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【中古:盤質A】 交響曲第4番、他 ザンデルリング&ミュンヘン・フィル

ブラームス(1833-1897)

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A
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SSS0072
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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ドイツ・ヴァイトブリック(WEITBLICK)新譜
ミュンヘン・フィル・シリーズ

ザンデルリングの濃厚なブラームス
交響曲第4番 1984年ライヴ録音!


WEITBLICKでは、『英雄の生涯』に続き2枚目の登場となる巨匠ザンデルリング。ミュンヘン・フィルには、80年代から90年代にかけて客演を繰り返しました。『エグモント』からして壮大、重厚な響きに圧倒されます。バッハはもちろん旧スタイルの演奏で、堂々たる押し出しの立派な音楽を作っております。ジンホファーはバイエルン国立歌劇場管のコンマスもつとめた名手。クルスティクは、現在もミュンヘン・フィルの名物コンマス。そしてブラ4!これぞ圧倒的な名演奏です。尋常ではない遅いテンポが採用され、ロマンティシズム、耽美指向がムンムンと漂う個性的な演奏。チェリビダッケが鍛えたミュンヘン・フィルの明るく、美しいサウンドを時には豪快に、時には繊細に料理したライヴゆえの自在な起伏が最高です。86年チェリビダッケ指揮による来日公演との比較も一興。現在、気管支炎に悩むドクター・ザンデルリングも隠棲先でリリースを快諾!!

【許光俊氏のライナーノートより】
この時代、すでにミュンヘン・フィルの指揮台にはチェリビダッケがしばしば立ち、オーケストラは彼好みの楽団へと急速に姿を変えていた。なるほど、弦楽器の透明な響きや、独奏的な美しさという点では禁欲的にとどまる管楽器や、しっかりとリズムを刻むだけでないティンパニにチェリビダッケの影響を見出すことはできる。が、ザンデルリンクはそうしたオーケストラを指揮して完全に自分ならではのブラームス、つまり緊張と不安とくそまじめのブラームスではなく、のびやかで肯定的で陶酔的な表情を持つブラームスを出現させたのである。それは1980年代からあとで私たちが体験することができた、もっともすばらしいブラームス演奏のひとつなのである。

【収録情報】
・ベートーヴェン:『エグモント』序曲
・J.S.バッハ:二台ヴァイオリンのための協奏曲
・ブラームス:交響曲第4番
 インゴ・ジンホファー(Vn)
 スレテン・クルスティク(Vn)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮)

 録音時期:1984年11月23日
 録音場所:ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Beethoven:Egmont Overture
  • 02. Bach:Concerto for Two Violins and Strings BWV 1043-Vivace
  • 03. Largo ma non tanto
  • 04. Allegro
  • 05. Brahms:Symphony no.4 Allegro non troppo
  • 06. Andante moderato
  • 07. Allegro giocoso
  • 08. Allegro energico e passionato

総合評価

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ベートーヴェン⇒ザンデルリングの唯一の弱...

投稿日:2013/08/09 (金)

ベートーヴェン⇒ザンデルリングの唯一の弱点は、ベートーヴェンがイマイチだということだ。ただエグモント序曲のような「短い曲」に関しては、さほどその欠点が目立たない。 バッハ⇒これは素晴らしい名演。どこがどう素晴らしいというより、全体として素晴らしい。思わず聴き入ってしまう。 ブラームス⇒いい意味で「古臭い」表現だと思って聴いていたが、例えばワルターやHSイッセルシュテットの演奏を思い出すと、はるかに現代的であることに気付いくような演奏。徹頭徹尾、ブラームスの因循姑息さが訥々と語られている。ただやはりライブのせいか ベルリン交響楽団との同曲録音に比して、楽章によってバラつきがあるように思える(バラつきと言っても悪い意味ではない)。例えば第3楽章はビシッと締まっていて近代的な演奏なのに比し、終楽章は 回顧シーンのように思い入れタップリ…と言った感じ。

司那夫金 さん | 所在地 | 不明

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ザンデルリンクさん、お亡くなりになられた...

投稿日:2011/09/20 (火)

ザンデルリンクさん、お亡くなりになられたとの由。合掌。長い現役生活を通じ、社会主義にも振り回された、なかなかに波乱の生涯ではなかったかと拝察いたします。さて、このディスク、物故のニュースを知り、聴いてみることとしました。ここまでのみなさまのレビューはほとんどが大変に高い評価。期待して聴きましたが、甚だ遺憾ながら、いかがでしょうか、当方はさして感銘を受けませんでした。全編にわたって決然としたリードがなく、アインザッツの不揃いは気になり、強い表現意欲も感じられません。エグモントは平凡。バッハはソリストとも息が合わず、どこか手探り状態。ブラームスは構えの大きさが安定感を与えますが、一種その地味な武骨さが風合いを滲みださせているというくらいで、格別の充実感はなかったなあ。録音は、基本音楽はよくとらえていますが、ややヒスが目立って、しかも交響曲などは開始直前の「呼吸」がバサッと切られたままに唐突に始まって、ちょっとガサツな編集。残念ながら、故人の業績をしのぶには至りませんでした。ま、私個人の好みがどうも合わないのかもしれません。チャイコフスキーもさっぱりいいと思いませんでしたし。妄言多謝。あらためて、合掌。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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ブラームスが大変印象的な名演。丁寧な?演...

投稿日:2011/07/24 (日)

ブラームスが大変印象的な名演。丁寧な?演奏と言う意味では、チェリビダッケ級である。ただ演奏から受ける印象は、丁寧と言うこと以外はこってり系のチェリとはまったく別物の、淡々とした中庸的解釈…と言える。中庸と言っても、凡百の指揮者が奏でる「無難系」なアプローチとは全く無縁で、その精神的境地は、例えばモーツァルトのK595の枯淡とした世界を彷彿とさせる。過去のドレスデン盤やベルリンso盤に比しても、もうひとつ飛び抜けたレベルだと思う。 ベートーヴェンやバッハも同様な解釈だが、これらに関しては 結果として薄味化してしまっているように思えた。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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