ブラス:合唱と管弦楽のための作品集 Vol.2
ブラスは当初、医学を志しますが作曲に転向、ミュンヘンでラッヘンマンに作曲を師事しました。およそ30分近くかかる大作『似たような音響』はそのタイトル通り、全体に一定した音響で構成されていて、繊細に書き込まれた微細な響きの綾を聴き手は辿ることになります。常に静かな音響と時たま爆発するエネルギーが聴き手を幽玄の世界へと誘います。『希望の誤り』も基本的に前作と同じコンセプトで、精緻に書き込まれた32声部からなる声楽のパートが時に絹の織物のように、また時に音の雲のように変化します。(輸入元情報)
【収録情報】
ブラス:
1. 似たような音響 (1999/2000)〜管弦楽のための音楽
2. 希望の誤り (rev.version 2013)〜4つのグループからなる32声部の声のための
ロベルト・HP・プラッツ指揮、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団(1)
フローリアン・ヘルガス指揮、SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル(2)
録音:2001年(1)、2014年(2)