フョードル・ドストエフスキー

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ドストエフスキイ後期短篇集

フョードル・ドストエフスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784828830582
ISBN 10 : 4828830588
フォーマット
発行年月
1987年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
246p;16X11

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち さん

    長い待ち合い、ひたすら安静。読むしかない。持参した本書を読了。きわめて実験的な作品ばかり。ドストエフスキー自身が編集した雑誌に毎号自身の特集を組む。「作家の日記」はドストエフスキーが書きたいことを政治から文学まで。

  • 武井 康則 さん

    「おとなしい女 空想的な物語」「ボボーク」「キリストのヨルカに召されし少年」「百姓マレイ」「百歳の老婆」「宣告」「現代生活から取った暴露小説のプラン」「おかしな人間の夢 空想的な物語」の8編を収める。晩年、雑誌編集者として書いていた「作家の日記」からの作品なので、その時々のコントという印象。幼少期、身体が弱かったらしく、死に対する親和性から強烈な自意識と宗教への傾斜が生まれたのではないか。暴走する自意識ゆえの独りよがりな饒舌は他と繋がれず孤立する人と、その対極にある、何事をも受け入れる少女。永遠の青春小説

  • SIGERU さん

    1873年から77年まで、雑誌に順次発表された。後期短篇集と銘打たれているが、実はドストエフスキイ晩年の浩瀚な「作家の日記」から創作部分を抜粋したものだ。ドスト氏の小説作品は初期作品も含めて完読しており、論説・批評・創作小説が混然一体となった「作家の日記」のみ読み止しのままにしていた。この便利な文庫本で創作小説を纏めて読めたのはありがたい。「おとなしい女」は、中年の主人公が16歳の処女を妻に迎えるという、ドスト氏の少女愛趣味を髣髴させる心理小説。幼な妻の複雑玄妙な心の動きを活写する力技は、まさに独壇場だ。

  • 刳森伸一 さん

    多くが『作家の日記』から取られた、ドストエフスキーの後期短篇集。諷刺的なものから哲学的なものまで幅広い。最後を飾る『おかしな人間の夢』は『地下室の手記』の発展型かもしれない。

  • ムイシュキン さん

    日記の形を取った作品は芸術作品となり得る出来だと解説にあるが、自分には内容が全く頭に入らず理解が及ばなかった。長大な一人語りとするならば、同氏作品の登場人物に特徴的なことなので、そうと思えばそれほど苦にすることはなかったかもしれない。そんな中でも墓の中の人物たちがやりとりする「ボボーク」が一番おもしろかった。

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