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【中古:盤質AB】 Sym.4: Walter / Columbia.so Tragic, Schicksalslied

ブラームス(1833-1897)

中古情報

新品ジャケット
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:
AB
特記事項
:
なし
:
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SMK64472
レーベル
USA
フォーマット
CD
その他
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輸入盤

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ワルターは最晩年にコロンビア交響楽団を指...

投稿日:2011/06/28 (火)

ワルターは最晩年にコロンビア交響楽団を指揮して、自らのレパートリーの数々のステレオ録音を行ったが、その中にはブラームスの交響曲全集も含まれている。当該全集の中でもダントツの名演は、本盤におさめられた第4番ということになるのではないだろうか。ワルターによるブラームスの交響曲の名演としては、ニューヨーク・フィルを指揮した第2番の豪演(1953年)がいの一番に念頭に浮かぶが、今般の全集中の第2番にはとてもそのような魅力は備わっておらず、本演奏の優位性は揺るぎがないと言える。第4番はブラームスの晩年の作品であることもあって、孤独な独身男の人生への諦観や枯淡の境地をも感じさせる交響曲であると言える。本演奏におけるワルターのアプローチは、何か特別な解釈を施したりするものではなく、むしろ至極オーソドックスなものと言えるだろう。しかしながら、一聴すると何の仕掛けも施されていない演奏の端々から滲み出してくる憂愁に満ち溢れた情感や寂寥感は、抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。これは、人生の辛酸をなめ尽くした巨匠が、その波乱に満ちた生涯を自省の気持ちを込めて振り返るような趣きがあり、かかる演奏は、巨匠ワルターが最晩年に至って漸く到達し得た至高・至純の境地にあるとも言っても過言ではあるまい。いずれにしても、本演奏は、ブラームスの第4の深遠な世界を心身ともに完璧に音化し得た至高の超名演と高く評価したい。小編成で重厚さに難があるコロンビア交響楽団ではあるが、ここではワルターの統率の下、持ち得る実力を最大限に発揮した最高の演奏を披露しているのも、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。本演奏は至高の超名演であるだけに、これまでリマスタリングを何度も繰り返すとともに、Blu-spec-CD盤も発売されたりしているが、ベストの音質はシングルレイヤーによるSACD盤であると考える。当該SACD盤は現在でも入手可であり、ワルターによる超名演をSACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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本盤は完売されているのですが他の同演奏盤...

投稿日:2009/12/14 (月)

本盤は完売されているのですが他の同演奏盤が多くありますのでコメントさせていただきます。この演奏、もう今更何を付け足して言うべき言葉も無いほどの名演奏です。1959年の録音でワルター晩年のコロンビアSOとのステレオ一連ものです。コロンビアSOの独特の少し甘ったるい録音なのかワルターの演奏が元々そのういう気味があるのかは確かではありませんがやはりブラームス第4番の最右翼の盤と申せましょう。タイムは@12’55A11’46B6’26C11’16とほんのやや第4楽章が長めなのかなぁという感じです。第1楽章のコーダに入って行く過程は程のよい興奮を呼び起こし終楽章のコーダはその「諦観」を感じさせずにはおられません。これらの箇所というかポイントをより効果的に演奏している盤は出てきていますが曲全体のバランスを取っての設計はさすがワルター晩年で到達した芸風なのでしょうか。最高ランクです!(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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