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【中古:盤質S】 交響曲全集、管弦楽曲集、協奏曲集 ギーレン&南西ドイツ放送交響楽団、オピッツ、ゲリンガス、他(ミヒャエル・ギーレン・エディション第3集)(5CD)

ブラームス(1833-1897)

中古情報

新品ジャケット
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S
特記事項
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未開封,BOX仕様,5枚組み
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SWR19022CD
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ミヒャエル・ギーレン・エディション第3集(5CD)
ブラームス:交響曲全集、管弦楽曲集、協奏曲集

ミヒャエル・ギーレン・エディション第3集はブラームスの交響曲全集と管弦楽作品、協奏曲集。この中には、2曲の初出となる1991年録音の『ピアノ協奏曲第1番』(ピアノはゲルハル卜・オピッツ)と、2005年録音の『運命の歌』を含んでいます。
 既に高い評価を受けている4曲の交響曲は、1989年から2005年までと録音年代は広範囲に渡っていますが、その解釈は常に変わることなく、理想的な重厚さと渋さを備えた、すみずみまで見通しの良い演奏です。シェーンベルクが管弦楽用に編曲したピアノ四重奏曲は、アンサンブルの精緻さを壊すことなく管弦楽へと置き換えたもので、ギーレンならではの妥協のない鋭い響きが楽しめます。2曲の協奏曲もソリス卜の選定から文句ないもので、ドイツ音楽の権威オピッツの演奏する、まるでピアノもオーケス卜ラの一部になったかのようなピアノ協奏曲、オーケストラと対話をしながらも、緊密な楽器同士のやりとりが見事なキャプランとゲリンガスの二重協奏曲。そしてこちらも初出となる『運命の歌』での厳粛ながらも、バランスの取れた清冽なアンサンプル。ギーレンとバーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団の強い信頼関係から生まれた極上のブラームスです。(輸入元情報)

【ミヒャエル・ギーレン・エディション】
3年間に渡って全10集のリリースが予定されており、初出音源も多数という注目の企画。今回の第2集、ブルックナーの交響曲全集でも、第1番、第2番、弟8番、第9番が初登場となります。
 録音時期は1968年から2013年で、若き日の第2番から、86歳での第9番まで、さまざまな時期のギーレンの演奏を楽しむことができます。

