ピツェッティ(1880-1968)

ピツェッティ(1880-1968) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

18件
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  • ピツェッティの知名な管弦楽曲が集められている 先ず...

    投稿日:2017/08/09

    ピツェッティの知名な管弦楽曲が集められている 先ず劇”ピサの少女”からの組曲では情景や場面に誘発されて劇性に富んだ音楽表現を聞くことができる 牧歌風をピツェッティのスタイルと決め込んでいると面食らう それはギリシャ悲劇”オイディプス”への音楽から編まれた”三つの前奏曲”でも同様で その痛ましさに目を見開かされる 透明で風通しの好い光と柔らかい色彩に煌めく音楽だと思い込んで聴き始めると頬をはられる この曲集全体にある一種の緊張感と哀感はヴァンスカ&SSOという北の音楽家が奏でるイタリア音楽というばかりではあるまい バレエ音楽としても演奏された”ヴェネツィアのロンド”が一番の聴きものだろう コンサートプログラムの定番になってもいい見事な交響詩だ 晩年の作”新しき日への前奏曲”がまた興味深い らしからぬ前進性と切迫感に違和感すら覚える 意味深な曲名からして作曲の経緯を知りたいものだ 何かしらぬ音楽性の広がりに気づかされるディスクだった ピツェッティへの関心が高まる ご一聴を

    風信子 さん |60代

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  • 抒情歌の花冠の連なりを見るようなクァルテット集 四...

    投稿日:2017/08/07

    抒情歌の花冠の連なりを見るようなクァルテット集 四半世紀余の隔たりを経たことでピツェッティは四つの弦を活かす術を得たようだ ”ニ長調”が優れていると言うより音楽の充実度は格段に高く繰り広げられる世界はぐんと広がっている ”イ長調”はヴァイオリンの優位性が支配していて 四つの弦によるアンサンブルの妙は影を潜めていた だが抒情性は際立っているとも言える どちらも実に魅力ある作品で コンサートプログラムに登場しない憾みは深い 果たしてこの歌に満ちた四重奏曲を十八番とするようなクァルテットは現れるだろうか ソナタ形式も緻密な動機展開もないピツェッティの曲の美を紡ぎ出せるだろうか アカデミックな訓練を受けた楽団には難しいのかもしれない 特に第一番は ラプソディックな歌心を持って臨む発想の転換が求められる いずれにせよ演奏すれば成功は約束されている 何故なら聴衆は歓呼の声を持って迎えることは目に見えているからだ お聴きを

    風信子 さん |60代

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  • 聴いて好かった ”フェードラ”前奏曲で由って来る音...

    投稿日:2017/08/02

    聴いて好かった ”フェードラ”前奏曲で由って来る音楽性は明らかだ 今も協和音による和声法で音楽が書けることを証明している 時代錯誤の化石的音楽と揶揄する人があれば言おう この美しい音楽に横槍が刺せるのか それとも過去の誰かの音楽に似ているとでも言うのか 唯一無二の個性から発した創意である事は明らかだろう カエターニ夫妻による”真夏の歌”と題されたピアノ・コンチェルトの演奏を堪能した 素晴らしい演奏だ ピツェッティの音楽は語らう事で進行する そこには尽きない平明さと和やかさの流れを見る 何か思い込んだ方角へ突き進んだり ひとり心の奥に沈潜していくような姿は全く見られない だから狂喜乱舞する時もない おおらかで繊細な心配りと慈しみがにじみ出ている音楽は優しい美しさに染まっている 本当に聞いていて気持ちがいい 一人でも多くの人の耳に届くことを願っている   

    風信子 さん |60代

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  • 貴重な録音遺産を聴く NAXOSなければ出会えなかった...

