CD 輸入盤

ドイツ・レクィエム アーノンクール&ウィーン・フィル、キューマイアー、ハンプソン

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697720662
組み枚数
:
1
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブラームス:ドイツ・レクィエム
アーノンクール&ウィーン・フィル
アルノルト・シェーンベルク合唱団


2007年12月、ウィーンのムジークフェラインでおこなわれたこの演奏は、近年のアーノンクールの解釈の深まりを反映させた見事なもので、遅めのテンポを基本に悲痛な情感表現を志向した『ドイツ・レクィエム』にふさわしいスタンスと、アーノンクールならではのオーケストレーションへの細かな配慮が窺える仕上がりとなっています。
 合唱のアルノルト・シェーンベルク合唱団はウィーンの団体で、今回の合唱指揮者でもあるエルヴィン・オルトナーと共にブラームスの合唱作品集をレコーディングしており(1994年)、透明度の高い歌唱を聴かせていました。それから13年を経てのこの『ドイツ・レクィエム』での演奏では、まず場所がムジークフェラインということで音響が素晴らしいため、透明なだけでなく深い色合いや力強い迫力も申し分なく美しく響いているのがポイントです。
 ウィーン・フィルの演奏も、楽譜に従い二管編成サイズを守ったサウンド・バランスが印象的なもので、ブラームスらしいしぶい色彩ながらも透明度が確保された結果として、パートごとの独立性も維持され、木管セクションの警句的な響きなど、随所で新鮮な音を聴くことができます。
 ソリストも高水準。ザルツブルク生まれの最近話題のソプラノ、ゲーニア・キューマイアーは、ピュアな声が美しく第5曲では、人々の悲しみに歩み寄る純粋な美しさを聴かせて感動的。
 名歌手ハンプソンの受け持つ第3曲と第6曲も高水準な仕上がりで、指揮者の意図を汲み性格的な表現を完璧におこなう実力はさすがです。(HMV)

【収録情報】
・ブラームス:ドイツ・レクィエム 作品45
 第1曲「悲しんでいる人たちはさいわいである」
 第2曲「人はみな草のごとく」
 第3曲「主よ、わが終わりと、わが日の数の」
 第4曲「万軍の主よ、あなたのすまいは」
 第5曲「このように、あなたがたも今は不安がある」
 第6曲「この地上には永遠の都はない」
 第7曲「今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいいである」

 ゲーニア・キューマイアー(ソプラノ)
 トーマス・ハンプソン(バリトン)
 アルノルト・シェーンベルク合唱団
 エルヴィン・オルトナー(合唱指揮)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 録音時期:2007年12月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:DSD Recording(ライヴ)

総合評価

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5.0

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投稿日:2012/06/05 (火)

毎日の通勤時間・昼休みは音楽を聴きくことで過ごしているが、11年3月11日の震災後しばらく音楽を楽しむ気になれなかった。というより音楽を楽しんでいるなど、いけないような思いでいた。だが毎日プレーヤーだけは持ち歩いていた。 何も聴かずに10日ほど経って、会社からの家路についた夜、ふとこのCDを聴いた。慰めとか、癒しとか、救いとか、そういったものに溢れていた。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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ドラマティックな過剰さを避けた、精妙さが...

投稿日:2011/05/31 (火)

ドラマティックな過剰さを避けた、精妙さが特徴の演奏かと拝察します。その味わいは、ウィーンフィルの特質とも相まって、この名曲の美しさを大いに引き立たせる結果となりました。但し、レコード芸術で大賞をとったといいますが、そこまでのものかどうかは、個人的にはいささか疑問はあります。感心感服はしましたけれど、感動にまでは行きつかなかったなあ。これは当方の問題であるかもしれません。(-_-;)声楽陣、優秀。録音はちょっとだけ鮮度不足かな。ま、いい演奏なのはいい演奏です。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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投稿日:2011/02/27 (日)

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singet225 さん | 岐阜県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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