CD 輸入盤

交響曲全集、管弦楽曲、協奏曲全集 リッカルド・シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団、フレイレ、カヴァコス、レーピン、モルク(7CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4788994
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ブラームス:交響曲、管弦楽曲、協奏曲全集(7CD)
シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団


シャイー&ゲヴァンとハウス管のブラームス録音からのコレクション。「交響曲全集」「セレナーデ集」「ピアノ協奏曲集」はそのまま収め、これにカヴァコスとのヴァイオリン協奏曲と、ドイツ・グラモフォンに録音していたレーピン&モルクとのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲を組み合わせています。

【交響曲全集、悲劇的序曲、大学祝典序曲、ハイドン変奏曲、他】
シャイー&ゲヴァントハウス管といえば、2011年暮れに発売されたベートーヴェン交響曲全集が、ダイナミックに躍動する快速演奏で大きな注目を集めていましたが、このブラームスも同様に見事な仕上がりで、2014年度グラモフォン賞オーケストラ部門賞を受賞してもいました。
 シャイーは1987年から90年にかけて、コンセルトヘボウ管弦楽団とブラームスの交響曲全集を録音していましたが、単純にトラック・タイムだけ見てみても、下記のように驚くべき変化があります。

・交響曲第1番 48分39秒 → 43分53秒
・交響曲第2番 43分05秒 → 40分13秒
・交響曲第3番 37分19秒 → 34分21秒
・交響曲第4番 40分54秒 → 37分57秒

シャイーは楽譜マニアとしても知られており、異稿や初期稿、編曲版などに強い関心をもって広く紹介することに努めるその姿勢は、これまでもメンデルスゾーン、シューマン、ヴェルディ、プッチーニ、ロッシーニなどのユニークなアルバムの高評価に結実していました。
 ブラームスの交響曲全集はハードなプログラムですが、シャイーのチャレンジ精神は健在で、交響曲全曲と、悲劇的序曲、大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、そしてハンガリー舞曲第1番、第3番、第10番という通常の曲目に加え、交響曲第4番冒頭部分の異稿、交響曲第1番第2楽章の初演稿、間奏曲2曲のクレンゲル編曲管弦楽版、『愛の歌』抜粋の管弦楽版、『新しい愛の歌』第9曲の管弦楽版という変わり種も収録しています。(HMV)

【セレナーデ集】
交響曲作曲家としての才能を垣間見ることのできる第1番と、ヴァイオリンを使わない渋い響きが魅力の第2番。1743年創立という長い歴史を誇るゲヴァントハウス管の伝統ある響きを生かしつつ、新たな風を送り込み続けるシャイーの明快な表現が、2曲の魅力をいっそう引き立てています。(ユニバーサルIMS)

【ピアノ協奏曲集】
2007年度英グラモフォン賞レコード・オブ・ザ・イヤー受賞。ブラームスのピアノ協奏曲は、ピアノ付きの交響曲と言われるほどスケールの大きい難曲として知られていますが、ピアニストとして円熟期を迎えたフレイレにとって、いまこの作品に取り組むことはまさに絶好の機会と言えるでしょう。(ユニバーサルIMS)

【ヴァイオリン協奏曲】
澄んだ音と端正な演奏スタイルで聴き手を魅了する、現代屈指のヴァイオリニスト、カヴァコス。デッカ移籍第2弾はシャイー&ゲヴァントハウス管との共演によるブラームスの協奏曲録音です。シャイー&ゲヴァントハウス管によるブラームス交響曲全集と合わせて同コンビによるブラームス録音の一環として聴くも一興です。王道を行くソリスト、オーケストラ、指揮者の3拍子が全て揃った贅沢極まりない録音。
 カヴァコスはアテネの音楽一家に生まれ、1985年のシベリウス国際コンクールと98年のパガニーニ国際コンクールの優勝で一気に華々しいキャリアをスタートさせます。デュトワ、シャイー、ゲルギエフらの名指揮者のもと、ゲヴァントハウス管、ロンドン響、クリーヴランド管といったオーケストラの常連ソリストとして活躍、幅広いレパートリーで名だたる音楽祭に出演し、世界各地で公演を行っています。(ユニバーサルIMS)

【ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲】
現代最高のヴァイオリニストのひとり、レーピンがDGに移籍して第2弾のリリースがこのブラームス。移籍第1弾はムーティ指揮ウィーン・フィルとのベートーヴェン、そして第2弾がブラームスとヴァイオリン作品の王道を録音し始めました。最高のパートナーを得るまでは録音を控えていた、と自ら語るレーピン。今作品ではシャイー&ゲヴァントハウスという共演者を得て、ヴァイオリン・レパートリーの金字塔が鮮やかに蘇りました。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
Disc1-3
● 交響曲第1番ハ短調 op.68
● 交響曲第2番ニ長調 op.73
● 交響曲第3番ヘ長調 op.90
● 交響曲第4番ホ短調 op.98
● 悲劇的序曲 op.81
● 間奏曲ホ長調 op.116-4(クレンゲル編)
● 間奏曲変ホ長調 op.117-1(クレンゲル編)
● ハイドンの主題による変奏曲 op.56a
● 愛の歌 op.52より第1,2,4,6,5曲 (管弦楽版)
● 新しい愛の歌 op.65より第9曲 (管弦楽版)
● 愛の歌 op.52より第11,8,9曲 (管弦楽版)
● 大学祝典序曲 op.80
● ハンガリー舞曲第1番ハ短調
● ハンガリー舞曲第10番ヘ長調
● ハンガリー舞曲第3番ヘ長調
● 交響曲第1番より第2楽章(初演稿)
● 交響曲第4番冒頭部分の異稿

 録音時期:2012年5月、10月、2013年5月
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc4
● セレナーデ第1番ニ長調 op.11
● セレナーデ第2番イ長調 op.16

 録音時期:2014年5月22-30日
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc5
● ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77

 レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
 録音時期:2013年5月
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

● ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 op.102

 ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン)
 トゥルルス・モルク(チェロ)
 録音時期:2008年8月
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc6-7
● ピアノ協奏曲第1番ニ短調 op.15
● ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83

 ネルソン・フレイレ(ピアノ)
 録音時期:2005年11月21-26日(第1番)、2006年2月16,17日(第2番)
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 リッカルド・シャイー(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 1. Un Poco Sostenuto - Allegro - Meno Allegro
  • 02. 2. Andante Sostenuto
  • 03. 3. Un Poco Allegretto E Grazioso
  • 04. 4. Adagio - Piu Andante - Allegro Non Troppo, Ma Con Brio - Piu Allegro
  • 05. 1. Allegro Con Brio - Un Poco Sostenuto - Tempo I
  • 06. 2. Andante
  • 07. 3. Poco Allegretto
  • 08. 4. Allegro

ディスク   2

  • 01. 1. Allegro Non Troppo
  • 02. 2. Adagio Non Troppo - L'istesso Tempo, Ma Grazioso
  • 03. 3. Allegretto Grazioso (Quasi Andantino) - Presto Ma Non Assai
  • 04. 4. Allegro Con Spirito
  • 05. 1. Allegro Non Troppo
  • 06. 2. Andante Moderato
  • 07. 3. Allegro Giocoso - Poco Meno Presto - Tempo I
  • 08. 4. Allegro Energico E Passionato - Pi Allegro
  • 09. 1. Alternative Opening

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数年前に購入して、早めのテンポだなと思っ...

投稿日:2022/08/26 (金)

数年前に購入して、早めのテンポだなと思ったくらいのことだったが、ふと聴き直して大変に優秀なセットだと感じた。21世紀の録音らしく、細部まで鮮明で、かつ情報量の多さ故に、柔らかな響きを持っている。テンポ設定やフレージングを大家の名演で楽しむのも良いが、情報の不足を頭で補う必要のあるそれらの録音と比べて、ブラームス が意図した音色のパレットを現実の音(に、とても近いものとして)聴ける、というのは大したものだ。すでにもっと新しい録音はあるにせよ、生演奏の空気感とリアリティに近づき始めた時期のものとして今でも重要だと思う。もちろん名演奏だと思うが、それ以上に、かつての録音をブラウン管の映像だとすれば、4kぐらいに自然で明瞭なものになっていることによる体感の違いは、感受の仕方がずっと素直なものになっている。どうしても、他の曲も聴いてみたくなるので、安価なセットはたすかる。

nari さん | 宮崎県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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