CD

交響曲第2番、悲劇的序曲 バルビローリ&ウィーン・フィル

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS23252
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

バルビローリ&ウィーン・フィル/ブラームス:交響曲第2番、悲劇的序曲

ブラームスの数多い第2番の録音のうち「最も美しい」とされているのが、このバルビローリとウィーン・フィルによるディスクです。瑞々しく、しなやかで豊かに歌う演奏は、まさにバルビローリならでは。真にロマンティックな演奏です。(WARNER)

【収録情報】
ブラームス:
● 交響曲第2番ニ長調 op.73
● 悲劇的序曲 op.81


 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音時期:1966年12月(交響曲)、1967年12月(序曲)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 2012年リマスター音源使用

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アナログ音源については、アビー・ロード・スタジオほか海外スタジオによる、アナログ・マスターからの最新リマスター音源を使用。
フロントカヴァーはオリジナル発売海外カヴァーデザインを多数使用。
声楽入り作品は歌詞対訳付(Warner Classics)

内容詳細

バルビローリは英国の指揮者である。従ってこの演奏にはドイツ浪漫の薫りは薄い。しかし、名伯楽がウィーン・フィルから引き出した響きの何と甘く美しいことだろう。抒情的な歌ごころでこの曲に漂う喜ばしい気分を晴れやかに表現する。個性豊かな名演だ。★(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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その昔、関西の評論家の音楽評論家、出谷啓...

投稿日:2014/02/06 (木)

その昔、関西の評論家の音楽評論家、出谷啓さんが、独墺、本拠の指揮者によるものより、ずっと、良いと書いてあったのに、導かれて買った。聴けば、暖かくも、厳しい、情緒あふれる演奏で、数多、素晴らしい演奏も出てますが、今持って、スタンダード。ハレとの演奏もいいが、ウィーンフィルの響きは大きい。クラシックのレコード、音楽は、導き付け、情報案内が無いと入っていけない。これ、産業化の常、加工化は必然。ノイズ入っていたら、まず発売されない、どんなに、いい演奏でも。だから、ブートレグが出回る。中には、そちらの方が、良い演奏だったリする。解体しつつあるクラシック音楽業界の中で、どう商品として、聴かせるかは、重要。公式盤だって、何処までが、加工され、古の楽譜の改変や編曲、施されているものかは、結構、いい加減、詐欺じゃあないかと、思うものもある。  私は、響いてくる音楽が全て。少々改変されてても、他人が書いたとされるものでも、私の耳と脳がいいと、感じれば、少々社会のルール、逸脱しても、いいものだと、思う。ポピュラー音楽の様に、共作とされる作品が、あってもいい。響き渡る音楽、それで、心が動く、熱くなるかが、全て。どう刷り込みが、あったとしても。小難しい現代音楽でなく、如何にも、交響曲聴いている人なら、受け入れられる音楽だった。  あざとい詐欺の様な処があっても、それは、古今の音楽世界の常。作曲家の周辺の代理店(或いは、御本人)は、様々、マーケティング、如何にもメディアが飛びつきそうな部分を徐々に取り上げて、祭り上げ、遂にはNHKで大々的に放送させて、普段触れる機会の少ないクラシック音楽に、レッテルを貼って、CDを売る。モンキービジネス、音楽業界の常套手段。お金の分配、人間関係、良心、忙しさ、ハンディキャップがあって、悲しいかな、法や道徳の順守、心遣いがなかったと言う事か。やっぱり、残念。余りに不自然に、周到に、取り上げられましたが、良いと思った人々が、これだけ沢山出た事実は変わらない。21世紀、如何にもと言うメディア、プロモーションつけられても、この際、真実、さらけ出して、どういう形であれ、佐村河内さんの少なくとも、題名はどうであれ、本分の音楽、交響曲1番、鳴り響いて欲しい。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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大昔のLP廉価盤と全く同じ組み合わせだ。1...

