ブライアン、ハヴァーガル(1876-1972)

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CD 輸入盤

交響曲第1番『ゴシック』 ブラビンズ&BBCウェールズ・ナショナル管、BBCコンサート・オーケストラ、バッハ・クワイアー、他(2CD)

ブライアン、ハヴァーガル(1876-1972)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDA67971
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブライアンの超巨大シンフォニー
交響曲第1番『ゴシック』
2011年プロムス・ライヴ!


その人生で32曲の交響曲を作曲し、96歳まで生きたイギリスの長寿作曲家ハヴァーガル・ブライアンの超巨大シンフォニー、交響曲第1番『ゴシック』の2011年BBCプロムス・ライヴがハイペリオンから衝撃のリリース。
 オーケストラ、バンダ、ソリスト、混声合唱、児童合唱で800人以上という演奏者を必要とし、演奏時間は110分を超えるなど、音楽史上稀に見る圧巻のスケールを持つが故に、演奏、レコーディングが困難とされているブライアンの『ゴシック』。そのためBBCプロムスのチケットも発売後、即完売となり英国内外で公演前から大きな話題を呼んでいたといいます。近代イギリスの知られざる管弦楽作品を振り続けるマーティン・ブラビンズの指揮、BBCウェールズ・ナショナル管、BBCコンサート・オーケストラなどイギリス勢の演奏で、しかもプロムスという舞台で繰り広げられた『ゴシック』の新録音は、大反響を巻き起こすことでしょう。(東京エムプラス)

【収録情報】
・ブライアン:交響曲第1番ニ短調『ゴシック』

 スーザン・グリットン(ソプラノ)
 クリスティーネ・ライス(メゾ・ソプラノ)
 ピーター・オーティー(テノール)
 アラステア・マイルズ(バス)
 バッハ・クワイアー
 BBCウェールズ・ナショナル合唱団
 ブライトン祝祭合唱団
 バーミンガム市交響楽団ユース・コーラス
 ウェールズ合唱団(コル・カエルディーズ)
 エルサム・カレッジ少年合唱団
 ハダースフィールド合唱協会
 ロンドン交響合唱団
 サウスエンド少年少女合唱団
 デイヴィッド・グード(オルガン)
 BBCコンサート・オーケストラ
 BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
 マーティン・ブラビンズ(指揮)

 録音時期:2011年7月17日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
 録音方式:デジタル(BBCプロムスのライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro Assai (Part I - Symphony No. 1 in D minor - the Gothic)
  • 02. Lento Espressivo E Solenne
  • 03. Vivace
  • 04. Te Deum Laudamus: Allegro Moderato (Part 2)

ディスク   2

  • 01. Iudex Crederis Esse Venturus: Adagio Molto Solenne E Religioso
  • 02. Te Ero, Quaesumus: Moderato E Molto Sostenuto
  • 03. Applause

ユーザーレビュー

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昨年の初夏、いつものようにプロムスのプロ...

投稿日:2012/03/31 (土)

昨年の初夏、いつものようにプロムスのプログラムを英国にいる友人に頼んでいたが、「今年のプロムは凄いことになるぞ」と言われ、プログラムの到着を期待して待っていたら、なんとブライアンの《古典》が取り上げられるとあるではないか。本当にやるのか?と意味も無く訝しんでいたら、無事中継もされ、とにかくブライアンの交響曲演奏史に新たなページが加わったことは嬉しかった。しかし、何故この作品はこうまでゲテモノ扱いされるのだろう?1時間半を優に超える演奏時間、8管編成+変則パートのオーケストラに大規模の混声合唱+児童合唱が加わるという巨大な編成は確かに異様だが、マーラーの《千人》やシェーンベルクの《グレの歌》は普通に演奏されているし、ワーグナーの《リング》以下、R・シュトラウスの一連の楽劇やメシアンの《アッシジの聖フランチェスコ》、プロコフィエフの《戦争と平和》など、オペラには遥かに演奏時間が長く大規模な作品は少なくない。まあ、かつてはブルックナーやマーラーの交響曲も「長い」「理解不能」と言われていた時期もあった訳だし(ベートーヴェンの《英雄》も初演時には同じように言われた)、長くて退屈、理解できない(したくない)という意味では、《ゲロンティウスの夢》や《神の国》など、エルガーの一連のオラトリオや、フォーレの《レクイエム》、ブラームスの《ドイツ・レクイエム》だって、正直、そういう曲だと思う。だから私は、そういった作品の中で、この曲だけがそんなに特殊とは思えない。ギネス云々の所為で変に有名になってしまったブライアンより、ボートン(オペラ《不滅の時》はどんなに理解しようとも理解不能)やバントック(カンタータ?《オマール・ハイヤーム》は、理解不能のまま丸々3時間置いて行かれる)の方が奇々怪々な作曲家だと思うし、ダイソンの《カンタベリーの巡礼》なんて、90分の作品だが、正直ブライアンの《古典》よりも退屈で意味不明な音楽だと思う。ということで、本盤の演奏だが、技術的には既発盤中ピカイチの質をもっているが、スコアを見ながら聴くと、流石に譜面を音にするのに精一杯の箇所も散見される。そして、何といっても、ロイヤル・アルバート・ホールの劣悪な音響が、この演奏の価値を貶めていることは確かだ。左右への広がりはあるものの、距離感が遠すぎて、ほとんどの部分か間接音ばかりで構成される音響構造の中、オーケストラの解像度は不明晰、合唱は何を歌っているか全くわからずで(オルガンが入ってくると状況はさらに悪化する)、多くのリスナーには、どこを聞いていいか分からないときもあるのではないだろうか。ボールト盤が良好な形で復活した今、純粋に作品を楽しむだけなら、本盤はその期待にはあまり応えてはくれないと思う。

MISPRISIONER さん | 東京都 | 不明

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異形の大交響曲のプロムス・ライブ。ハイペ...

投稿日:2012/01/21 (土)

異形の大交響曲のプロムス・ライブ。ハイペリオンではかなり良い仕事をしているブラビンズの指揮。BBCウェールズ・ナショナルO.&COを中心とした大編成の壮観さをCDレーベル面の写真が伝える。110分を越える演奏時間、マーラーほど聴き慣れていない(ボールト卿ので1回聴いたのみ)ので時々睡魔に襲われるが、凄いことをやっているんだ、とんでもないことが起こっているんだ、と思うと身が引き締まる。難曲だけあり、しかもライブ、合唱や独唱に少し苦しそうな場面があったりするが、曲の壮大さがそれをカバーしている。プロムス・ライブでこれだけハイレベルの録音を成し遂げたハイペリオン・チームと協力を惜しまなかった聴衆に拍手。それにしても、ブライアンの頭の中ってどうなっているのかしら。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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