フランシス・ハマーストローム

人物・団体ページへ

満月の夜のさんぽ

フランシス・ハマーストローム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784036310104
ISBN 10 : 4036310100
フォーマット
出版社
発行年月
1978年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
89p;21

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やすらぎ🍀 さん

    自然の音、動物の音を感じる方向へ進む家族。12ヶ月それぞれの季節に訪れる、自然豊かな地での満月。その夜はお散歩ができる日。薄明かりの中で気配に敏感な子どもたち、そっと見守る母親。その優しさに寄り添うように一枚の絵が挿入され、物語の想像力は膨らみます。素足で土の上を歩いたり、カエデの木にできた氷柱を甘いおやつにしたり、一歩踏み出さないとできない自然体験を満喫しています。…子どもの頃には沢山の夢を見てほしい。大人もその夢を思い出してほしい。水面に映る銀色の月の道で、夢と夢が合わさって、大きな輪になってほしい。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    美しい自然の風景に彩られた家族の記録。作者は鳥類学者で詩人のフランシス・ハマーストロムさん。二人の子供が小さい頃、家族は一つの約束事をしました。「1年に13回、満月の夜は夜更かしして探検をしよう」。月明かりの下、森や沼のほとりを歩く。自然保護活動で世界中を旅する両親だけに【さんぽ】と言っても結構ハード。12月にはマイナス35度の極寒の中を重装備して散策するのです。ロバート・カトーナさんが描くモノクロの繊細な絵もすばらしい。【満月の散歩】は娘に受け継がれ、孫のために描かれた本だそうです。1978年4月初版。

  • ぶんこ さん

    満月の夜に散歩しましょうと幼い子どもたちを誘えるお母さん、なんて素敵でしょう。1年間に13回の満月の夜、暑い日には池で泳ぎ、蛍をつかまえて両親の寝室にそっと離す。真夏はともかく零下1度の夜も池は温かいからと泳ぐ母、素敵すぎる。零下35度!でも沼に行く母子。その母子を心配して初めて散歩の様子を見に来た父。父のネズミの鳴き声に巣穴から顔を出すオコジョが可愛い。こんなに自然豊かな地でのアランとエルバの忘れ難い思い出。エルバの孫に、この本を捧げたそうで、素敵な思い出が繋がれていく。何度でも素敵とため息。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    母と子供たちの満月の夜のさんぽ。わー♪ なんていうか、なんかいいな☆ 1月から12月まで満月は13回。季節の移ろいを感じる13編の散歩のお話が入っています。野生動物を観察したり不思議なことに出会ったり、全部本当にあったことなんですって。■怖がらずにお散歩したがる二人も、どっしり構えて導くお母さんも、そして 快く送り出すお父さんも、みんなすごいなー☆ ■1編に2枚ほど挟まる緻密なモノクロの絵も静かな月夜のお散歩の雰囲気にぴったりです。■お母さん(作者)は生物学者で詩人なんですって。なんて素敵☆(1975年)

  • ちえ さん

    読友さんから以前勧められた1冊。1年間の間、満月の夜に母親と子供たちが散歩に出かける。夜の生き物、香り、声、音、空気の感じ・・・。とてもよかった。この前に『よるのかえりみち』で子ども時代の夜の街の帰り道を懐かしく思い出したけれど、この本は自然の中の夜。『月夜のみみずく』や『ながいよるのお月さま』も思い出しました。モノトーンの絵も好き。リクエストして道立図書館から来た本でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品