ピエール・ブルデュー

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ハイデガ-の政治的存在論

ピエール・ブルデュー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894341616
ISBN 10 : 4894341611
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

哲学と社会の関係にラディカルに追る「哲学の社会学」。デリダ×ブルデュー論争の本質を明快に示した、まったく新しいハイデガー論。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    ハイデガー哲学の読解からその政治性を暴くのが本書の目的ではない。ワイマール共和国における大学という力の場において、大学界(champ)を世俗と分離し、哲学を守る場と見なす歴史的背景から、ハイデガーの著作を政治的かつ哲学的に二重に読む、という方向で本書は展開する。哲学の純粋性を求める姿勢こそ歴史的であるとする著者は、『話すということ』において展開したハイデガーの文体批判をさらに詳細に行いながら、専門語を作り繰り返す修辞に、政治と哲学を共通の由来を持つとした「相同的」関係と見なす「保守的革命」の動きを見出す。

  • momonori

    ブルデューが一九八八年に出版した本書は、彼の社会学者としての独自な観点によってハイデガー解釈を試みたものと言えるだろう。翻訳者である桑田禮彰氏による解説によれば、ブルデューは、ハイデガー哲学を相対性の面からは「哲学的」に、特殊性の面からは「政治的」に読まれるべきものである、という「二重の読解」によって解釈しており、これを基本姿勢とする。また、ブルデューのハイデガー解釈の核心は、マルクス的な「時代性の反映」の発想をフロイト的な「抑圧による逆説」の発想で補完し、ハイデガー哲学の逆説性を明らかにしたことである。

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