SACD

『グレイ・パール〜ブラームス:後期ピアノ作品集』 関本昌平

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MECO1012
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

関本昌平/グレイ・パール〜ブラームス後期ピアノ作品集

2005年ショパン国際ピアノコンクール第4位入賞から7年の歳月を経て、
今、世に問う、関本昌平の「灰色の真珠」

2005年のショパン国際ピアノコンクール第4位入賞から7年の歳月を経て、満を持して開示する関本昌平のブラームス後期ピアノ作品集。ブラームスの最大の理解者であったクララ・シューマンは作品119−1を「灰色の真珠(グレイ・パール)」と表現しましたが、それは作品119−1だけではなく、最晩年のブラームス作品全てにあてはまると言っても過言ではないでしょう。「灰色の真珠」とは、若き日のような輝きはなく曇っていますが、その本質は極めて深く、より深みを増して輝く宝石のようだという意味ですが、関本のブラームスは慈愛に満ち、祈りにも通じる深遠な音楽を表出させています。霊気すら感じる凄まじいその音楽の昇華は、我々に最晩年のブラームスの命の告白を聴かせてくれます。2012年5月、クララ・シューマンの名を冠した「クララ・ザール」でのセッション・レコーディング。(ソニー・ミュージックダイレクト)

【収録情報】
ブラームス:
6つの小品 op.118
・第1曲 インテルメッツォ
・第2曲 インテルメッツォ
・第3曲 バラード
・第4曲 インテルメッツォ
・第5曲 ロマンツェ
・第6曲 インテルメッツォ

3つの間奏曲 op.117
・第1曲 アンダンテ・モデラート
・第2曲 アンダンテ・ノン・トロッポ・エ・コン・モルタ・エスプレッシオーネ
・第3曲 アンダンテ・コン・モート

4つの小品 op.119
・第1曲 インテルメッツォ
・第2曲 インテルメッツォ
・第3曲 インテルメッツォ
・第4曲 ラプソディー

 関本昌平(ピアノ)

 録音時期:2012年5月
 録音場所:岐阜県、真鍋記念館クララザール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO


【ライナーノーツからの抜粋文】
「ブラームスの終わりの光景をひたすら謙虚に歩む関本昌平の心には、いったいどのような未来がみえているのだろう。作曲家の60歳の晩年と、20代の後半を歩むピアニストの進境を重ねてもさして意味はないかも知れないが、それでもここには諦観と成熟を豊かに謳い合う慎ましい交感があり、偉大な作曲家へ、そして孤独な人間への真率な敬愛が響いている。
 ここに収められた演奏には、関本昌平が時間をかけて丹念に温めてきたであろう理解と共感が、切ないほどに精細な感情表現のうちに、濃やかに織りなされている。数年前までのコンクールでの栄光や躍進の日々をはるか遠くにおいて、このピアニストはたったひとりで愛する音楽、しかもブラームス晩年の心境に真摯に向き合う。
 その細心の心配りが、内声部を主に旋律を歌う巨匠の奥深い心を紐解き、しかしそれを秘したままの内密さで息づかせる。和声の濃密で夢幻的な移ろいを、できるかぎり繊細に写し取ろうとする心配りは、どの楽曲のどの瞬間においても忘れられることはない。
 関本昌平のピアノは、やわらかな響きで、孤独な夢をたゆたうように、ブラームスの内密さに寄り添う。すべては謙虚で、あまりに慎ましい。絶望であれ、諦念であれ、慈愛であれ、憧憬であれ、それがそのままの言葉であからさまに語られることはない。華やかな自己表現には背を向けて、厭世的ともいえる内密さのなかに、ピアニストは作曲家の声を聴きとる。その徹底した没入には、神秘的といっていい感情と、どこか儚い慈しみが宿っている。
いま関本昌平というピアニストが、ひたむきな情熱と理解と表現力をもって、ブラームスの内心に向き合う時間には、私たちがこれらの宝石をみつめるまなざしに、汲みつくせぬ愛着と尊敬を香らせるに十分な誠心がある。
 このレコーディングに通う内密な対話に、純粋な感情を打ち震わせたあと、ブラームスの終極から、さらに拓けていくはずの関本昌平のこれからの広がりに耳をすますことは、私たち同時代の聴き手にとっての大きな楽しみとなるだろう。」青澤隆明

