フィリップ・K・ディック

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高い城の男 ハヤカワ文庫

フィリップ・K・ディック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150105686
ISBN 10 : 4150105685
フォーマット
出版社
発行年月
1984年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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16cm,399p

内容詳細

〈受賞情報〉ヒューゴー賞(1963年度)

ユーザーレビュー

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世界大戦の勝敗逆転モノ。日本に関しては比...

投稿日:2021/04/24 (土)

世界大戦の勝敗逆転モノ。日本に関しては比較的扱いがいいように思える。ナチスドイツに関しては散々な描写だがわりと史実ナチスの再現度は高いのではないだろうか。

hhi さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    これまでに読んだディックの小説とも、そしてまた通常の意味でいうSFとも大いに趣を異にする作品。無理を承知で言えば、ある種の稗史小説ということになるだろうか。小説の全体を構成するのは、第2次大戦で枢軸国が勝利した後の世界という仮構である。しかも、その世界のなかでは米英勝利の世界を描く『イナゴ身重く横たわる』といったフィクションが密かに流布しているといった、入れ子構造になっている。それにしても、なんともペシミスティックで絶望的な世界観が小説世界の統体を覆っていることか。極めて錯綜したディストピア小説だ。

  • ケイ さん

    もしこうであったら、という設定に驚き感心した。特にドイツにおいての後継者争いにおいてナチス高官たちのそれぞれの特徴はこのように判断できるのだというなど、逆に見てみれば見えてくる事があるのだと深く納得する。また日本人についての項では、媚びへつらって機嫌をとる者たちは、自分が機嫌をとる相手の趣味=弱点を把握していて、心の奥では馬鹿にしているのだと思わされた。「易経」の使い方は、理解しがたいところもあるが、これは日本人の立場から見るからで、欧米の人にはすんなり受け入れられる部分かもしれない。

  • かみぶくろ さん

    枢軸国側が勝利した世界が舞台のIF物語。本物と偽物の区切りなんて実はない、ってことはもとより、そもそも本物と偽物っていう考え方自体がとても人間的な造形物だと思えた。ナチスっていう未曾有のヤバイ存在を改めて認識し直すって意味でも(その萌芽は案外日常に転がってるんじゃなかろうか)、歴史に残るのが納得の書。

  • 『よ♪』@試験終了…徐々に復帰 さん

    とんでもない傑作!でも、とんでもなく退屈…第二次大戦で日本とドイツが勝利、アメリカは中立地帯を挟み西・東がそれぞれの領地。"高い城の男"というのは発禁小説『イナゴ身重く横たわる』著者の俗称。西側日本領では『役人に諂う工芸品店主』『起業を企てる贋作工芸士』『高級官僚との接触を謀るスパイ』を軸に展開。中立地帯では『工芸士の元妻とトラック運転手』が知り合い旅に出る。ここにスパイを追うドイツ陣営が加わり人間関係と物語が複雑に交差する。頭が追いつかない。何とか全てを理解して読み終えると──。脱帽。超メタ構造の世界。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    この物語の舞台は第二次世界大戦で日本やドイツが勝利を納め、立場が現実とは逆転してしまった世界である。日本に統治されたアメリカでは「イナゴ」というアメリカが勝利した現実(!?)をありのまま、描いたような本が秘かに読まれ、「易経」によって自分の運勢を決めているということによって本によって人々の命運が決まっているというある種の得体のしれなさと苦悩しながらも生きる人々の力強さを描きつつも現実とフィクションの境目が曖昧になる混乱が味わえる。表紙のCIAの紋章をナチスに変えたようなデザインはちょっと冷や汗もの^^;

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