CD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲全集、セレナード第1番、第2番 マリオ・ヴェンツァーゴ&タピオラ・シンフォニエッタ(3CD)

ブラームス(1833-1897)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
ケースすれ,3枚組み
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
19075853112
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


鬼才ヴェンツァーゴがタピオラ・シンフォニエッタとともに描き出す、
北欧の澄み切った空のように透明かつ美しいブラームス。


5つのオーケストラを振り分けて完成させたユニークな『ブルックナー:交響曲全集』で大きな話題となったスイスの鬼才指揮者マリオ・ヴェンツァーゴの新録音は、何とブラームスの交響曲全集! しかもセレナード2曲も収録された3枚組が一気に登場です。
 ヴェンツァーゴは2010年からベルン交響楽団の首席指揮者&音楽監督を務めていますが、2007年からタピオラ・シンフォニエッタの「アーティスト・イン・アソシエイション」として活躍しています。オーケストラのサイズを曲に応じて変えるという興味深い試みを行った『ブルックナー:交響曲全集』でも小編成オーケストラに相応しい曲として第0、1、5番でタピオラ・シンフォニエッタが起用され、雑味のない澄みきった響きを抽出しました。
 2015〜17年にセッション収録された『ブラームス:交響曲全集』でもタピオラ・シンフォニエッタを起用。ブラームスの交響曲第4番を初演したマイニンゲン宮廷管弦楽団とほぼ同じサイズ、対抗配置、弦楽パートは徹底したノン・ヴィブラートと、ピリオド・スタイルを採り入れた演奏は、ブルックナーの時よりも美しさと透明度が一層増しており、ブラームスの巧緻なオーケストレーションの綾を見事なまでに解き明かしていきます。第2番、第3番の提示部は繰り返しあり。大編成のオーケストラの感情過多の波に飲まれずに、早めのテンポにより生き生きとした音楽がここに再現され、ブラームスが作品に込めた思いを明らかにすることに成功した演奏です。

【ブラーーーーーーーーーーーーームスではなく、ブラームスを演奏しよう!(ヴェンツァーゴ)】
「シューマンとブルックナーの交響曲全曲の収録を終えてから、ブラームスの新たな解釈を録音しようという思いは特に私にはありませんでした。今回私がブラームスの交響曲をやることにしたのは、ひとえにこの素晴らしい小さなオーケストラ、タピオラ・シンフォニエッタとともに、ブラームスがマイニンゲンで指揮していたのと同じ規模のオーケストラを振ったら一体どんなサウンドになるんだろう、というテーマを、ごくオープンな気持ちで、ワクワク感とともに取り組んでみたい、と思ったからなのです。私のアプローチは、基本的にはHIPに根差したもので、弦楽器はヴィブラートを控え、管楽器のパートにこれまで以上に焦点を当てるということです。編集された録音を聴いた時、私の演奏が他のといかに異なっているか、ということに驚かされましたよ。もちろん私は1970年代の偉大な指揮者たちのブラームス演奏を聴いて育った世代です〜1969年と71年のルツェルン音楽祭で接したカラヤン/ベルリン・フィルのブラームスは50年経った今でよく憶えています〜が、私の今の解釈は、もっと軽くて透明感があり、心地よいサウンドを目指しているのです。」 マリオ・ヴェンツァーゴ、ライナーノーツ掲載のインタビュー(欧文)より(輸入元情報)


【収録情報】
ブラームス:交響曲全集、セレナード第1番、第2番


Disc1
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.73
2. セレナード第1番ニ長調 Op.11

Disc2
3. 交響曲第1番ハ短調 Op.68
4. セレナード第2番イ長調 Op.16

Disc3
5. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
6. 交響曲第4番ホ短調 Op.98

 タピオラ・シンフォニエッタ
 マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)

 録音時期:2015年1,2月(6)、2015年9月(5)、2016年1月(2-4)、2017年2月(1)
 録音場所:フィンランド、タピオラ、エスポー・カルチャーセンター
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

3.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
実に室内楽的で、親しい仲間が集まって演奏...

投稿日:2018/12/27 (木)

実に室内楽的で、親しい仲間が集まって演奏した感じの演奏。圧倒的に楽しいのはセレナード。交響曲は20世紀以降の名演を聞きなれた耳にはまったくもって盛り上がらないのだが、耳を新たにして聞けば、これがブラームスの世界、という親密感のある音楽が聞こえる。

OTTO さん | 東京都 | 不明

2
★
★
☆
☆
☆
 うーん,私はこれは苦手です。ヴェンツァ...

投稿日:2018/11/06 (火)

 うーん,私はこれは苦手です。ヴェンツァーゴは,ブルックナーも全く駄目でした。この人の音楽と合わないんだな,と思います。  このサイズのオケでブラームスをやること自体は,マッケラス以降珍しくないと思いますが,この演奏はサウンド自体が非常に個性的です。全ての曲の全ての場面で常に弦楽器を前面に出そうとしており,ブラスなどは「sempre mf-mp」という印象で,ブラームスが意識してブラスを目立たせようとしているところでも,常に弦楽器の裏で目立たないように鳴っています。一番極端な例は,セレナード第1番の第1楽章,ホルン・ソロが伸びやかで田園的な,魅力的な主題を歌い,他の楽器は5度音程の単純なリズム伴奏を奏している部分。何とこの部分のホルン・ソロもほぼp〜mpの音量で寧ろ「目立たないように」演奏されていて,この曲の明るさや沸き立つ生命力のようなものが全く感じられません。交響曲も同様で,常に弦楽器を目立たせるため,ブラスが相対的に弱められています。これは,バランス上オケの弦楽器が弱すぎる(オケの能力の問題?)ことに問題があると感じます。どの曲を聴いても,箱庭的で,同じバランスで演奏されるブラームスは,私は苦手です。なお,ティンパニのみピリオドを意識したと思われる部分がありますが,全体的にピリオド・アプローチは殆ど採り入れられていません。

Abbadian さん | 東京都 | 不明

4
★
★
★
★
★
ブラームスがマイニンゲンの宮廷楽団を指揮...

投稿日:2018/07/03 (火)

ブラームスがマイニンゲンの宮廷楽団を指揮して演奏した交響曲の鳴る様を聴きたかったという タピオラS-taは25名前後の弦に二管を加えて40名ほどのオーケストラだ 室内オケでブラームスを演奏することは珍しいことではないが 聴いて驚く ブラームスに聞こえない わたし(たち)の記憶にあるブラームス・サウンドではない ピリオド奏法を採り入れただけではないようだ 即ち古の響きを再現したからでもない 寧ろ新しい 音楽が若やぎ微笑んでいる 新しい生命の息吹をこそ感じる 4つのシンフォニーそれぞれから鎧が剥がされ埃を払い化粧を拭い透明なそれは羽衣のようなガラス繊維の衣装を羽織らせたようだ 音楽に青春を取り戻した瞬間がある そして何よりも価値あるのは二つのセレナードだろう 初めて聞くように耳が歓ぶ おそらくヴェンツァーゴもタピオラS-taもこれこそ自分たちのための音楽だと自覚して演奏したのだ 彼らにはブルックナーNo.0,1&5という傑作がある 互いの信頼と親愛が生んだブラームスだ あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

プロフィール詳細へ

関連するトピックス

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品