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交響曲全集、ピアノ協奏曲第1番、第2番、悲劇的序曲、大学祝典序曲、ハイドン変奏曲 アーノンクール&ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ、ブッフビンダー(5CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029597510
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


ブラームス:交響曲全集、ピアノ協奏曲第1番、第2番、管弦楽曲集(5CD)
ニコラウス・アーノンクール&ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管弦楽団、


ピリオド・アプローチ(時代考証)の解釈法をベルリン・フィルに生かし、ブラームスの音楽をおもしろく活性化させたアーノンクールならではの痛快な演奏。ここでは大げさな身振りや感情移入がないため、明晰な造形美を鮮やかに印象付けることに成功しており、ブラームス本来のフォルムがきわめて平衡感覚の強いものであることを明らかにしています。ベートーヴェンばりのテンションの高さや、スッキリとして趣味の良い抒情の美しさも魅力的です。
 ブッフビンダーとのピアノ協奏曲第1番はコンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した演奏。全体的に遅めのテンポの採用は、細部での急激な強弱・緩急や音符の強調に非常に効果的で、第1楽章など管弦楽による呈示部だけで10分以上もかけ、聴き手のド肝を抜く衝撃を与えてくれます。また、第2ヴァイオリンを右側に置いた正統配置により、各楽器の対話を重視したコンセプトがさらに明瞭になっている点も見逃せません。
 実演ということもあってか、いつもの端正なピアニズムとはうってかわって激しい表情をみせるブッフビンダーのソロも見事で、第1楽章展開部などまさに圧倒的。コンセルトヘボウの重量感ある力強いサウンドに伍するその演奏は、このピアニストの声望の高さを十分に裏付けるものです。(HMV)

【収録情報】
Disc1
ブラームス:
● ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
● 交響曲第1番ハ短調 Op.68

Disc2
● 交響曲第2番ニ長調 Op.73
● 悲劇的序曲 Op.81
● 大学祝典序曲 Op.80

Disc3
● 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
● 交響曲第4番ホ短調 Op.98

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 録音時期:1996年、1997年
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Disc4
● ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
● 4つのバラード Op.10

Disc5
● ピアノ協奏曲第2番変ロ短調 Op.83
● 2つのラプソディ Op.79

 ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(協奏曲)
 ニコラウス・アーノンクール(指揮:協奏曲)

 録音時期:1998年、1999年(協奏曲)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ(協奏曲)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ:協奏曲)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : I Theme
  • 02. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : II Variation 1
  • 03. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : III Variation 2
  • 04. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : IV Variation 3
  • 05. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : V Variation 4
  • 06. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : VI Variation 5
  • 07. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : VII Variation 6
  • 08. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : VIII Variation 7
  • 09. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : IX Variation 8
  • 10. Brahms : Variations on a Theme By Haydn Op.56A, 'ST Anthony Variations' : X Finale
  • 11. Brahms : Symphony No.1 in C Major Op.68 : I Un Poco Sostenuto - Allegro
  • 12. Brahms : Symphony No.1 in C Major Op.68 : II Andante Sostenuto
  • 13. Brahms : Symphony No.1 in C Major Op.68 : III Un Poco Allegretto E Grazioso
  • 14. Brahms : Symphony No.1 in C Major Op.68 : IV Adagio - Allegro Non Troppo, Ma Con Brio

ディスク   2

  • 01. Brahms : Symphony No.2 in D Major Op.73 : I Allegro, Ma Non Troppo
  • 02. Brahms : Symphony No.2 in D Major Op.73 : II Adagio Non Troppo
  • 03. Brahms : Symphony No.2 in D Major Op.73 : III Allegro Grazioso
  • 04. Symphony No.2 in D Major Op.73 : IV Allegro Con Spirito
  • 05. Tragic Overture Op.81
  • 06. Academic Festival, Op. 80: Overture

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投稿日:2022/07/06 (水)

ルシータさんの言われる通り、交響曲はどうして音が小さいのだろう。そこが残念。演奏もベートーベンに比べると大人しい。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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さすがに古楽演奏界では大御所のアーノンク...

投稿日:2021/12/06 (月)

さすがに古楽演奏界では大御所のアーノンクールだが、このブラームスでは、例の古楽的なぶつ切りアタックなどのアプローチは見られない。かといって、古楽的なアプローチのやり方が、影を潜めたかといえば、そうとも言い切れない。例えば短いフレーズでは、小気味良く演奏されているところに、古楽演奏の名残を感じる。また、思い入れたっぷりに残響を長めに演奏したり、ショウアップしたように旋律の細部を強調したりするようなことは、していない。無用な力みや溜めがなく、自然体のブラームスと言えよう。特に交響曲第2番・第4番のフィナーレは、速いテンポで生命力あふれる演奏で、打楽器や金管楽器が効果的に強奏されて、オーケストラのうまさを感じさせられる。一方、ブフビンダーのピアノは、響きに不明瞭さや淀みがなく、表現は淡々としているが、澄んでいて、明晰だ。大げさなリアクションもなく、実に美しい見事な演奏だ。バラードなども、大変難しい楽曲のはずだが、そういったことを感じさせない、心のこもった美しい演奏だ。 好き嫌いはあるかもしれないが、古楽演奏ではそれなりの評価を獲得したアーノンクールの、また一味ちがったアプローチのロマン派作品演奏は、興味深いと思う。

ジョージFNAQ さん | 京都府 | 不明

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アーノンクールのブラームスセット。 でき...

投稿日:2021/03/17 (水)

アーノンクールのブラームスセット。 できればヴァイオリン協奏曲も入れて欲しかった。 晩年のアーノンクールの録音はどれも素晴らしい。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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