ブライアン・コックス

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クオンタムユニバース 量子

ブライアン・コックス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799319147
ISBN 10 : 4799319140
Format
Books
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

物理世界を記述するのに、なぜ量子力学が必要となるのか?おそらく、この問いに答えることはできない。なぜ必要かは分からないが、たしかに、量子力学はこの世界をうまく記述している。理論の誕生から今現在たどり着いたところまでを紹介する。

目次 : 何か奇妙なことが起こっている/ 二つの場所に同時に存在する/ 粒子とは何か?/ 起こる可能性があれば実際に起こる/ 粒子が動くという幻想/ 原子がかなでる音楽/ 足が床を突き抜けない理由/ 原子のきずな/ 二〇世紀最大の発明/ からみ合う粒子/ 真空は粒子で満ちている/ エピローグ 恒星の最期

【著者紹介】
ブライアン・コックス : マンチェスター大学フェロー、王立協会研究員(素粒子物理学)。欧州原子核研究機構(CERN)研究員として、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の国際プロジェクトに携わる傍ら、テレビやラジオのプレゼンターも務める

ジェフ・フォーショー : マンチェスター大学教授(理論物理学)。素粒子を専門とし、その並外れた業績に対して1999年、英国物理学協会よりマクスウェルメダルが授与された

伊藤文英 : 1958年、三重県桑名市生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士前期(修士)課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 河童

    2度読んでもわからない。でもそれで納得しよう。「量子力学はだれも理解していないと言っても、差し支えないと思う」って、ファインマンさんも言ってるらしいから。わからないけど、物理の世界ではそうなってるらしい、と知れば私には十分です。時計を使ったご説明はわかりにくさをさらにわかりにくくしているし、チャンドラセカール限界を数式をもって導き出してくれたのは、わたしには理解不能でございました。

  • まーくん

    ”時計の巻き戻し”などを使った説明が馴染みがなく、少々取っつき難かった。単なる量子論の啓蒙書ではなく、量子力学の発展の歴史を辿りながらも、本質的・物理的説明を行っている。簡単な数式や図表もあり、文章だけの表現による不明瞭さ・冗長さが避けられている。(といっても偏微分や複素数が出てくるわけではない。)量子力学の入門書としてはちょっと・・という感じですが、もう少し物理的概念まで立ち入って知りたい人に。読み易くはありませんでしたが、この世界の成り立ちの謎に思いを巡らすことができました。

  • LvzaB

    物理学徒は一度は読んでほしいと思う素晴らしい本。自由粒子や井戸型ポテンシャルからこれほど深い内容が引き出せるのかと驚く。定性さと定量さを絶妙なバランスで混ぜた議論で、パウリの排他律からチャンドラセカール限界が導く箇所も良い。惜しむらくは本書がヒッグス発見前に書かれたことぐらいか。ただ、P74からP75にかけて、量子力学と相対論の矛盾を情報の伝達で否定する箇所があるけど、それは恐らく間違っている。相対論的因果の外で発見する確率は両理論を組み合わせた時に出てくる反粒子の存在によって打ち消されたはず・・・多分。

  • Abiko Eiichi

    量子力学の啓蒙書ですが、その各種概念、現象を一つのストーリーにしてイメージを提示する、自分にとっては革命的に分かりやすい書でした。特に粒子と波動の二重性の部分は、自分の粒子に対する概念を変え、その流れで不確定性原理を説明するくだりは感動すら覚えました。但し、説明の方向性が非常に物理的で、量子力学を全く知らない読者にはちょっと敷居が高いかもしれません。量子力学が解き明かした各概念が実在するからこの宇宙、世界が存在する、その実感を与えてくれる稀有な一冊でした。

  • mstr_kk

    わかりやすいわけではなく、僕には価値を味わえませんでした。

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