなものを差す。

奇矯収集家 さん | 東京湾 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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