ピツェッティ(1880-1968)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲第1番、第2番 ライタ四重奏団

ピツェッティ(1880-1968)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8570876
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ピツェッティ:弦楽四重奏曲集

まるでドヴォルザーク? と聴きながらジャケットを見直してしまいそうな、第1番の弦楽四重奏曲。これを書いたのは、マリピエロ、カセッラ、レスピーギと同世代のイタリアの作曲家ピツェッティです。彼はどちらかというと先進的な和声には嫌悪感を抱いていたようで、初期バロックやルネサンス音楽への回帰を目指していましたが、とはいうものの、抒情的な旋律を用い、和声も半音階的だったりと、かなり時代の風潮には忠実だったようです。さわやか香りを持つ前述の第1番に比べ、その約26年後に書かれた第2番は、明らかに後期ロマン派風の成熟した濃厚な音楽であり、ゆったりとした第1楽章では、おなじみのBACHの名前も音として引用されています。神秘的な音の流れは、そのまま第2楽章へと続き、見事な構造を持つスケルツォを経て、激しい終楽章へとなだれ込むのです。まさに「音のドラマ」です。(NAXOS)

【収録情報】
ピツェッティ:
・弦楽四重奏曲第1番イ長調(1906)
・弦楽四重奏曲第2番ニ長調(1932-33)

 ライタ四重奏団
  レイラ・ラーソニー(第1ヴァイオリン)、ジェルジ・アルベルト(第2ヴァイオリン)
  ラーシュロー・コロフヴァリ(ヴィオラ)、ラーシュロー・フェンイェー(チェロ)

 録音時期:1995年1月
 録音場所:ブダペスト、フェシュテティッヒ宮殿
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

イタリアの作曲家、ピツェッティ(1880〜1968)の弦楽四重奏曲集。古典的な明快さとモダンな色彩感をミックスさせたような魅力的な作品だ。イタリア的な明るさを感じる第1番(1906年)とより濃密な味わいの第2番(1932〜1933年)。ハンガリーのライタSQによる95年の録音。(治)(CDジャーナル データベースより)

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抒情歌の花冠の連なりを見るようなクァルテ...

投稿日:2017/08/07 (月)

抒情歌の花冠の連なりを見るようなクァルテット集 四半世紀余の隔たりを経たことでピツェッティは四つの弦を活かす術を得たようだ ”ニ長調”が優れていると言うより音楽の充実度は格段に高く繰り広げられる世界はぐんと広がっている ”イ長調”はヴァイオリンの優位性が支配していて 四つの弦によるアンサンブルの妙は影を潜めていた だが抒情性は際立っているとも言える どちらも実に魅力ある作品で コンサートプログラムに登場しない憾みは深い 果たしてこの歌に満ちた四重奏曲を十八番とするようなクァルテットは現れるだろうか ソナタ形式も緻密な動機展開もないピツェッティの曲の美を紡ぎ出せるだろうか アカデミックな訓練を受けた楽団には難しいのかもしれない 特に第一番は ラプソディックな歌心を持って臨む発想の転換が求められる いずれにせよ演奏すれば成功は約束されている 何故なら聴衆は歓呼の声を持って迎えることは目に見えているからだ お聴きを

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ルネサンス期の音楽を近代的手法で再現しよ...

投稿日:2014/11/07 (金)

ルネサンス期の音楽を近代的手法で再現しようとした一番と、その26年後に書かれたロマンティックな二番。同じ作曲家の作品だと分かるとはいえ、同じ作曲家の二面性をみることもできて、そこが面白いです!曲全体の雰囲気は穏やかで美しいです!リラックスしたい時とかにあいそう。演奏も叙情詩を歌い上げてるようで素晴らしかったです!

ひ〜ちゃん さん | 東京都 | 不明

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