【ミヒャエル・ギーレン】
近代・現代音楽ファンの絶大な支持を得る指揮者で作曲家、ミヒャエル・アンドレアス・ギーレンは、1927年7月20日、高名な演出家の父親と女優の母親というきわめて劇場的な環境のもと、ドレスデンで誕生。
 その後、父がベルリン国立歌劇場の指揮者クレメンス・クラウスに招かれたため、ベルリンへ移りますが、同地が反ユダヤ政策の本拠地であったこともあり、母がユダヤ人のギーレン家は、ウィーンへ逃れることになります。
 しかし、1940年にはオーストリアはナチス・ドイツに併合されてしまったため、父がエーリッヒ・クライバーから招かれたこともあって、一家はアルゼンチンへと亡命。
 同地でギーレンは、作曲・ピアノ・理論・哲学を学び、テアトロ・コロンの練習指揮者をつとめます。
 その間、1949年には同テアトロ・コロンで作曲者の生誕75周年を祝い、シェーンベルクのピアノ作品全曲演奏会を開く一方、“弦楽四重奏のための変奏曲”を作曲するなど、若い頃から前衛的な作品への取り組みはきわめて積極的だった模様です。
 同時に歌劇場の練習指揮者として劇場人としての経験も積んでおり、1950年からウィーン国立歌劇場の練習指揮者も務め、1952年には指揮者として正式にデビューしていますが、プログラム前半はシェーンベルクのピアノ曲、後半は“兵士の物語”というなんとも斬新なものでした。
 また、この頃にはまだ若かったアルフレート・ブレンデルとシェーンベルクのピアノ協奏曲の世界初録音をおこなっています。
 そうした実績が買われてか、1960年から1965年にかけてはストックホルム王立歌劇場の首席指揮者として、また、1965年から1968年にはケルンのオペラでも活躍。
 この頃の前衛的活動としては、B.A.ツィンマーマンのオペラ“兵士たち”の初演(1966年)や“ある若き詩人のためのレクイエム”初演(1969年)という二大傑作への取り組みが有名です。特に前者は演奏不可能と言われていた作品だけに、ギーレンの果敢なアプローチが果たした役割は非常に大きなものと思われます
 その後、1969年からはアンドレ・クリュイタンスの後任としてベルギー国立管弦楽団の首席指揮者となり、1973年から1975年はオランダ歌劇場、1977年から1987年はフランクフルト歌劇場の芸術総監督、シュトゥットガルト放送交響楽団の指揮者としても活躍。
 同じ頃、1978年から1981年にはロンドンのBBC交響楽団の首席客演指揮者、1980年から1986年にはシンシナティ交響楽団の音楽監督も務め、1986年から現在までは南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者として世界的名声を獲得しているのは周知のとおり。
 日本には1975年と1972年にNHK交響楽団の招きで来演して以来しばらく音沙汰が無く、ようやく1992年に手兵の南西ドイツ放送響と来日して、そのときは一部で大いに話題になったものです。
近年ではザルツブルク音楽祭の常連として一気に知名度を上げており、マニアや比較的若い層を中心に人気が出てきています
 レコーディングは1950年代後半からおこなっていますが、初期のレパートリーはバッハ・ギルドのためのカンタータ集、グルックのフルート協奏曲、ショパンのピアノ協奏曲&ラロのピアノ協奏曲(フルゴーニ)、リストのピアノ協奏曲集(ブレンデル)、バルトークのピアノ協奏曲集(シャーンドル)、フランクの交響曲ニ短調&交響的変奏曲、プロコフィエフのピアノ協奏曲集(フルゴーニ)、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番&チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(ブルメンタール)、シェーンベルク:協奏曲集(マルシュナー、ブレンデル)等々、実に多彩。
 その後、1970年代には名高い『モーゼとアロン』をレコーディングして話題になり、以後、複数のレコード会社にさまざまなレパートリーを録音しましたが、近年はドイツのヘンスラーからのリリースが多くなっています。(HMV)

【収録情報】
ブラームス:交響曲全集、管弦楽曲集、協奏曲集


Disc1
1. 悲劇的序曲 ニ短調 Op.81
2. 交響曲第1番ハ短調 Op.68

 録音時期:1995年12月14日(1)、1995年5月17日(2)
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ

Disc2
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.73
2. ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a

 録音時期:2005年5月25-31日(1)、1996年1月16日(2)
 録音場所:フライブルク・コンツェル卜ハウス(1) バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウ卜・スタジオ(2)

Disc3
1. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
2. 交響曲第4番ホ短調 Op.98

 録音時期:1993年5月3,4日(1)、1989年4月28日-5月3日(2)
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ

Disc4
1. ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15【初出音源】
2. 運命の歌 Op.54【初出音源】

 ゲルハル卜・オピッツ(ピアノ:1)
 ケルン放送合唱団(2)

 録音時期:1991年5月2日(1)、2005年12月7,8日(2)
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(1) フライブルク・コンツェル卜ハウス(2)

Disc5
1. ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
2. ピアノ四重奏曲第1番卜短調 Op.25 (シェーンベルクによる管弦楽編)

 マーク・キャプラン(ヴァイオリン:1)…1-3
 ダーヴィト・ゲリンガス(チェロ:1)

 録音時期:1989年5月3日(1)、1991年4月3日(2)
 録音録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ

 南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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初出音源は無論のこと、インターコード盤の...

投稿日:2016/10/28 (金)

初出音源は無論のこと、インターコード盤の入手が難しくなっている現在、私のような後になってからギーレンに興味を持った者にとっては、このギーレンエディションの発売は有り難く思います (ブルックナーの交響曲音源に、旧盤のみのものがあるようですが)。 ところで、本商品に関する説明文のうち、ギーレンエディションに関する箇所が、第2集のものになっているのですが、輸入元のミスでしょうか?

うりぼう さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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