フランク、セザール(1822-1890)

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CD

交響曲 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1945)

フランク、セザール(1822-1890)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ84702
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

幻の名盤、フルトヴェングラーのフランクが遂に登場!
当VOX原盤からは世界初CD化!
日本でのリマスタリングにより音質改善!


10月発売のVOXヴィンテージ・コレクションで遂にフルトヴェングラーの1945年1月、スイスへの亡命直前のウィーンでの演奏会ライヴが登場します。
「演奏は異様な恐ろしさが表現され、興奮度と巨匠らしさで53年盤はこの日の演奏にはかなわない。」とフルトヴェングラー・ファンの間で語り継がれている真の演奏がここに遂に蘇ります。
 この日の演奏はオーストリア放送協会によってマグネトフォン・テープ(Magnetophon Tepe※)で録音されていました。1952年発売のこのテープによるVOXレコードは第2楽章冒頭に欠落がありながら、その音の良さで話題となり、現在そのレコードはファンの間で数十万円という高値で取引されています。
 今回のCDはマスターテープからの第一世代コピーテープから、第2楽章冒頭の欠落部分や、テープ速度の変動など修正されて作成されており、現在最良の演奏、音質と言えるものです。(日本コロムビア)

※マグネトフォン(Magnetophon):1928年ドイツで開発された世界初の紙テープを持ちいたテープレコーダ。主にドイツ・オーストリアの放送局で使用。

【収録情報】
・フランク:交響曲ニ短調
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1945年1月28日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

【VOXヴィンテージ・コレクション第2回】
1945年創立、LP初期からクラシック・ファンに愛好されてきたアメリカのVOXレーベルはクレンペラーやホーレンシュタイン、ブレンデルやクラウス、クリーンなど欧米の一流アーティストによる録音を数多く所有、その香り高く個性的な音源はあらためて多くの方にお聴きいただきたいものです。
 CD時代に入ってからは始めての本格的国内発売となります。タイトルを厳選し、新たに国内でマスタリングを行ったマスターを使用、オールド・ファンから若いファンまで音楽愛好家の渇を癒すシリーズとなるでしょう。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

内容詳細

この演奏は初期LP時代に米ヴォックスから発売されたが、それ以降このヴォックスから一度も発売されなかった。それが今回初めてヴォックス所有のマスターから世界初復刻である。かつてのLPのような欠落もなく、音も予想以上に良い。ファンは必携である。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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VOX盤のジャケットに平林氏の解説と1260円...

投稿日:2009/11/29 (日)

VOX盤のジャケットに平林氏の解説と1260円なら実にお得だ。肝心の音質だが、残念ながらDG盤の方に軍配が上がると言わざるを得ない。平林氏の解説によると、音源は、VOX社にあったオリジナルテープだそうで、経年変化は拭えない印象だ。また、もともとあったテープの揺れも若干聴きづらく、著しい改善を期待すると肩透かしを食らう。それでもWPらしい音色が随所で聴けるのはありがたい。ともあれ、この値段なら、気に入ろうがいるまいが、聞き比べの楽しみもでき、持っていて損はあるまい。板おこしとテープをつないで第2楽章を補修したものが出れば望ましいのだが。

eroicka さん | 不明 | 不明

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極度の戦時下1945年ライブ録音のものでこれ...

投稿日:2009/11/17 (火)

極度の戦時下1945年ライブ録音のものでこれまでもいろいろな盤があったものです。この演奏のLP盤等は知らないので何とも言えませんが改善された音色としても篭り勝ちな斑的なものがあるのは仕方ありませんね。第1楽章オドロオドロした例の循環主題出だしは更に引っ張るように強調されその後の一気高潮からの大転換の凄さは印象的・・・中ほどはマァマァ・・・そして結びはやはりこれでもかの最強音、第2楽章は結構ゆったり目に進みます・・・穏やかな時なのでしょう(一部従来の欠損部分が修復されているそうで・・・それは何よりのことです)。最終楽章些か溜めを多用してマッシブ的に管楽器が堂々と・・・フランクが初演後彼の妻に「思った通り(オルガンサウンドも含めて)鳴った」と言ったらしい・・・・。演奏部分が終わってすぐ無音状態になるの原盤ありきの前提でも少し白ける感じがしないでもありません・・・本質的なことではありませんが。とにかく単に切羽詰った状況下だけというのではない指揮者のその時の魂の揺さぶりがここにはあるようで演奏タイムは@17’52A10’47B10’24(この演奏・・・盤により表示タイムに少々差はあるようです)となっており1953年の同じくVPOを振った演奏(私は古いLP盤で聴いておりました)タイム@18’03A10’28B10’32と大差はありませんが全体大波小波ドラマチック性印象度はこの戦時下ライブ録音の方が勿論強いです。今回の素晴らしい技術的なサポート努力も多としなければなりませんね。

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マエストロ人生最大の危機、スイスへの悲劇...

投稿日:2009/10/26 (月)

マエストロ人生最大の危機、スイスへの悲劇の脱出・前夜、極限の精神状態で、彼の大芸術とマッチングさせ、昇華させた崇高な凄い芸術演奏。60年以上前の、 老化したであろうマスターテープからの歴史的な復刻、コロンビア技術陣に感謝・感謝です。昔、確かキング(ロンドン)かコロンビアLP盤で聞きました音より、はるかに完全になった音で、大芸術を鑑賞できます幸せで、十分に満足です。

ウイルヘルム目黒 さん | 東京都 | 不明

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