ブライアン・スウィーテク

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移行化石の発見 文春文庫

ブライアン・スウィーテク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167902391
ISBN 10 : 4167902397
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16

内容詳細

ダーウィンが『種の起源』で進化論を提唱したとき、もっとも有力な反証となったのは、化石として出土している古代の動物と現生の動物とをつなぐ「移行期の種」の化石が見つかっていないことであった。だが21世紀に入ってからクジラ、鳥、ゾウなど様々な動物について「移行化石」が相次いで発見されている―。

目次 : 「ザ・リンク」はリンクではなかった/ 化石と聖書/ ダーウィンが提示できなかった証拠/ ヒレから指へ/ 羽毛を生やした恐竜/ 哺乳類はどこから来たのか/ 陸に棲むクジラ/ 百象争鳴/ ウマはなぜウマ面なのか/ ネアンデルタールが隣人だった頃/ 進化は必然か偶然か

【著者紹介】
ブライアン・スウィーテク : サイエンス・ライター。ラトガーズ大学卒。現在はユタ自然史博物館で古生物学部門のボランティア研究員を務めている「スレート」「ウォールストリートジャーナル」から「ネイチャー」までさまざまな一般誌・科学雑誌に化石や自然史にまつわる記事を書いてきた。ナショナル・ジオグラフィックのウェブマガジン「フェノメナ」にブログ「ラエラプス」を運営している。ユタ州ソルトレイクシティ在住

野中香方子 : 翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    化石を巡る人間ドラマがとてもエキサイティングだった。ダーウィンをはじめとする研究者たちと聖書の教えを信じる人たちとの軋轢、研究者同士での駆け引き。今現在は自明の理とされていることがそうではなかった時代、観察を繰り返すことによる研究結果の解明。確かに、今でもわからないことのほうが多い分野。だからこそ、想像力は刺激される。

  • Panzer Leader さん

    鳥類は恐竜の子孫か?という新聞記事を読んだ位で、後の古生物学・進化論の知識は子供の頃に得た程度のものだったが、この分野はここ数十年で移行化石の発見・DNA分析などで格段の進歩で遂げていることに驚いた。只生物名・地名・人名・専門用語が次々に出てくる上慣れ親しんだ生物名も変化しているので少し読み辛い。我々人類が誕生したのは偶然の産物に過ぎないという言葉が重い。

  • ゆずこまめ さん

    地球も生き物も偶然でできている。私たち人間も。私たちも最終形態じゃなくて、進化の途中だったりするんだろうか。欧米社会におけるキリスト教の存在の大きさもうかがえる。その中で進化と取り組んだダーウィンや研究者の努力と苦労に頭の下がる思い。

  • 武夫原 さん

    内容は難しいです。それぞれの章を読んでもその章のタイトルとなっている出来事がすっきり頭に入ってきません。日本人が書けば、もっと分かりやすく書くように思います。梅棹忠夫とか立花隆とか。なので、途中から全部理解するのではなく面白いところを楽しむように読みました。地球の歴史を最初からやり直しても人類が誕生する見込みがないという偶然による進化があると思いますが、宇宙論ではこの宇宙は人類が発生し宇宙を観察するように出来ているという人間原理が量子力学の不確定性原理に基づきあるようです。進化とは難しいです。

  • サンノート さん

    ニセ科学を否定する、という志のもと書かれたそうだ。自分の場合、それだけで読み味が変わってくる。そりゃそうだ、進化論の方が明らかに合理的だもんね。

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