フランク・ブレイディー

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完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯 文春文庫

フランク・ブレイディー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167904357
ISBN 10 : 4167904357
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
615p;16

内容詳細

東西冷戦下、国家の威信をかけた勝負を制し、米国の英雄となったボビー・フィッシャー。「チェス界のモーツアルト」と評される彼はしかし、度重なる奇行と過激な発言で表舞台を去る。神童はなぜ狂気の淵へ転落したのか。長く親交を結んできた著者が、手紙やKGB、FBIの末公開ファイルを発掘して描いた傑作評伝。

目次 : 小さなチェスの奇跡/ 天賦の才能/ クイーン・サクリファイス/ アメリカの神童/ 冷戦のグラディエーター/ 宿敵との激戦/ アインシュタイン理論/ 伝説同士の衝突/ 世界チャンピオンへの挑戦/ ついに頂点へ/ 荒野の時代/ フィッシャー対スパスキー、ふたたび/ 放浪する魂/ 成田での逮捕/ 氷の国の終着駅

【著者紹介】
フランク・ブレイディー : 1934年生まれ。ニューヨーク・ブルックリンの出身。1960年に「チェス・ライフ」誌を創刊。フィッシャーも通ったNYの名門マーシャル・チェス・クラブの会長、NYのセント・ジョーンズ大学コミュニケーション学部長を務めた

佐藤耕士 : 1958年生まれ。上智大学文学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マエダ さん

    天才とは我が儘を最後まで貫き通したものなのか フィッシャーは細部にまでの拘りが印象的で自身初の世界一を決める大会にカメラの位置が気にくわないとボイコットを決め込むあたりはさすがである。 そんなフィッシャーがチェスで世界を魅了したのも事実であり 自身を語る最も辛辣な言葉で「私は人生のゲームでは負け犬だ」とあるが チェス以外のフィッシャーのギャップがまた人々を魅了し、周りを引きつける。 久々の濃厚ノンフィクションであった。

  • しろくま さん

    私は残念ながらチェスの事は全く分からないのだけれど、世界チャンピオンになったアメリカ人(当時はロシアがチェス界を圧倒していたので)ということで気にはなっていたのです。やはり、天才と言われる人間は行動が極端なんだなと再認識。良い方にその方向が向けば素晴らしい能力を発揮する。今回はチェスがそうなのだろう。しかし、極端な性格が人間嫌いという方向へむいてしまったところに彼の悲劇があるのだろう。しかし、その実力に惚れ込み協力を惜しまない人間が最後までいるのは天才たる所以だろうな。

  • 緋莢 さん

    羽生善治が解説という事で手に取りました(羽生さんはチェスでも日本1位だった事があり、現在でも上の順位にいるようです)。チェス界のモーツァルト”と評されるボビー・フィッシャーの生涯を書いた本。「適当に妥協してうまくやって行けば良いのにと多くの人は思うでしょうが それをしないのがフィッシャーのフィッシャーたるゆえんなのだと思います」と解説で羽生善治が書いているように、相当なチェスの腕を持ちながらも9・11の直後にフィリピンのラジオのインタビューに答える形で(続く

  • まーこ さん

    途中挫折です。。また今度ということで。。

  • ランフランコ さん

    色々な分野の世界チャンピオンがいるが、皆一様に人格者であることがほとんどだと思うが、フィッシャーはとんでもないな。強烈なクレーマーがたまたまチェスが強かったと思ったほうがいいだろう。20歳前後までのことは許せても、ええおっさんになってから支離滅裂な文句ばかり言ってるのは相当気分が悪い。30代後半くらからかなり落ちぶれた、情けない生活になってしまうが、完全に自業自得だし、かわいそうだとも全然思わない。むしろ当然だろうと思う、最後まで支援者がいたことの方が不思議だが、それはチェスが与えてくれた最後の恩恵だよ。

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フランク・ブレイディー

1934年生まれ。ニューヨーク・ブルックリンの出身。1960年に「チェス・ライフ」誌を創刊。フィッシャーも通ったNYの名門マーシャル・チェス・クラブの会長、NYのセント・ジョーンズ大学コミュニケーション学部長を務めた

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