CD

交響曲全集 飯守泰次郎&関西フィル(3CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9476
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

創立40周年 関西フィルハーモニー管弦楽団
飯守泰次郎指揮/ブラームス:交響曲全集


関西フィルの創設は1970年。当時はヴィエール室内合奏団という名称でしたが、1975年にヴィエール・フィルハーモニックと改称し、1982年に関西フィルハーモニー管弦楽団となりました。2010年は創立40周年の記念すべき年です。
 飯守泰次郎は2001年に常任指揮者に就任。以来、飯守は関西フィルと年間20公演もの共演をしてきました。その一貫した音楽は、まさしく両者の確固たる信頼関係を示すもので、これこそ関西フィルのモットーである「顔の見えるオーケストラ」の体現なのです。
 飯守の指揮はロマン派的な情緒性だけではなく、透明感すら感じる明晰さで、作品の機微を再発見させてくれます。確固たる結束によって成立した飯守と関西フィルによるブラームスは、個性という枠を超えた普遍性への接近を感じさせるものです。(フォンテック)

【収録情報】
ブラームス:交響曲全集
CD1
・交響曲第1番ハ短調 op.68
CD2
・交響曲第2番ニ長調 op.73
・交響曲第3番ヘ長調 op.90
CD3
・交響曲第4番ホ短調 op.98
 関西フィルハーモニー管弦楽団
 飯守泰次郎(指揮)

 録音時期:2009年4月20-21日、2010年3月29-30日
 録音場所:大阪、いずみホール
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

70年、ヴィエール室内合奏団として創設以来40年、関西フィルは記念すべきアルバムを完成させた。指揮は関西フィルを率いて10年の飯守泰次郎。内声部まで気配りされた室内楽的な響きが特長で、飯守は団員の意欲を巧みに引き出し、まさに職人芸のような指揮振りを見せている。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. ブラームス: 交響曲第1番 作品68: 第1楽章 ウン・ポコ・ソステヌート-アレグロ [15:45]
  • 02. 第2楽章 アンダンテ・ソステヌート [09:59]
  • 03. 第3楽章 ウン・ポコ・アレグレット・エ・グラツィオーソ [05:11]
  • 04. 第4楽章 アダージョ-ピウ・アンダンテ-アレグロ・ノン・トロッポ、マ・コン・ブリオ [18:07]

ディスク   2

  • 01. 交響曲第2番 作品73:第1楽章: アレグロ・ノン・トロッポ [16:13]
  • 02. 第2楽章: アダージョ・ノン・トロッポ [10:29]
  • 03. 第3楽章: アレグレット・グラツィオーソ(クアジ・アンダンティーノ) [05:07]
  • 04. 第4楽章: アレグロ・コン・スピーリト [08:48]
  • 05. 交響曲第3番 作品90: 第1楽章: アレグロ・コン・ブリオ [10:27]
  • 06. 第2楽章: アンダンテ [09:40]
  • 07. 第3楽章: ポコ・アレグレット [06:46]
  • 08. 第4楽章: アレグロ [09:10]

すべての収録曲を見る >

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
先ごろ発売になった飯守&関フィルによるブ...

投稿日:2010/09/28 (火)

先ごろ発売になった飯守&関フィルによるブラ全を、先日、私もようやく購入しました。買って正解でした。全体としては(勿論、楽章にもよりますが)ゆったりとしたテンポなのですが決してダレることはなく、一見淡々とした流れであるにもかかわらず、そこはかとなく連なりゆくたたずまいや各パートの歌わせ方からは、えもいわれぬ味わいがにじみ出ています。また、いわゆる「要所」でのティンパニの強奏や、パートごとあるいはテュッティでのアクセントのつけ方は絶妙で、引き締まった表現の演出に効果を発揮していると思います。「ため」も癖がなく自然で必然性を感じます。こういった一見何気ない演奏であるにもかかわらず深い味わいを放射している表現は、人生と芸術の両方において成熟したベテランによって初めて成しうる内容だと感じました。

優音 さん | 愛知県 | 不明

3
★
★
★
★
★
これは素晴らしい! まさに関西フィル40年...

投稿日:2010/09/27 (月)

これは素晴らしい! まさに関西フィル40年の集大成である。これで4つの大阪のオケがブラームス交響曲全集を録音したが、このセットが出色だ。関西フィルの、日本のオケの、という保留なしに、単に非常に魅力的なブラームス演奏であると思う。全曲を通じてティンパニの素晴らしいプレイが耳につく。若いアメリカ人の新メンバーのようだ。オケのテクスチュアも濁らず、それでいてコクのある音の連続であり、リズムの「ため」など細かいアゴーギクのニュアンスも含めて凝っているが、流れはいかにも自然である。贅沢にもセッション録音で音質も素晴らしく、本当に買って良かったと思う。自信を持ってお勧めしたい。

3
★
★
★
★
☆
最近は、日本のオケの録音を聞いて、大きく...

投稿日:2010/08/28 (土)

最近は、日本のオケの録音を聞いて、大きくハズレと思うことはない。それほどに技術水準が上がってきているのと、やはりじっくり一定のオケと腰を落ち着けて音楽に取り組んでいる指揮者の存在も大きいと思う。飯守、高関などその典型だ。ブラームス交響曲全集が腐るほどある中で、この録音は必要なのかがまず問題だが、答えはYESと言いたい。セッション録音だけあって、アンサンブルが緊密である。提示部の反復はない。1番だが、第一楽章は、序奏部の重厚さから、なかなか腰の据わった表現だが、全体として推進力にかけており、ややくいたらない。しかし、それ以外の楽章は立派である。2番も鮮やかな演奏だし、終楽章の錯綜した楽想を整然と響かせる。一番良い出来なのは3番で、室内楽的にまとまっているのと、ここぞという時のティンパニの一撃が見事である。4番も重苦しくない表現で好感が持てる。唯一の難は、弦が細いこと。ここがクリアされれば日本のオケもワールドクラスなんだが・・・。あと商品として見た場合、やはりDisc1と4には、「大学祝典序曲」「悲劇的序曲」「ハイドン変奏曲」は入れられたと思う。セッション録音だからあえて言いたい。だが、1枚当たり1500円で、録音もクリアである。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

プロフィール詳細へ

ブラームス(1833-1897)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品