【関本昌平 Shohei Sekimoto】
1985年生まれ。大阪府出身。5歳よりピアノを始める。
2004年 桐朋女子高等学校音楽科(共学)卒業。2005年 エコール・ノルマル音楽院卒業。(ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生)2006年-2008年3月まで桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在籍。
ピティナ・ピアノコンペティションにおいて、1995年B級金賞、1996年C級銅賞、1997年D級銀賞、1998年E級銀賞、2000年G級金賞、2001年コンチェルト部門最優秀賞受賞。2003年特級グランプリ受賞。第1回福田靖子賞受賞。
2000年 第1回ショパン国際コンクール in ASIA (中学生部門)にて金賞受賞。2003年 第5回浜松国際ピアノコンクールにて第4位入賞。2004年 第8回松方ホール音楽賞大賞受賞。2005年 第2回ショパン国際ピアノコンクール派遣コンクール金賞受賞。2005年 第5回モロッコ国際音楽コンクールで、満場一致で優勝。
2005年 第15回ショパン国際ピアノコンクールにて第4位入賞。2006年 青山音楽賞新人賞受賞、第32回日本ショパン協会賞受賞。 2000年 N.Y.カーネギーホール(ワイル・リサイタルホール)並びにスタインウェイホールにて コンサート2001年 初リサイタル。2003年 アレクサンダー・ガブリリュクとラフマニノフ / 2台のピアノのための組曲第2番を共演。2004年 コルトーホール(パリ)にてコンサート。2005年 在フランス日本大使館主催コンサートに出演。2005年 N.Y.カーネギーホール(ザンケルホール)「THE PASSION OF MUSIC」に出演。2006年2月 ショパン作品集を収めたデビューアルバムをリリース。2006年10月 N.Y.カーネギーホール(アイザック・スターン・オーディトリウム)にてコンサート。2007年4月カドガンホールでイギリス室内管弦楽団と共演、10月ドイツ・イタリアツアー。 2008年モンテカルロ・フィルの日本ツアーに、ソリストとして参加。
兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、アンサンブル神戸、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルグ室内管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、イギリス室内管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団等と共演。ニューヨーク、パリ、ロンドン、ドイツほか、全国各地でコンサート活動を行う。
これまでに、稲垣千賀子、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、二宮裕子の各氏に師事。
現在、ニューヨーク在住。(ソニー・ミュージックダイレクト)

内容詳細

2005年のショパン・コンクール4位入賞の関本昌平(ニューヨーク在住)。本盤はクララ・シューマンが“灰色の真珠”と呼んだブラームス最晩年の小品集。若いピアニストとは思えぬほど、寡黙で孤独、そして内面的な演奏を聴かせる。聴衆ではなく自分のためにだけ弾いているよう。(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 6つの小品 作品118 第1曲 インテルメッツォ
  • 02. 6つの小品 作品118 第2曲 インテルメッツォ
  • 03. 6つの小品 作品118 第3曲 バラード
  • 04. 6つの小品 作品118 第4曲 インテルメッツォ
  • 05. 6つの小品 作品118 第5曲 ロマンツェ
  • 06. 6つの小品 作品118 第6曲 インテルメッツォ
  • 07. 3つの間奏曲 作品117 第1曲 アンダンテ・モデラート
  • 08. 3つの間奏曲 作品117 第2曲 アンダンテ・ノン・トロッポ・エ・コン・モルタ・エスプレッシオーネ
  • 09. 3つの間奏曲 作品117 第3曲 アンダンテ・コン・モート
  • 10. 4つの小品 作品119 第1曲 インテルメッツォ
  • 11. 4つの小品 作品119 第2曲 インテルメッツォ
  • 12. 4つの小品 作品119 第3曲 インテルメッツォ
  • 13. 4つの小品 作品119 第4曲 ラプソディー

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

プロフィール詳細へ

ブラームス(1833-1897)に関連するトピックス

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品