【中古:盤質A】 旅の日記〜フェスティンガー作品集　ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル

旅の日記〜フェスティンガー作品集

カリフォルニア北部パロアルトで育ち、カリフォルニア大学バークレー校音楽学部で作曲を学んだリチャード・フェスティガー。一時期はジャズにも傾倒し、ジャズ・ギタリスト、バンドリーダーとして活動したこともありました。彼の作品には直接的にジャズの語法は用いられていませんが、曲のルーツにはその要素も含まれているとされ、「それを聴いた時に感情が揺さぶられ、心に鮮やかに情景が浮かび上がる」と評されるほどに刺激的なものとなっています。
　各々の心の深層部を訪ねていくかのような『旅の日記』は、不確定であり周囲の見えない霧の中を旅するかの如くミステリアスです。デニス・ジョンソンの詩を用いた『時代の到来』、チェロを中心としたアンサンブルで描かれる『運動の法則』、ピアノの謎めいた和音が印象的な『予告された夢』。無限の可能性を探る音楽です。（NAXOS）

【収録情報】
フェスティンガー：
1.　旅の日記 (2003)
2.　時代の到来 (2003)（目覚める時／ここは乾いた、乾いた土地／詩／時代の到来）
3.　運動の法則
4.　予告された夢

　ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル
　　ジェームズ・ベーカー（パーカッション：1）
　　クリストファー・フィンケル（チェロ）
　　スティーブン・ゴスリング（ピアノ：1,3,4）
　　ジーン・コッペルード（クラリネット）
　　リンダ・クァン（ヴァイオリン：1）
　　ジェイン・ローゼンフェルド（フルート：2-4）
　ヨー・エレン・ミラー（ソプラノ：2）
　リム・スンハエ・アンナ（ヴァイオリン：2）
　ルイ・マルタン（ヴィオラ：1-3）
　マーガレット・カンプマイアー（ピアノ：2）
　ジェフリー・ミラルスキー（指揮：1,3）
　ハーヴェイ・ソルベルガー（指揮：2）

　録音時期：2006年9月24-25日（1,3）、2012年4月17-18日（2）、2002年6月9日（4）
　録音場所：ニューヨーク、アメリカ文芸アカデミー（1-3）　ニューヨーク市立大学パーチェス校スタジオC（4）
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）