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【中古:盤質AB】 ピアノ協奏曲第2番 ラローチャ、ヨッフム&ベルリン・ドイツ響(1981)

ブラームス(1833-1897)

中古情報

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AB
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SSS0097
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ヨッフム&ラローチャの
円熟のブラームス:ピアノ協奏曲第2番!


例えば第1楽章の主題が長調から短調へと転じる一瞬、ラローチャの指先からは繊細の極みの弱音が生まれ、とてつもない寂寥感を漂わせるが、再び長調となれば、温かな母性が最大の慰めで淋しさを包み込む。対するヨッフムもラローチャの表現の万華鏡を心からめでつつ、的確な棒さばきで室内楽的な対話を繰り広げる。(池田卓夫氏のライナー・ノートより)

巨匠オイゲン・ヨッフム+ベルリン・ドイツ響のブラームス・プロ第1弾発売です。ソリストには全盛期のラローチャを迎えて南欧風のリラックスと濃厚なロマンを謳い上げます。楽曲初演から100年を記念してラローチャは、この年の5月には、日本で朝比奈隆指揮大阪フィル、山田一雄指揮日本フィルともこの曲を披露しています。デッカ、RCAにも録音がなく、「ラローチャのドイツ物」の実力を知る好企画です。後半プロは第1交響曲で、これも発売が決定しております。英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。(東武トレーディング)

【収録情報】
・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
 アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)
 ベルリン・ドイツ交響楽団
 オイゲン・ヨッフム(指揮)

 録音時期:1981年6月7,8日(ライヴ、ステレオ)
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

総合評価

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このディスクの興味の中心は、ヨッフムのラ...

投稿日:2012/03/19 (月)

このディスクの興味の中心は、ヨッフムのライブということと、ソリストがラローチャという点でした。 ヨッフムは既にギレリスと素晴らしいセッションを残しており、ブルックナーで時おり見せてくれたライブでの大化けが、ブラームスの合わせ物でも現れるのか?そこが焦点でした。 先ず驚いたのが第一楽章冒頭でのピアノ。ここ一ヶ月40種ほどの同曲を聞き比べてきましたが、ラローチャのように2拍目にタメを入れて弾いているのは彼女だけで、ナイ、ヘス、バッカウアー(2種)、ブリュショルリ、シュミットなど他の女流はすべて表情はつけていないので、エキセントリックに感じました。 全曲通しての印象は、他の女流と同じで、打鍵が強く、ピアノ独奏付き交響曲などという渾名を払拭するかのように、ズシンと響く重厚な表現を目指しているように受け取れました。また、ライブというシチュエーションが、感興によって一層の力強さ、いざとなればトゥッティに張り合えるだけのチカラ技を持ってるのよと言いたげなほど堂々と渡り合ってる演奏で、優秀な録音がピアノとオケのセパレーションと融合を見事に再現させています。 第二楽章のアパショナートもメリハリのついた素晴らしい演奏でしたが、ここで使ったスタミナは第三楽章では回復せず、終楽章後半の早いパッセージでは息切れで指の回らない箇所が幾つか出てしまったのは、ライブ故にスタミナ配分を忘れての熱演、ご愛嬌と云うところか。 ヨッフムの指揮は、ギレリスとのセッションでは男性的な第1番に比べて、2番は穏健で大人の余裕を感じさせるものでしたが、当ディスクはライブだけにラローチャの挑発的とも云えるピアノに対して、熱い血のたぎり(特に第1、第2楽章)すら感じさせる迫力あるサポートで、こうした演奏に出会えるのが、正に聞き比べの醍醐味と云えるでしょう。 プライスと内容で考えると、アンゲリッシュやハフ盤、ワンコインに近いトムシック、ナヌート盤、スグロス、タバコフ盤に比べて、積極的にお奨めできるディスクではありません。

和愚練庵 さん | 東京都 | 不明

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モーツァルトのソナタはラローチャで楽しん...

投稿日:2011/07/22 (金)

モーツァルトのソナタはラローチャで楽しんでいたが、2番のコンチェルトを女性ピアニストで?といまひとつ手が伸びなかったが、価格が下がったこともあり、購入。 ほんわかとしたブラームスだった。 のびやかで、京都風の「はんなり」とした雰囲気があって、こういうスタイルでもこの局の魅力を十全に伝えられことに驚き、感激した。日頃、リヒテルが若きマゼールと組んだ火の出るような演奏を聴く。これは挑戦的で戦闘的。食うか食われるかのようなスリリングで緊張感に富む演奏で、ラローチャとはまるで180度違った演奏だ。 ヨッフムはどっしりと構え、風格さえ漂う。 ラローチャのピアノはたおやかで幸福感に満ちている。終楽章は微笑みで満ち溢れている。 がつがつと男らしいブラームスを聴くのもいいが、ほんわかとリラックスして聴けるブラームス、っていうのも悪くない。

shef さん | 栃木県 | 不明

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モーツァルトのソナタはラローチャで楽しん...

投稿日:2011/07/22 (金)

モーツァルトのソナタはラローチャで楽しんでいたが、2番のコンチェルトを女性ピアニストで?といまひとつ手が伸びなかったが、価格が下がったこともあり、購入。 ほんわかとしたブラームスだった。 のびやかで、京都風の「はんなり」とした雰囲気があって、こういうスタイルでもこの局の魅力を十全に伝えられことに驚き、感激した。日頃、リヒテルが若きマゼールと組んだ火の出るような演奏を聴く。これは挑戦的で戦闘的。食うか食われるかのようなスリリングで緊張感に富む演奏で、ラローチャとはまるで180度違った演奏だ。 ヨッフムはどっしりと構え、風格さえ漂う。 ラローチャのピアノはたおやかで幸福感に満ちている。終楽章は微笑みで満ち溢れている。 がつがつと男らしいブラームスを聴くのもいいが、ほんわかとリラックスして聴けるブラームス、っていうのも悪くない。

shef さん | 栃木県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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