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【中古:盤質B】 後期ピアノ作品集 アファナシエフ(2013)

ブラームス(1833-1897)

中古情報

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B
特記事項
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帯付,ケースすれ
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ジャケットツメ噛み、盤面キズ多
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基本情報

ジャンル
カタログNo
WAKA4177
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

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ブラームス:後期ピアノ作品集
ヴァレリー・アファナシエフ


鬼才ヴァレリー・アファナシエフ2013年来日公演時のライヴ録音、待望のブラームス作品集の登場です。アファナシエフのブラームスといえば、なんといっても1992年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝いた名盤「後期作品集(作品117,118,119)」、そしてその続編(作品116 ほか)(ともにDENON)が知られていますが、20年という歳月を経てアファナシエフの解釈がどのように変化したのか、ひじょうに興味深いところ。じっさい、その印象は大きく異なります。トレードマークだった遅いテンポや意表をつくような表現は影をひそめ、音楽はより自然へと近づきました。60代も半ばを越した巨匠は、ときに無愛想に、なんら特別な演出をほどこすことなく、作品自体にすべてを語らせます。特筆すべきはピアノの音の美しさ。それ自体が発光しているかのような、精妙な陰影とニュアンスに満ちた音(サウンド)。もはや前人未踏の世界。融通無碍の境地に名人が遊んでいるともいうべき一期一会の演奏が、ここには刻まれています。(若林工房)

【ライナーノートより】
「しかし、ここに聴く晩年の小品集において、かれは敢えて世界に抗うこともなく、世界を共鳴させることによって、自分を生かす途を見出したのではないか。救いがたい悲哀と憂愁、…(中略)… これは、ブラームスが音の世界を構築しているというより、世界がブラームスという媒体を通して鳴り響いているというていのものだ。アファナシエフの芸術上の営為は、残酷なほどにこのブラームス晩年の表現の特質を浮かび上がらせている」(平野篤司)

【収録情報】
ブラームス [1833-1897]
・幻想曲集 作品116
・3つの間奏曲 作品117
・6つの小品 作品118

 ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)

 録音時期: 2013年6月15日
 録音場所:東京、紀尾井ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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 ヴァレリー・アファナシェフによるブラー...

投稿日:2014/06/17 (火)

 ヴァレリー・アファナシェフによるブラームス晩年のピアノ曲である。 彼らしい深い精神性が感じられるすばらしい演奏である。というよりはブラームスの晩年の悲哀の全てを表現しうるのはヴァレリー・アファナシェフしかいないとさえ思わせる。秋、アファナシェフの好きな日本庭園でモミジの葉が裏表を見せながら散りゆく様を眺めながらこの演奏を聞けば人生の深淵を覗くことさえできそうである。

虎姫 さん | 富山県 | 不明

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 デンオンから発売された前録音とは比較に...

投稿日:2014/06/07 (土)

 デンオンから発売された前録音とは比較にならない。前録音の極端に遅いテンポと緊張感などが、柔らかい自然な流れに変わっている。  前録音の、ひとつひとつの音がくっきり絡まって音が構成されていた感覚で聴こえるのに対し、こちらの録音では縦糸と横糸が緩やかに編まれた薄手の織物のような感覚。 前録音の、あのテンポに辟易された方にも「聴きやすい軽さ」に変っているのでお勧めしたい。    ライナーノートに演奏者が寄せた文章(1988)の一節を引用させてもらうが、『もののあはれ−消えゆく時の流れに気付いたときにおぼえるかなしみ』をじわっと感じる演奏だ。新録音である当盤では、ブラームスの晩年のつぶやきや眼差しをそのまま音楽にしたような印象を受ける。    ただ、当日この公演を聴いてきた身としては、最後のプログラムであるOp.119までをCD化してほしかった。Op.118-6の、虚無の闇に染まりながらCDが終わるように考えたのかもしれないが、やはりすべて聴いてみたかった。(Op.119が入っていない残念さにより、★をひとつ少なくします。)

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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