    投稿日:2017/06/27

    貴重な録音遺産を聴く NAXOSなければ出会えなかった演奏の一つ 商業主義と偏狭な風土にどっぷり浸かったコンサートでもお目にかかれない 20世紀イタリア器楽音楽復興とルネッサンスとバロック音楽発掘整備に尽力した三傑の一人ピツェッティの交響曲は大日本帝国の国威発揚に供されるべきものではなかった 古楽研究で培った教会旋法で書かれた交響曲は第1と第4楽章がイオニア旋法 第2がリディア旋法 第3がドリア旋法と西洋音楽の文化の影を曳行している いかなる時代の政治や思想に染まることのない文化の光を放つ美しさに魅了される 人を威圧したり服従させる意思のかけらもない清らかで安らかな生命の迸りに心洗われる音楽だ さて現代の我らはこの至福を享受できる人間でありやなしや ハープ協奏曲も同じ魂が生んだ美しい作品だ 度重なる刺激に傷つき毒された耳目はこれら儚き人間の優しい語りかけを捉えることができようか ただ祈るばかりだ 人間が人間でいられるために 

    風信子 さん |60代

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  • ピツェッティの音響世界にはアロマテラピーのような香...

    投稿日:2017/06/21

    ピツェッティの音響世界にはアロマテラピーのような香りと土俗的な明るい色彩があり、良い雰囲気を醸し出してくれます。

    テリーヌ さん |60代

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  • ピツェッティのピアノソナタは魅力的です。さりげなく...

    投稿日:2017/05/06

    ピツェッティのピアノソナタは魅力的です。さりげなく聞こえつつも、音楽の質は高いように感じます。

    テリーヌ さん |60代

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  • ピツェッティのヴァイオリン・ソナタはかつて現代曲の...

    投稿日:2017/05/06

    ピツェッティのヴァイオリン・ソナタはかつて現代曲のなかで高い地位を占めていたようなのですが、今それほど高い評判を聞きません。なかなか爽やかで素晴らしい曲です。好きになりそうです。

    テリーヌ さん |60代

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  • 「紀元二千六百年奉祝交響楽団」で有名なこの交響曲を...

    投稿日:2017/05/06

    「紀元二千六百年奉祝交響楽団」で有名なこの交響曲を初めて聴きました。ピツェッティのイディオムが含まれつつもピツェッティらしくない不思議な曲です。かたやハープ協奏曲は平和な雰囲気で癒されます。

    テリーヌ さん |60代

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  • ピアノ協奏曲「夏の歌」”Canti della stagione alta...

    投稿日:2016/07/22

    ピアノ協奏曲「夏の歌」”Canti della stagione alta”は素晴らしい曲だと思います。第3楽章は胸躍るものがあります。この盤の演奏はいまひとつベストではないかもしれませんが、作曲家自身の情熱は表現できているように思います。昔持っていた音源(FM放送の私録音)でかなり優れた演奏(演奏者失念)があったので、それと比較するのは酷かもしれません。個人的にはこの曲が大好きですので、演奏云々は二の次かもしれません。

    テリーヌ さん |60代

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  • この解説には誤植が2つある。1曲目は綴りが「Fedra」...

    投稿日:2016/02/05

    この解説には誤植が2つある。1曲目は綴りが「Fedra」なので、日本語表記すると「フェードラ」である。「d」の次に「o」が入らないから、「ド」が長音になるはずがなく、「フェドーラ」ではおかしい。ウンベルト・ジョルダーノ作曲のヴェリズモ歌劇「Fedora」と混同したのだろう。「Fedra」はダンヌンツィオ原作、「Fedora」はV.サルドゥー原作で、綴りも違うので別物である。それから、3曲目も同じくダンヌンツィオを原作とするが、「カビーリア」という表記と、「カリビーア」という表記が混在している。こちらは綴りが「Cabiria」なので前者が正しい。ナクソスの担当者が横文字に弱かったのかと邪推したくなる。肝心の音楽のほうは、フェードラ前奏曲は、若書きのせいもあるのか、単調で面白みがない。カビーリアは、劇的な内容でそれなりに聴き応えはあるが、作曲者がなぜ独唱をテノールにしなかったかが疑問。もう少し静かな曲ならバリトンでも良いと思うが、オケも混声合唱も響きが分厚く書かれているので、バリトンではキーが低くて高揚感に欠け、独唱としての存在感が中途半端な印象を受ける。協奏曲は、チッコリーニの独奏によるライブ録音より音質は断然よいが、第2楽章など、ソリストに比べてオケの響きがやや薄いところがあるのが残念。3曲合わせて50分未満ということもあり、「買って損した」感が強く、星2つ。

    のろま さん |30代

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