投稿日:2013/01/29 (火)

大昔のLP廉価盤と全く同じ組み合わせだ。1300円だった。聞いて少しも感心しなかった。ブラームスの2番は演奏効果が上げにくい曲だ。とくに長い第1楽章の盛り上げ方が難しい。フルトヴェングラーはそこの所はさすがに心得ていて、楽譜に無いテインパニを追加したりして、白熱の楽章に仕上げている。それに対し、バルビローリは始終しんねりむっつりで陰気くさい。名盤とされているが、私にはだめだ。そのような演奏に大枚をはたくつもりはない。しかし、SACDを聞くと演奏のイメージが変わるそうだから、長時間収録の可能なSACDの特長を生かしたムラビンスキーのステレオライブ集のように1枚にブラームスの交響曲全曲と管弦楽を全部収録してくれれば考えるが。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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本盤におさめられた交響曲第2番の演奏は、...

投稿日:2012/11/18 (日)

本盤におさめられた交響曲第2番の演奏は、バルビローリ&ウィーン・フィルによるブラームスの交響曲全集の中でも、第4番と並んで最も優れた名演だ。バルビローリは、北欧音楽や英国音楽を得意のレパートリーとした指揮者として広く知られているが、そのレパートリーには広範なものがあり、独墺系の作曲家の演奏も比較的多く手掛けていたと言えるところだ。そのような中でも、ブラームスは特別な存在であったようであり、本盤におさめられた交響曲第2番を含めたウィーン・フィルとの全集を含め、いくつかのライヴ録音を遺している。また、バルビローリは、独墺系のオーケストラではベルリン・フィルとの相性が抜群であったことがよく知られているが、他方、そのライバルであったウィーン・フィルとは必ずしも相性が良くなかったと言われている。バルビローリがウィーン・フィルとともに遺した録音は、私の知る限るでは、ブラームスの交響曲全集のみであるところであるが、本盤の交響曲第2番の演奏は、そうした相性の良くなかったとの評価が果たして正しかったのかどうか再検証が必要なほどの名演に仕上がっていると言えるのではないだろうか。何よりも、第2番という楽曲の性格とバルビローリの芸風が見事に符号している点が大きいと言える。バルビローリは、一般的にはシベリウスやエルガー、ディーリアスなどの名演が印象的だけに、抒情的でヒューマニティ溢れる指揮をするとのイメージが先行しているが、そうした指揮芸術の在り様が第2番と見事に合致。同曲の随所に聴くことが可能な枯淡の境地とも評すべき名旋律の数々を、バルビローリは、これ以上は求めえないほど情感豊かに歌い抜いているところであり、そのヒューマニティ溢れる表現の美しさには、抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。もっとも、終楽章の終結部における頂点に向けて畳み掛けていくような気迫と生命力においてもいささかも不足はなく、これはバルビローリの指揮芸術の懐の深さを如実にあらわしていると言えるだろう。そして、ウィーン・フィルによる美しい演奏が、演奏全体に更なる潤いと温もりを付加させているのを忘れてはならない。いずれにしても、本演奏は、バルビローリならではの情感溢れる指揮芸術を堪能することが可能な素晴らしい名演と高く評価したい。併録の悲劇的序曲も、バルビローリならではの素晴らしい名演だ。音質は、1960年代のスタジオ録音であり、数年前にリマスタリングが行われたものの、必ずしも満足できる音質とは言い難いところであった。ところが、今般、シングルレイヤーによるSACD盤が発売されるに及んで大変驚いた。音質の鮮明さ、音圧、音場の幅広さのどれをとっても、従来CD盤とは段違いの素晴らしさであり、あらためて本演奏の魅力を窺い知ることが可能になるとともに、SACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ(数年前に、交響曲第2番、悲劇的序曲、大学祝典序曲をカプリングして、ESOTERICがSACD盤を発売したが、当該ESOTERIC盤との優劣については議論が分かれるところだ。)。いずれにしても、バルビローリによる素晴らしい名演を超高音質のシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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