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世界の核被災地で起きたこと

フレッド ピアス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562056392
ISBN 10 : 4562056398
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

反対か、賛成か。推進か、廃絶か。まずは世界中の「現場」に行ってみた―。人類は核の被害をいかに被ってきたか。著名環境ジャーナリストが、福島はもちろん世界各地の事故・被ばく現場、放射性廃棄物を抱える地域を取材。原爆以降の人類の核被災の歴史を一望し、いま世界で何が問われているのかを明らかにする。

目次 : 第1部 世界を破壊するもの(広島―心に残る傷/ 臨界質量の発見―米英ソの核開発 ほか)/ 第2部 冷戦とプルトニウム(マヤーク核施設―ウラルの核惨事/ メトリーノ村―湯沸かし器まで汚染された村 ほか)/ 第3部 原子力の平和利用(スリーマイル島―いかにして原発を稼働させないか/ チェルノブイリ―「美しき」惨劇 ほか)/ 第4部 除染(サイズウェル―核の洗濯屋/ セラフィールド―ストーンサークルと核の遺産 ほか)

【著者紹介】
フレッド・ピアス : ロンドンを拠点に活動するジャーナリスト。20年以上にわたり85か国を取材。環境や科学、開発問題について精力的に執筆。英科学誌『ニュー・サイエンティスト』環境コンサルタント。CGIAR(国際農業研究協議グループ)農業研究ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー(2002年)、英国環境ジャーナリスト賞(2001年)、英国科学作家協会・生涯功労賞(2011年)受賞。著書の邦訳も多数出版されている

多賀谷正子 : 上智大学文学部英文学科卒業後、銀行勤務などを経てフリーの英語翻訳者に

黒河星子 : 滋賀県立大学人間文化学部卒。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、京都造形芸術大学非常勤講師を務めるかたわら英語・韓国語の翻訳を手がける

芝瑞紀 : 青山学院大学総合文化政策学部卒。英語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • DEE

    著者が訪れる世界中の核の被災地。 今までこれほどの核による災害が起きていたのかと驚かされる。 その歴史は隠蔽と不信の歴史でもある。都合の悪い核廃棄物をコンクリート詰めにしても、関係者に箝口令を敷いても、あったことをなかったことにはできない。 なんだかんだ言っても、今さら原子力の恩恵から離れられないないし、もうなんともならない気がする。

  • HaruNuevo

    世界各地に散らばる放射線、放射性物質による災害被災地を訪問し、統計、科学者の説明、そして筆者が見聞きしたことをまとめた渾身のルポ。 福島の章だけはなんか歯切れが悪いな、という印象があったが、軍事用核取扱時などで知らない事故が多くあった。これは読んでおくべき。 各事案で共通して言えるのは、責任組織と官僚の隠蔽体質。 最後の章で取り上げていた放射性廃棄物問題については、考えることが多かった。

  • takao

    ふむ

  • akanishi

    1章広島から終章長崎まで、被災地ひとつひとつでの話が重くのしかかる。最も心に残るのは、8章メトリーノ村、"規定を破っていることを認めないもっともよい方法は、測定をしないことだ。測定しなければ対処すべきものは存在しない"

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