フィリップ・リーヴ

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移動都市 創元SF文庫

フィリップ・リーヴ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488723019
ISBN 10 : 4488723012
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,378p

内容詳細

〈受賞情報〉星雲賞海外長編部門(第38回)

【著者紹介】
安野玲 : 1963年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    面白かった!ローテクとハイテクが微妙に混じったスチームパンク風ファンタジー。醜い少女と勇ましくないヒーローの物語。展開は速いが場面がそれぞれ印象に残りやすく工夫がされている。映画は観ていないが映像が浮かびやすく読みやすい。楽しくて一気読みしてしまった。人間は食べて糞して生きてるんだな、とエンタメながら深く意識させられた。綺麗ごとの一面と生きることの闇の部分が表裏一体。人物の造形もしっかりした感じがする。

  • 夜長月🌙@5/19文学フリマQ38 さん

    最終戦争から1,000年後の地球。人類は限られた資源のもと大都市そのものに巨大キャタピラを着けて移動しながら生活しています。厳しい環境の中、都市は都市を襲い略奪することで成り立っています。途中で出てくる脳だけをロボットに移植され、記憶を消され殺人マシーンとして生きる「ストーカー」が悲しい。そして過去の産物である大量破壊兵器のために流される血が多すぎます。映画化され2019年公開予定。動く大都市の映像は確かに見応えありそうです。

  • ヘラジカ さん

    "100 Great Works OF Dystopian Fiction"より。今年最終巻(邦訳)発売と映画公開が控えているとのこと。移動する都市という発想はまあありきたりだが、全世界が移動する街だらけで弱肉強食のシステムが確立しているという設定は奇抜で面白い。物語は映像化を念頭に置いているのかと思われるほどに活動的で、陸海空を舞台とする展開はジブリっぽくて飽きさせない。少しく感じられる"甘さ"も終わり方の無常感によって引き締められている。次巻以降はまたストーリーの質が上がるとのことで非常に楽しみだ。

  • 星落秋風五丈原 さん

    映画版と原作と異なる点 1.悪の親玉はロンドン市長チャドリー・ポムロイだが、映画版ではヴァレンタインの暴走。 2.上記の行為も含め、ヴァレンタインが映画版ではかなり悪者になっている。原作ではポムロイに逆らえない設定。 3.ヴァレンタインの娘キャサリンの性格は映画版・原作同じだがラストが異なる。 4.映画版では対決シーンでヴァレンタインがへスターに父親宣言しているが、原作ではキャサリンのみ。しかも「もしかしたらそうかも」程度。 5.アナ・ファンとヴァレンタインの対決場所の違い。

  • fukumasagami さん

    小型移動都市は今や目と鼻の先だった。上層で駆けまわっている住人の蟻のような姿も見て取れる。ロンドンにのしかかられそうなのに隠れる場所もないとは、さぞ恐ろしいにちがいない。いや、同情などする必要はない。大都市が共食いするのも、大都市が小都市をむさぼるのも、小都市が静止集落をたいらげるのも、すべては自然の摂理。それが都市淘汰主義だ。偉大なる工学士たるニコラス・キルケがロンドンを世界初の移動都市に生まれ変わらせてから千年というもの、世界はこの法則のもとで動きつづけている。

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