Hi Quality CD Import

Piano Concerto No.1 : Rudolf Serkin(P)George Szell / Cleveland Orchestra (1968 Stereo Live)(UHUCD)

Brahms (1833-1897)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ATS971
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
Hi Quality CD
Other
:
Import

Product Description

これぞ龍虎相打つ!
ゼルキン&セルの至高のブラームス:ピアノ協奏曲第1番


セル&ゼルキンの黄金コンビ。セッション録音の前日のライヴ。ホロヴィッツの狂気に対してゼルキンは、誠実な熱情ともいえる一点一画を疎かにせず、そのまま高揚と興奮に持ち込む稀有のピアノズムです。セルは自らが優れたピアニストだっただけにソリストにはうるさく接したそうですが、セルとはガブリ四つの力相撲を聴かせてくれます。
 全員興奮状態故にどうしてもテンポがアップするもののその都度もとに戻す、また早まるといったスリリングな名演。ピアニスト、指揮者、そしてオーケストラの三位一体が同じ高みに至った幸福な瞬間。もともと良好なステレオ録音でしたが、既出盤に比べてヒスノイズも随分と軽減され、よりクリアに楽しめるようになりました。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15

 ルドルフ・ゼルキン
(ピアノ)
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル
(指揮)

 録音時期:1968年4月18日
 録音場所:クリーヴランド、セヴェランス・ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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これは素晴らしいレコードだ。ゼルキンなら...

投稿日:2024/11/05 (火)

これは素晴らしいレコードだ。ゼルキンならでは、セルならではの名演を聴くことが出来、大きな感動を覚える。録音もこの時期のライヴとしては上々の部類に入る。  この独特の作品の名盤として名高いものを挙げると、古くはバックハウス/ベーム盤にルービンシュタイン/ライナー盤、ステレオの名盤としてはゼルキン/セル盤やギレリス/ヨッフム盤、ブレンデル/アバド盤などがあるが、私個人としては、断然ルプー/デ・ワールト盤を推したい。  しかし、高度成長期(20世紀)のように、どれがベストか、決定盤は何か、といったような時代は終わった。聴き手は成熟を遂げ、それぞれの魅力を聴き分けられるようになった。数年前には小編成のオケとともに収録したアンドラーシュ・シフ盤がレコード・アカデミー賞を獲得した。時代はさらに下って、レコード芸術誌も廃刊となった(実に寂しい!)。  そんな時代にこそ、今一度かつての名匠の仕事を振り返ってみるのも有意義ではないか?  ゼルキンやセルという、巨匠と称される偉大な音楽家が活躍していた輝かしい時代の空気を味わうことが出来る記録だ。

jasmine さん | 愛知県 | 不明

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