CD 輸入盤

【中古:盤質S】 交響曲第2番、第3番、第4番、ピアノ協奏曲第2番、他 クナッパーツブッシュ&シュターツカペレ・ドレスデン、ウィーン・フィル、カーゾン、他(4CD

ブラームス(1833-1897)

中古情報

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S
特記事項
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未開封
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基本情報

ジャンル
カタログNo
MR2423
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
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輸入盤

商品説明

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ブラームス交響曲第2・3・4番、ピアノ協奏曲第2番、二重協奏曲、他
クナッパーツブッシュ&シュターツカペレ・ドレスデン、ウィーン・フィル、他


クナッパーツブッシュはブラームスを得意としており、随所にクナッパーツブッシュの解釈と分かる個性的なデフォルメが施されている演奏を録音でも数多く遺しています。
 交響曲第3番はその筆頭格で、どのオケを指揮した演奏でも強烈な演奏を聴かせていますが、ここでは中でも最もオケと音のコンディションが良いとされるウィーン・フィルとのザルツブルク音楽祭ライヴ(Disc2)が収められています。組み合わに、前年には亡くなったフルトヴェングラーの思い出に捧げられた『悲劇的序曲』も収録しています。
 シュターツカペレ・ドレスデンを指揮した交響曲第2番(Disc1)もクナッパーツブッシュらしさがよく示される作品で、ここでもパウゼやルバートを駆使した演奏にポルタメントまで加わってのやりたい放題。組み合わせのハイドンの主題による変奏曲は、1963年5月10日の録音ということで、クナッパーツブッシュの晩年様式が反映されており、まさかの22分超えという遅いテンポ進められられ、通常とはまったく異なる作品の姿を示しています。
 ブレーメン・フィルを指揮した交響曲第4番(Disc3)も見事な演奏です。1952年の録音ですが音の状態も良く、自在で深い呼吸感覚により、なんとも凄味のある演奏を実現しています。
 以上のほかにピアノ協奏曲第2番と二重協奏曲のライヴ録音、大学祝典序曲とアルト・ラプソディのデッカへのセッション録音音源が収められています。(HMV)

【収録情報】

Disc1
● 交響曲第2番ニ長調 op.73

 シュターツカペレ・ドレスデン
 録音:1959年11月27日、ライヴ

● ハイドンの主題による変奏曲 op.56a

 ケルン放送交響楽団
 録音:1963年5月10日、ライヴ

Disc2
● 交響曲第3番ヘ長調 op.90
● 悲劇的序曲 op.81


 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1955年7月26日、ライヴ

● 大学祝典序曲 op.80

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1957年6月、セッション(DECCA)

Disc3
● 交響曲第4番ホ短調 op.98

 ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1952年12月12日、ライヴ

● ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 op.102

 フリッツ・ゾンライトナー(ヴァイオリン)
 フリッツ・キスカルト(チェロ)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1959年1月6日、ライヴ

Disc4
● ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83

 クリフォード・カーゾン(ピアノ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1955年7月26日、ライヴ

● アルト・ラプソディ op.53

 ルクレツィア・ウェスト(コントラルト)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1957年6月、セッション(DECCA)

 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

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クナの演奏は小さな場面毎に型ができ上がっ...

投稿日:2015/04/11 (土)

クナの演奏は小さな場面毎に型ができ上がっていて、それをかなり自由に、時には即興的につないでいくという趣があるけれども、ワグナーやブルックナーではこのつなぎ方がごく自然に隆起していくのに対して、ブラ―ムスとかベートーヴェンの曲だと、突然テンポが落ちたりとかなりぎくしゃくする。異形と形容される所以だろう。相当大時代的で、メンゲルベルクやストコフスキーなどのデフォルメにも通じて聞こえる。異常にテンポが遅かったりするのもこれらの曲であって、ワグナーやブルックナーでは必ずしもそうではない。全体の見通しよりも部分の表情の味付け(もちろん濃い)の方が優先されている。このアルバムでその味付けで堪能させるのは二番(とくに最初の二楽章)と三番の交響曲。ハイドン・ヴァリエーションも然り。四番は音質(解像度が低くて、ティンパニが遠い)とオケが今いちで、これはクナのブラ四のベストとはいえない。二重協奏曲も音はやはり鮮明さに欠けるが、クナの厚い音でのサポートに対してソロ、とくにチェロが思い切りの感情移入で応えている。ピアノ協奏曲は、カーゾンがもの凄く粗っぽくて、殆ど崩壊している。オケは聞くべき所は十分あるが(三楽章の静かな持続音だけで伴奏する所とか)、やはりソロがこれではね。アルトラプソディのソロは、これほどではないが、音程が不安定。たださすがにステレオで音はいい(多分同時の大学祝典よりバランスが良い)。ということで、最初の二枚なら星五つだが、最後の二枚は三つどまりで、平均して四つというところか?

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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