フランク、セザール(1822-1890)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 フランク:交響曲、リムスキー=コルサコフ:ロシアの復活祭 キリル・コンドラシン&バイエルン放送交響楽団

フランク、セザール(1822-1890)

中古情報

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基本情報

ジャンル
カタログNo
900704
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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BR KLASSIK〜バイエルン放送自主制作レーベル
コンドラシン/フランク:交響曲ニ短調、ほか


旧ソ連の生んだ名指揮者、キリル・コンドラシンは、クーベリックの次にバイエルン放送響の首席指揮者に着任する予定でした。1978年にソ連から亡命して、コンセルトヘボウ管などへの客演で着々と西側での声望を高めていたコンドラシン[1914-1981]。
 しかし彼は、1981年3月7日、クラウス・テンシュテットが本番直前にキャンセルした北ドイツ放送交響楽団のアムステルダム公演(マーラーの交響曲第1番ほか)で代役を引き受け、演奏会を大成功に終わらせたものの、直後に具合が悪くなり搬送先の病院で急死してしまいます。バイエルン放送響と相性抜群と見られていた名指揮者だけに、この悲劇は多くのファンを落胆させることとなります。
 そんなコンドラシンが残した録音のなかで、最も知名度が高いもののひとつがアルゲリッチと競演したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番でしょうか。ワイルドなソロと豪快に渡り合うオーケストラの表現力はいつ聴いても凄いものです。その演奏会の後半に演奏されたのが、このフランクの交響曲ニ短調。
 そのピアノ協奏曲第1番を上回るほどのアグレッシヴな演奏は、伝統的な重厚路線とは一戦を画す、コンドラシンならではのシャープなセンスを感じさせてあまりに見事です。

【収録情報】
・リムスキー=コルサコフ:序曲『ロシアの復活祭』
・フランク:交響曲ニ短調


 バイエルン放送交響楽団
 キリル・コンドラシン(指揮)

 録音時期:1980年2月7,8日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録曲   

  • 01. ロシアの復活祭序曲 Op. 36
  • 02. 交響曲 ニ短調 M. 48 - T. Lento - Allegro non troppo
  • 03. 交響曲 ニ短調 M. 48 - U. Allegretto
  • 04. 交響曲 ニ短調 M. 48 - V. Allegro non troppo

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フランクの交響曲には、ロシア(ソ連)の指...

投稿日:2016/02/21 (日)

フランクの交響曲には、ロシア(ソ連)の指揮者による興味深い演奏が意外と残されている。アーロノヴィッチ、そして、このコンドラシン。テンポは、ゆっくりじゃないんだろうけど、実に細かく理に適った表情付けをしていて、しかもダイナミック。オケはタマラナイだろうけど、メリハリ、次々やってくる変化に的確に、厳しく対応させた名演奏。流石だ、立派。ロシア的メロディアスで大きな音と、ドイツ的な重厚な、悩める音のせめぎ合い、混合プラス、ベルギー・フランス的な美しさ、官能、軽味、オルガン的な響きや、廻り回っての、神と人間の複雑さ、優しさ、社会の粗暴、そして、希望を見事提示している。コルサコフは、今まで聴いた演奏と、ちょっと違う。コンドラシン、恐るべし。早逝が、悔やまれる。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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