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【中古:盤質AB】 交響曲全集 エフゲニー・スヴェトラーノフ&スウェーデン放送交響楽団(1980〜85年ステレオ)(2CD)

ブラームス(1833-1897)

中古情報

新品ジャケット
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AB
特記事項
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帯付,2枚組み
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SSS0136
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


スヴェトラーノフ&スウェーデンのブラームス全集!

スヴェトラーノフのブラームス交響曲全集というと手兵ロシア国立響との1981年ライヴが高名ですが、当スウェーデンのライヴはその前後5年の演奏となります。「指示に素直に従うアンサンブル」スウェーデン放送響の適応ぶりは聴いていて頭が下がります。スヴェトラーノフの解釈は率直で早目のテンポ。オーソドックスそのものでドイツの伝統遵守の指揮者と言われても一瞬は頷けますが、やはり統率力、推進力の凄まじさ、そして時に見せる必殺のフェルマータ伸ばし、強烈な歌いこみはやはりこの巨匠ならではです。第4番などは絶美の演奏と申せましょう。2枚のCDに綺麗に収まっているところも二重マルです。
 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付き。(輸入元情報TOBU)

【収録情報】
ブラームス:交響曲全集


・交響曲第1番ハ短調 op.68
・交響曲第2番ニ長調 op.73
・交響曲第3番ヘ長調 op.90
・交響曲第4番ホ短調 op.98

 スウェーデン放送交響楽団
 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

 録音時期:第1番(1984年9月7日)、第2番(1982年1月15日)、第3番(1980年9月6日)、第4番(1985年10月20日)
 録音場所:ストックホルム、ベルワルドホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

【演奏タイミング】
 第1番[12:42][10:09][5:20][16:28]
 第2番[15:15][11:01][4:34][8:10]
 第3番[9:39][8:22][6:02][8:45]
 第4番[12:12][10:00][6:22][9:27]

総合評価

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スヴェトラーノフをお好きな方からすれば予...

投稿日:2023/01/08 (日)

スヴェトラーノフをお好きな方からすれば予想通りのブラームス。メディアからの誤情報からスヴェトラーノフを爆演系指揮者だと誤解されていた方からすると意外に正統派なブラームスというところでしょうか。2枚のCDに収録するためか曲の並び順は番号とは無関係になっています。

jin さん | 長野県 | 不明

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交響曲第1番はバーンスタインやカラヤン、...

投稿日:2013/09/03 (火)

交響曲第1番はバーンスタインやカラヤン、サヴァリッシュ、アバド、ベルグンド、コンドラシンらによる指揮しか聴いたことがないが(生演奏では朝比奈隆)このスヴェトラーノフの指揮がある意味一番ブラームスの想いに近いのではないだろうか。 交響曲第2番は第1楽章では何となくはっきりしない印象を受けたが第4楽章の素晴らしさに「終わり良ければ全て良し」と感じた。この盛り上げ方はやはりスヴェトラーノフ独特だ。ブラームスの交響曲第2番でここまで聴衆を熱狂させる指揮者はなかなかいないだろう。 交響曲第3番はオーソドックスな演奏ではないだろうか。 交響曲第4番は早めのテンポでオーケストラをグイグイ引っ張っていく。 解説書にあるニーナ夫人のコメントもいい。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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凄い演奏が登場した。ヴァイトブリックレー...

投稿日:2013/01/14 (月)

凄い演奏が登場した。ヴァイトブリックレーベルから発売されているスヴェトラーノフ&スウェーデン放送交響楽団による一連のライヴ録音はいずれも凄い演奏揃いであるが、本盤のブラームスの交響曲全集もそれら既発の演奏に勝るとも劣らないような豪演と言えるであろう。スヴェトラーノフによるブラームスの交響曲全集と言えば、かつての手兵であるソヴィエト国立交響楽団とともに行ったライヴ録音(1981年)がいの一番に思い浮かぶ。旧ソヴィエト連邦時代のオーケストラによる演奏であること、そしていまだ円熟には程遠いスヴェトラーノフ壮年期の演奏であったこともあり、ロシア色濃厚な演奏に仕上がっていたと言える。これに対して、本全集の演奏は、意外にも、その様相はドイツ正統派の演奏とも言うべきオーソドックスなアプローチに徹しているとも言える。スヴェトラーノフが、例えばラフマニノフなどの交響曲などにおいて行うような超スローテンポの演奏など薬にしたくもなく、中庸というよりはむしろ若干早めのテンポで曲想を進行(特に、交響曲第1番)させていると言えるところだ。旧全集よりも約5年程度しか経っていないにもかかわらず、その演奏の性格がかなり異なっているとも言えるが、これは、オーケストラが手兵のソヴィエト国立交響楽団ではなかったことも影響していると言えるのかもしれない。それでも、各交響曲の演奏の細部をよく聴くと、必ずしもオーソドックス一辺倒の演奏になっていないというのはいかにもスヴェトラーノフならではのものと言える。トゥッティにおけるとてつもない強靭な迫力、猛烈なアッチェレランド、緩徐楽章における心を込め抜いた濃密な歌い方、そして、何と言ってもスヴェトラーノフならではのいつ果てることのないフェルマータの強調など、個性的な解釈にも事欠かないと言えるところだ。もっとも、そうした個性的な解釈を随所に施しつつも、演奏全体の造型をいささかも弛緩させることにはならず、ドイツ音楽としての演奏様式の伝統、言い換えれば、いわゆるブラームスの交響曲らしさを逸脱することになっていないのが素晴らしいと言える。これは、スヴェトラーノフが、得意のロシア音楽のみならず、独墺系の音楽についても深い理解を有していたことの証左ではないかとも考えられるところだ。そして、スヴェトラーノフのオーソドックスな中にも随所に個性的な解釈を施した独特の指揮の下、一糸乱れぬアンサンブルを示しつつ見事な名演奏を展開したスウェーデン放送交響楽団の好パフォーマンスにも大きな拍手を送りたい。いずれにしても、私としては、本盤のブラームスの交響曲全集は、スヴェトラーノフによるブラームスの各交響曲の演奏の代表的な名演で構成される素晴らしい名全集と高く評価したいと考える。音質も、1980年代のライヴ録音ではあるが、最新録音とさほど遜色がないような十分に満足できる良好なものと評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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