CD 輸入盤

ブラームス:交響曲第4番、ベートーヴェン:序曲『コリオラン』、他 ガーディナー&オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SDG705
組み枚数
:
1
レーベル
:
Sdg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ガーディナー・ブラームス・ツィクルス、ついに完結!
有機的意味合いをもった見事なプログラム
感動のフィナーレ


SDGレーベルのガーディナーによるブラームス交響曲シリーズの完結編の登場です。第4番と、この作品をブラームスが書くにあたって特に大きな影響を受けた作品という、いつもながら思慮に富んだカップリング。
 2年間にわたるガーディナーの「ブラームスとその先駆者たち」プロジェクトでは、ブラームスだけではなく彼が影響を受けた作曲家たちの作品を同時に取り上げて、ブラームスの創作の足跡を様々な角度からたどってきました。今回のメイン・プログラムである第4番交響曲は、バロック音楽の影響を濃厚に受けています。終楽章は、バッハのカンタータ150番の合唱曲『私の目は常に主に注がれています』の直接的な影響がみられ、また、ベートーヴェンの『コリオラン』序曲に負っている部分も大きいです。このことについては、ガーディナーがブックレットでディスクの分数を示唆しながら詳しく語っています。また、ブラームスは、ガブリエリやシュッツの作品の指揮をするのが好きだったということは意外と知られていない事実。彼らの作品の影響を、ブラームスの宗教的歌曲に聴くことができます。それぞれの曲の演奏が素晴らしいことは言うまでもありませんが、すべてのプログラムが有機的意味合いをもっているため、ブラームスの魅力、それぞれの作品の魅力が互いに高められており、この1枚は何倍もの価値をもったものとなっています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ベートーヴェン:序曲『コリオラン』 op.62
・ガブリエリ:サンクトゥス、ベネディクトゥス(12声)
・シュッツ:『サウル、サウル、なぜ私を迫害するのか』SWV 415
・J.S.バッハ:合唱『私の目は常に主に注がれています』、『主は私の足を』〜カンタータ『主よ、われは汝を求む』BWV 150より
・ブラームス:宗教的歌曲『惜しみなく与えよ』op.30(合唱)
・ブラームス:混声8部合唱曲『祭典と記念の格言』op.109
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98

 モンテヴェルディ合唱団
 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
 ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 録音時期:2008年10月5-8日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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 プログラミング、そして演奏全般に意志的...

投稿日:2017/03/30 (木)

 プログラミング、そして演奏全般に意志的な情熱を感じる。冒頭の「コリオラン」序曲からして燃えるような勢いと推進力。合唱曲でも精緻さを旨としながら熱気が感じられる。このテンションが交響曲まで続きます。ブラームスの第4交響曲によくいわれる「諦観・枯淡」とは違う新たな視点の持ち方を愉しむことができると思います。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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真のブラームス・サウンドへの挑戦である ...

投稿日:2016/10/21 (金)

真のブラームス・サウンドへの挑戦である ピリオド楽器と奏法を以てブラームスのシンフォニーに挑む指揮者と楽団が少ないのにお気づきだろうか このガーディナーとORRの演奏への世評も一つの回答となった 諸手を挙げて喝采を贈った風がない その美点を褒めながらも決定盤の印を押せないでいる 19世紀ロマン派の音楽はポルタメントの多用という特徴を有する ブラームスとワーグナーはその奏法を多用した最右翼にいる作曲家だ これをピリオド楽器奏法で奏すと音響の増幅へ至る 重量感のある巨大な響きを生成する ガーデイナーとORRがブラームス交響曲は「歌」を基盤として成り立つ音楽だと関連作曲家の「歌」を含めてディスクに織り込んで示しているが 時にその奏でる響きを五月蝿いと感じさせてしまうことも事実だ だが この第4交響曲はバロック音楽への傾倒を示した分 ポルタメントは少なく音の濁りを回避して見事な仕上がりとなった 第1から第3交響曲までも同様だが 清冽で鮮烈な音が滔滔と流れくる様は爽快そのもの 清らかな奔流に身を晒して見えてくるものがある それはブラームスが抱き続けた夢と熱情か 己の心の形か知らん 衷心より一聴をお勧めする また交響曲のみのアルバムできればBlu-ray Audioでの発売を望む

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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